次回の展覧会

第4回公募展 古川美術館Fアワード~次世代につなぐ 入選作品展

2021年に設立し、次代の表現を模索する高校生/大学生・大学院生(30歳以下)の芸術を志す若い世代への支援を目的として開催したFアワードの入選作品展を開催します。

本公募展は、財団設立35周年を記念として発足し、第1回展は東海三県(愛知、岐阜、三重)を対象に実施しました。そして第2、3回展は東海四県(静岡を加える)に在住、在学、または出身の高校生、大学生・大学院生(30歳以下)の若者を対象とした絵画公募展として実施しています。第4回展は新しい審査員を迎え、引き続き東海四県の高校生・大学・大学院生を対象として公募を実施いたします。本公募展を通じて古川美術館が財団設立時より実施してきた、文化・芸術振興、および教育普及事業の一環とします。またコロナ禍で創作、発表の場を失った若い世代が、芸術活動に対して希望を取り戻し、新しい芸術表現の扉を開くきっかけとなることを期します。高校部門、大学部門と審査を分けて実施し、優秀な作品には賞を授与して奨励します。また同時に、来館者にとって新しい作家との邂逅の場となり、若者たちの芸術活動を楽しんでいただく展覧会とします。また入選作品展の前に授賞式、作品講評会、入選者同士の交流会も設営し、審査員世代からの批評に加えて、同世代同士の意見交換を通じて、若い世代の芸術活動の場を広げることも目的としています。

若者たちが現代を見つめ、己の内面と向き合い、新しい芸術表現を求めて描き出した多様な個性あふれる作品を是非ご覧ください。

入選作品はこちら
入選作品の発表は6/21(土)の夕方を予定しています。

 会期  授賞式/批評会/学生交流会 2025年8月1日(金) 午後1時半~4時
 入選展覧会  2025年8月2日(土)~8月10日(日)午前10時~午後5時(8日間)
 審査員  50音順 敬称略
 阿野義久 油画 愛知県立芸術大学名誉教授
 神田真秋 愛知県芸術文化センター総長、元愛知県知事、弁護士
 久世直幸 日本画 大阪芸術大学教授
 久野利博 造形作家 インスタレーション 名古屋芸術大学名誉教授
 櫃田珠実 美術家 写真 版画 メディアデザイン 名古屋芸術大学教授(~2023年)
授賞式のお知らせ

授賞式  2025年8月1日(金) 午後1時半~4時
会場   古川美術館 1階展示室
※授賞式後、審査員と当日来館の受賞者による作品講評会を予定しています。

爲三郎記念館 夏の公開 オープンミュージアム

日 時:2025年8月2日(土)~8月10日(日)午前10時~午後5時(8日間)
観覧料:無料 爲三郎記念館邸内で、夏のオープンミュージアムとして様々な展示も実施しています。

1.「古川美術館Fアワード 第3回展大賞受賞作家~福島七海作品展」
公募展Fアワードの受賞記念作家の作品展示です。メイン会場を「大桐の間」に設定し、美術館の展示室空間ではない、数寄屋の日本家屋を自由に使い、受賞作家が自身の作品の展示方法を含め、会場をプロデュースします。
第3回の受賞作品を展示するほか、この1年間で作家が表現してきた新作も展示します。

2.愛知県立芸術大学 陶磁・芸術表現コース×数寄屋 de Café 
愛知県立芸術大学 陶磁・芸術表現コースで学ぶ学生と卒業して活動する作家がタッグを組み、数寄屋de Caféの銘々皿を半年かけて制作してきました。この期間中にその銘々皿を披露します。また、本プロジェクトに加わった学生、作家による展示も行います。夏のイベント、今年のお気に入りの銘々皿を探してください。
協力:愛知県立芸術大学陶磁・芸術表現コース

3.名古屋造形大学造形学部 造形学科 空間作法領域×数寄屋 de Café 
爲三郎記念館数寄屋Caféの椅子を、記念館の室内空間、周辺環境にふさわしいデザインします
制作された椅子は実際に数寄屋de Caféでお座りいただけます。あなたのお気に入り椅子に出会うチャンスです。
協力:名古屋造形大学造形学部 造形学科 空間作法領域

4.「街なかアーツ」 あいちアールブリュット選抜作品展示 
街なかアーツは、愛知アールブリュット選抜作品を国の登録有形文化財の中で展示する取り組みです。
協力:AJクリエイト

5.こども文化茶道教室(要予約)