初代館長古川爲三郎の足跡を辿る ―名城公園「百合の詩(ゆりのうた)」モニュメント整備完了を受けて―

このたび、名城公園内にあります「百合の詩」モニュメントの整備工事が完了し、IGアリーナのオープンに合わせて美しく生まれ変わりました。先日、当館館長の古川爲之が現地を視察し、その様子を写真に収めましたので、ご報告いたします。

「百合の詩」は、当館初代館長の古川爲三郎(1890-1993)が、1989年に名古屋で開催された世界デザイン博覧会に合わせて名城公園内に寄贈したモニュメントです(※正式な寄贈は1988年9月に行われました)。

IGアリーナの建設に伴う名城公園の整備工事により、「百合の詩」は一時的に近づくことができない状況が続いておりましたが、このたび美しく整備され、再び多くの方々にご覧いただけるようになりました。
IGアリーナという新しいランドマークとともに、「百合の詩」は名城公園の文化的な魅力をさらに高める存在として、これからも愛され続けることでしょう。

名城公園にお出かけの際は、ぜひ「百合の詩」にもお立ち寄りください。このモニュメントを通じて、名古屋の文化発展に大きく貢献された古川爲三郎の想いに触れていただければ幸いです。

百合の詩(ゆりのうた)と古川館長

IGアリーナの入口スロープからもご覧いただけます

令和7年度「伝統文化こども茶道体験」参加募集【受付終了】

🌿🌸本年度の『伝統文化こども茶道体験-茶人になろう!』へのご応募は【本日で締切】となりました。ご応募いただいた皆さま、誠にありがとうございました🍵
📮結果は【7月14日(月)より】返信ハガキにてご連絡させていただきます。
5日間という短い期間ではありますが、きっと思い出に残る楽しい体験になるはずです☺️✨
皆さまのご来館を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

土屋禮一先生ご来館

💛素敵な来館者💛
ただいま開催中の長谷川喜久日本画展に、日本芸術院会員の土屋禮一先生が同じく日本画家・林真先生と一緒にご来館下さいました。
土屋先生から日本画のお話や髙山辰雄先生のお話、龍のお話など、様々なお話をお聞きしました。
素敵なひと時、ありがとうございます。

また、本日よりJR名古屋タカシマヤにて長谷川喜久先生の日本画展が始まりました。タカシマヤの後は是非!古川美術館へ★
古川美術館の後は是非!JR名古屋タカシマヤへ★
長谷川喜久祭Weekです

長谷川喜久日本画展
2025年6月14日~7月21日
古川美術館と爲三郎記念館両館にて開催
7/12 14:00~は担当学芸員によるギャラリートーク
7/17 14:00~は長谷川先生アーティストトークです★



左)日本芸術院会員・土屋禮一先生  右)日本画・林真先生

「投扇興体験」開催【2025.7/03】

爲三郎記念館にて「投扇興体験」を開催いたしました

本日、爲三郎記念館にて「投扇興体験」を計2回開催いたしました。今回で2回目の開催となり、前回に引き続き、講師には和サロン「かつらそう」代表の 桂田園子(かつらだ そのこ)先生 をお招きしました。今回は、古川美術館オリジナルの投扇興セットを初めて使用しての実施となりました。

◎実践体験の様子
体験では、投扇興の歴史や楽しみ方、扇の扱い方について先生より丁寧にご説明いただいたのち、いよいよ実践へ。一人5回ずつ扇を投げて対戦していただきました。

参加者の皆様は、扇を手にした瞬間から緊張感と期待に包まれ、一投ごとに歓声や笑顔があふれ、和やかな雰囲気の中で楽しまれていました。講師の先生も「なかなかお目にかかれない」と驚かれるほどの珍しい銘「常夏」が出る場面もあり、今回も大いに盛り上がりました。

本日の得点結果のご報告
本日ご参加いただいた皆様の中から、特に高得点を獲得された上位3名の方をご紹介いたします。
🏆 得点上位者
1位 I様(女性) 得点:36点 銘「蓬生(よもぎう)」を出されました。
2位 I様(男性) 得点:22点 珍しい銘「常夏(とこなつ)」を出されました。
3位 K様(男性)得点:21点 フジテレビ「ぽかぽか」“名人”としてもご出演歴のある方です。
🎯 本日の参加者:19名 📝 平均得点:12

皆様の真剣な一投一投に、会場は大いに盛り上がりました。次回の開催もぜひご期待ください!

ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。また、展覧会ならびに「数寄屋deCafé」をご利用のお客様にも、ご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

古川美術館オリジナル「投扇興」セット 受注販売中!

