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こどもワークショップ 「竹楽器 つくってあそんで竹竹(ちくちく)バンブー」

2008年3月22日(土)13:30~

小学生対象のワークショップを開催。今回は、竹楽器自作自演のグループ「竹竹(ちくちく)バンブー隊」のみなさんをお迎えし、4種類の竹楽器づくりを子供たちに教えていただきました。
のこぎりで竹を切ることが思いのほか難しかったようですが、こどもたちは夢中になって楽器づくりを体験しました。完成後、場所をご父兄が待つ分館爲三郎記念館の庭内に移し、出来上がったばかりの楽器で演奏を披露。竹竹バンブー隊の音にあわせ、子供たちが思い思いに音を奏でました。その楽しそうな様子をご紹介します。

【今回作成した4種類の竹楽器】
・いやいやぶえ・・・吹くと「イヤイヤ」という音がなる笛(大人気でした!)
・たけたけっと・・・竹竹バンブー隊でいうカスタネット
・エレファントぶえ・・・象の鳴き声のような音がでる笛、形も象のよう
・ほーほーぶえ・・・ちょっと地味な音の笛、でも4種類の中では一番大きな楽器

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「数寄屋ライブ」  演奏:吉田省念(よしだしょうねん)と三日月スープ

2008年3月21日(金)18:30~

今月より毎週金曜は、両館20:00まで延長開館を始めました。17:00以降の入館が大人200円割引となり、週末前にゆったり、ゆっくりと昼間とは違う空間で美術鑑賞、数寄屋空間をお楽しみいただけます。21日(金)は、夜間イベントとして分館 爲三郎記念館では「数寄屋ライブ」を開催。
京都を拠点に活動中のアコースティックバンド「吉田省念と三日月スープ」のみなさんをお迎えし、オリジナル曲を多数披露いただきました。アコースティックギターの吉田省念さんのふわっと耳に残る唄に、ウッドベース、鍵盤楽器、トランペットの音が重なり、夕暮れの数寄屋空間は心地よい音に包まれ、100名弱のお客様を魅了しました。その様子をご紹介します。

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心地良い歌声の吉田省念さん

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ウッドベースの植田良太さん

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様々な鍵盤楽器とコーラスが光る

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トランペットのファンファンさん

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展覧会初日 ギャラリートーク開催

2008年2月16日(土)14:00~

古川美術館 企画展「舞妓の姿~舞いと踊り」が本日より始まりました。初日14:00より本展担当学芸員による作品解説が行われ、舞妓に魅せられ、その姿に託して独自の画境を追求した画家の表現方法、エピソード、舞妓の起源などを展示に沿って皆様にご紹介しました。熱心にその解説をお聞きくださったお客様より、終了後「すみずみまで研究されていて来た甲斐がありました」とうれしいお言葉を頂戴しました。本企画のギャラリートークは、3月8日(土曜日)、4月5日(土曜日)の各日14:00~予定しております。作品を見る手引きに、お時間あります方はぜひご参加いただけますと幸いです。

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舞妓の表現について解説

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舞妓の姿を紹介

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中村正義の描いた舞妓を紹介

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2階展示室、ここでは舞いと踊りをキーワードに能面も紹介。


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取材を受ける担当学芸員

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舞妓のルーツが描かれている屏風について紹介

パスポート会員限定企画 「幸兵衛窯見学ツアー」

2008年1月29日(月・休館日)

休館日を利用し当館パスポート会員限定ツアーを開催、パスポート会員の皆様と職員で多治見の市之倉地区にある小旅行に出かけました。向かった先は、美濃陶芸の作家、七代加藤幸兵衛先生の幸兵衛窯と、幸兵衛先生が館長をされている市之倉さかづき美術館でした。窯の見学や、数々の珍しい盃について先生に丁寧に説明いただきご参加いただいた皆様も熱心に聴講されていました。その後、場所を猿投のホテル金泉閣に写し季節のお料理をお楽しみいただき散会となりました。その様子をご紹介いたします。

幸兵衛窯にある古陶陶磁資料館で、幸兵衛先生から幸兵衛窯の歴史や先生自身のお仕事、先生のお父様である国指定無形文化財保持者 故加藤卓男氏についてのお話を伺いました。

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幸兵衛窯の食器工場を見学させていただきました。ここは普段は一般の方が入ることはできない場所ですが、今回は特別です。中央で説明してくださっているのは、幸兵衛先生の長男の亮太郎氏です。先生と同じく陶芸家として活躍されています。
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工場とは言っても手作業の部分が多くありました。これは、絵付けの工程です。
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2007年10月に多治見市市之倉の八幡神社境内に新しく制作された陶天井を見学しました。御案内下さったのは市之倉陶磁器工業組合専務理事の加藤様です。
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天井の陶板は幸兵衛先生や先生のお父様の加藤卓男氏など、市之倉の陶芸家が絵付けしたものです。
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ワークショップ 「和菓子をつくる*和のこころ」 講師:京菓子司 梅屋光孝

1月20日(土)

本日、13:30から分館 爲三郎記念館「大桐の間」にて和菓子を作るワークショップを行いました。参加者は定員の20名。受付終了後も大変多くの方よりお問い合わせをいただいた人気の講座です。和菓子職人の指導のもと、和気あいあいとした雰囲気の中で2種類、計5個の和菓子づくりを楽しく体験していただきました。さいごに、出来上がったばかりの和菓子をお抹茶でいただき、散会となりました。その様子をご紹介します。

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講師の梅屋さん実演中

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ワークショップの様子


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最後は出来上がったばかりの和菓子で一服・。・。・


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出来上がった和菓子です

学芸員による爲三郎記念館 解説

1月5日(土)

