現在の展覧会

古川美術館特別展Collector’s exhibition4「パリの100年~バルビゾンから印象派、エコール・ド・パリまで」

本展はパリの100年に注目し、印象派を中心に印象派が科学的な進歩を遂げる後期印象派、そして個性豊かなエコール・ド・パリまで、世界の名画を紹介します。
会期の前期ではバルビゾン派と印象派。そして後期はエコール・ド・パリの作品を展覧します。3年前の話題を呼んだウィリアム・ターナーの作品に加え、日本では初公開となるセザンヌ、シニャックなどの後期印象派らの作品、そしてレオナール・フジタがパリに渡った直後の貴重作も必見です。
パリという都市の洗練された美しさ、そこに生きる人々の哀歓の姿、都市文化と自然との調和などパリが生んだ芸術の独自性とその幅の広さをご覧いただきます。

クロード・モネ「霧の中の太陽」1904年 個人蔵

ピエール=オーギュスト・ルノワール「髪を梳かす少女」個人蔵

J・M・ウィリアム・ターナー「Fonthillに建設中のゴシック様式の修道院(午後)の眺め」1800年頃 個人蔵

カミーユ・ピサロ「モンフーコーの羊飼い」1875年 個人蔵

 会期  2024年9月6日(金)~12月22日(日)
 休館日  月曜日 (月祝の場合は開館、翌平日に休館)
 会場  古川美術館
 主催  公益財団法人 古川知足会
 後援
 愛知県、名古屋市、岐阜県、愛知県教育員会、名古屋市教育委員会、岐阜県教育委員会
 多治見市、多治見市教育委員会、
 中日新聞社、CBCテレビ、東海テレビ、スターキャットケーブルネットワーク㈱ 中京テレビ
 協賛  東海東京証券株式会社
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

 

 

爲三郎記念館特別展「七代加藤幸兵衛展 シルクロードの煌き」展

開窯200年の歴史を誇る美濃の名窯・幸兵衛窯七代加藤幸兵衛は、父 加藤卓男が甦らせたペルシャ陶技を継承し作陶を展開しています。玉虫色の輝きを放つラスター彩や穏やかな釉の流れを見せる三彩など豊かな色彩と現代的な造形が見事に融合し、七代幸兵衛の独自の世界観を構築してきました。また、2023年には三彩の技術で岐阜県重要無形文化財保持者として認定を受けました。七代幸兵衛の作品の中でひときわ異彩を放つのがその美しい発色です。ペルシャ陶に描かれる人物文様のみならずアジア全体を視野に入れた陶板や、直線を基調とした洗練された造形を持つ花器など、様々な作品にみられる目を見張る色彩。これらの輝きは父卓男とは異なる美しい七代幸兵衛の代名詞ともいえる技法です。本展ではその美しい発色に着目し、七代加藤幸兵衛の足跡を展覧します。

ラスター彩姑姫文鳳首瓶(さい こきもん ほうしゅびん)

ラスター彩青釉陶額「生命樹讃歌」(せいめいじゅさんか)

 会期  2024年11月19日(火)~12月22日(日)
 休館日  月曜日(月祝の場合は開館、翌平日に休館)
 会場  公益財団法人古川知足会 爲三郎記念館(旧古川爲三郎邸)
 主催  公益財団法人古川知足会
 後援
 愛知県、名古屋市、岐阜県、愛知県教育員会、名古屋市教育委員会、岐阜県教育委員会
 中日新聞社、CBCテレビ、東海テレビ、スターキャットケーブルネットワーク㈱
 多治見市、多治見市教育委員会、中京テレビ
 協力
 ㈱幸兵衛窯
 協賛
 東海東京証券株式会社