今回使用した、古川美術館オリジナル「投扇興」セットは受注生産にて販売いたします。優雅な遊びのひとときをご自宅でもお楽しみいただける逸品です。ご希望の方はぜひお問い合わせください。

日本画家•岸野圭作先生ご来館

日本画家の岸野圭作先生が、当館の評議員の大原康之様とご一緒に長谷川喜久日本画展にご来館くださいました。

岸野先生と長谷川先生は古いお付き合いだそうです。
岸野先生は長野にお住まいですが、今日の名古屋の暑さに驚いておられました。
長野は名古屋より10度低いそうです。
暑い日が続きますが。皆様お身体にお気をつけください。美術館は涼しいですよ。いつでもいらしてくださいね。

左から古川爲之館長、日本画家•岸野圭作先生、長谷川喜久先生、大原康之評議員

初代館長古川爲三郎寄贈「百合の詩」ご紹介

初代館長古川爲三郎が1989年に名古屋で行われた世界デザイン博に合わせて名城公園内に「百合の詩」を寄贈したことをご存知でしょうか?もうすぐこけら落としが行われるIGアリーナのすぐ隣にあり、現在は工事中で近づけないのですが、特別に写真を撮らせていただいたので現在の様子をご紹介いたします。IGアリーナのオープンに合わせてきれいに磨いて下さるそうなので、皆さまも是非足をお運びください。

※寄贈は1988年9月に行われました。

 

右から 主催館館長 古川爲之 審査員 櫃田珠実先生 審査員 神田真秋先生 審査員 久野利博先生 公募展 ご関係の篤志者 審査員 阿野義久先生 審査員 久世直幸先生

第4回公募展古川美術館Fアワード 審査会を実施いたしました

第4回公募展古川美術館Fアワードの審査を実施いたしました。

審査日時 2025年6月20日(金)

審査会場 ルブラ王山

応募総数   201点   【内訳】 大学部門 102点  高校部門 99点 

本審査点数  169点    【内訳】 大学部門  80点  高校部門 89点 

                  

■審査員

阿野 義久(画家 愛知県立芸術大名誉教授)

神田 真秋(愛知芸術文化センター総長)

久世 直幸(画家 大阪芸術大学教授)

久野 利博(美術家 名古屋芸術大学名誉教授)

櫃田 珠実(美術家 元名古屋芸術大学教授)

 

■審査結果

入選 36点    【内訳】大学部門 18点 高校部門 18点

 

厳正なる審査の結果、36点の入選が決定いたしました。

入選作の発表は、6月26日(木)、ホームページにて発表いたします。

今回は200点超の応募があり、審査員の先生方もどの作品にするか、非常に悩み審査をしてくださいました。

ご応募いただいたみなさん、ありがとうございました。

そして入選された皆さん、おめでとうございます。

まもなく、発表しますので、もうしばらくお待ちください。

 

尚、入選作品展は 8月2日(土)~8月10日(日)に開催いたします。

同期間に、昨年の大賞受賞者の福島七海さんの個展も爲三郎記念館にて開催いたします。。

8月1日(金)は13時半より、授賞式を開催いたします。

 

写真 右から
主催館館長 古川爲之
審査員 櫃田珠実先生
審査員 神田真秋先生
審査員 久野利博先生
公募展ご関係者
審査員 阿野義久先生
審査員 久世直幸先生

 

是非、皆様ご高覧ください。

 

名古屋芸術大学 芸術学部 芸術学科 美術領域 日本画コース の学生の皆様ご来館【2025.06.19】

古川美術館・爲三郎記念館同時開催の展覧会「長谷川 喜久 日本画展 色-彩~空間の記憶~」へ長谷川先生は教鞭を執られている名古屋芸術大学 芸術学部 芸術学科 美術領域 日本画コース の2年生、4年生、院生の皆様がご来館くださいました。 展示作品を前に先生がお話をされ、皆さん熱心にお聞きになられていました。

 

太田公典先生講座「青と白の容~進化する染付」開催

  1. 本日、太田公典先生を講師にお招きし講座「青と白の容~進化する染付」開催いたしました。9月26日から開催する日本伝統工芸展に向け、先生の作品が磁器の染付作品でありながら具象から抽象に変化した理由を伺いました。会場にはCBC様から先生宛にお花もとどきました。

太田先生(左)CBC特別顧問 林尚樹様(右)

郡和子展 千秋楽★ 岡田邦彦さまご来館くださいました

4月26日からはじまりました爲三郎記念館特別展「ガラスに宿る生命力 郡和子展」の最終日を迎えました。
最終日の今日は、郡和子先生の先輩でもあり、初代J.フロント リテイリング代表取締役会長、第6代松坂屋代表取締役社長、第25代名古屋商工会議所会頭であられました実業家・岡田邦彦さまがご来館してくださいました。
名古屋大学経済学部の皆様、多くのご来館ありがとうございました。
左より:実業家・岡田邦彦様(左) 郡和子先生(中央) 古川爲之館長(右)