現在、分館 爲三郎記念館邸内は、1月14日まで邸内は、新春に合わせ、おめでたい「富士づくし」の茶道具や、伝統的なお正月の茶室の再現、今年の干支「子」にちなんだ設えなど、いたるところに、"お正月”を感じられる空間となっております。本日、学芸員による数寄屋建築と、設えの解説を行い、展示品、邸内の見どころなど、お客様にお聞きいただきました。次回は、2月2日(土)に行います。 1月16日(水)より、設えは変更となりますので、お時間あります方は、ぜひご聴講ください。

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伝統的な茶室の設えのある「大桐の間

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欄間の解説


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新春に合わせ"富士づくし”の設えのある「葵の間」

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庭園を一望できる場所をご紹介


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仏手柑(ぶっしゅかん

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新春企画展 初日

1月2日(水)

新年あけましておめでとうございます。2008年 新春企画展「絵でつづる日本 ゆかしき情景」が本日1月2日(水)より始まりました。年の初めにふさわしい日本画作品、分館爲三郎記念館での季節の設えなど、両館で、お正月、新春の美術館をお楽しみいただけます。また、着物でのご来館者もあり、お正月の風情を感じられました。この季節、着物で美術鑑賞、庭園散策、お抹茶で一服。。。。ゆったりとした時間をお過ごしいただくには最適と思います。

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1階展示室
 

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片岡球子先生が手がけた絵本の原画が展示されています


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上村松園、伊藤小坡などの軸作品を展示

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ぜひお着物で美術館へお越しくださいませ

☆1月14日(月・祝)成人の日☆
新成人の方、そして着物での来館者は入館料無料となります。 

小学生対象ワークショップ「巨匠に挑戦!かたちを探して、作ってみよう!」

開催日時  2007年12月1日(土) 13時30分~15時00分
開催場所  古川美術館 3階会議室  参加人数  27名

古川美術館 特別展「大観・玉堂・龍子 三巨匠」関連イベントで、小学生対象のワークショップを行いました。当館学芸員の展示解説を聞いた後、子供たち自身なりの絵画を作成、作品の鑑賞力を養うことを目的とした今回のイベント。参加くださったこどもたちの様子をご紹介します。
開催場所:古川美術館3階会議室 参加人数:27名

1:展示作品への興味・関心を持つ
  現在開催中の古川美術館 特別展「大観・玉堂・龍子 三巨匠」の展示作品を学芸員の簡単な解説を聞きながら鑑賞し、
  ★なぜ、巨匠と言われるの?三人はどんな人たちなの??
  ★作品の見所、どんなところが面白い? … など
『なぜ、どうして?』を展覧会担当学芸員が分かりやすく説明し、まずは、日本画、絵画に興味・関心を持つことから始まりました。

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学芸員による作品解説を聞くこどもたち

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2:作品に親しみを持ち、鑑賞する力を養う
学芸員の展示作品の説明が終わったところで、作品の中に描かれている型を探すクイズをし、どこに描かれているのか探すことで、作品への親しみが沸き、鑑賞する力を養うことが目的です。

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展示作品に隠れているカタチ探し

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3:作ってみよう!気分は巨匠! 
展示室でのカタチさがしの後は、場所を移し、グループに分かれ絵画作品作りをしました。

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作成風景

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こどもたち自身が巨匠になったつもりで、話し合い、構図を決めて、楽しそうにオリジナル絵画を作成しました。

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完成作品

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内田繁氏 美術講演会「茶の湯とインテリア」

平成19年11月16日(金)13:30~15:00
場所:ルブラ王山  聴講者数:155名

日本を代表するインテリアデザイナーであるだけでなく、茶の湯にも造詣が深く、ここ近年は茶の湯とインテリアに関する著書も数多く執筆されている内田繁氏。「茶の湯」をキーワードに、内田氏に爲三郎記念館の空間を総合演出いただく本展覧会のコンセプトや、インテリアデザインと茶の湯との関わりなどをお話いただきました。

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美術講演会「巨匠と言われた画家~新風・川端龍子」

平成19年11月9日(金)13:30~15:00  
場所:ルブラ王山  聴講者数:122名

本企画は、2部構成で鈴木高氏、岡信孝氏によって“川端龍子”をご紹介いただきました。その様子をご紹介します。

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会場の様子

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講師の岡信孝氏と鈴木高氏

 

 

 

 

 

【1部】 

第1部 講師:鈴木高先生

第1部 講師:鈴木高先生

講師:鈴木 高氏(川端龍子研究者)
鈴木高氏は、龍子の画に魅了され、自らの職をご退職された後、学芸員資格を取得。生前の龍子とのかかわり合いから龍子の画家としての姿のみならず家族との接し方、ひととなりにほれこみ、丹念に研究を重ねられてきた方です。川端龍子記念館の顧問学芸員としても活躍されています。
今回は、龍子記念館にある龍子手描きの作品解説等を用いながら、本展出品の作品についての解説いただきました。また、龍子の生家等をご紹介しつつ、龍子の人生、美術館構想、会場芸術についてなどの龍子の目指した芸術をご紹介いただきました。

【2部】 

第2部 講師:岡信孝先生

第2部 講師:岡信孝先生

講師:岡信孝氏(日本画家))
川端龍子を祖父にもつ岡氏は、龍子の誘いにより陶芸から日本画の世界へと転向し、その後、龍子の唱えた会場芸術を龍子とともに発展させてきた画家です。龍子の画家としての厳しい姿と祖父としての優しい姿をご講演して頂きます。 今回は、川端龍子の知られざる一面と、本展の中心である雪月花、松竹梅展が開催された当時のお話と、当時の知られざる裏話などを紹介いただきました。