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財団設立40周年記念-名品で愉しむ四季の茶会-実施レポート【2026.5.30】 

財団設立40周年記念茶会の第1弾「草上の星」を無事終えることができました。

今回のテーマは「草上の星」。初夏の闇夜に美しく舞う「蛍」の姿を、お茶席全体で表現するという趣向です。

床の間を彩ったのは、現在開催中の特別展の出品作家である日本画家・山本眞希先生の作品と、初夏の情景を映した「長良川鵜飼句」のかな書のお軸。絵画と書が美しく響き合う、美術館ならではの贅沢な饗宴がお客様をお迎えいたしました。

そして本席の主役を務めたのは、当館が所蔵する数々の天目茶碗です。

茶道において最も格調高く、厳かな場面で用いられる特別な道具である天目ですが、今回はその器の中に宿る独特な文様や吸い込まれそうな深い輝きを、草むらで静かに光を放つ「蛍」に見立てるという、当館としても初めての大胆な試みに挑戦いたしました。

お席に華を添えた本日のお菓子は、大黒屋本店製の「清流」(錦玉・羊羹)。その脇には、闇夜を飛び交う蛍を模した愛らしいお干菓子を添え、純銀製の四つ足菓子器にお乗せしてお出しいたしました。

伝統的な格式をベースに据えながらも、季節の情景を遊び心とともに深く味わう――。古川美術館ならではの美の世界を五感でご堪能いただける、40周年の幕開けにふさわしい贅沢なひとときとなりました。

ご来席いただきました皆様、ご参席ありがとうございました。
財団設立40周年を記念した特別な催しは、今後も第2弾、第3弾と続いてまいります。どうぞこれからの企画にもご期待ください。

クラウドファンディング1周年記念「感謝の茶会」【実施報告2026.4.11】

本日、爲三郎記念館の庭園茶室「知足庵」にて、クラウドファンディング1周年を記念した『感謝の茶会』を職員でおもてなし、開催いたしました。

昨年のプロジェクトから1年。支えてくださった皆様への感謝を込めて、当館所蔵の茶道具を並べ、一期一会のひとときをお届けいたしました。

本日のお菓子は、大黒屋本店製の「重なり」(外郎製)。 重なり合う季節の喜びを表現した美しい生菓子に、蝶に見立てたドライパイナップルを添えて、春の庭園に舞う軽やかな空気感を演出いたしました。

また、今回は趣向を凝らし、邸内の展示空間を「寄付(よりつき)」に見立てた特別な室礼に。画像にある「会記」も、当館らしい現代的な見立てで飾らせていただきました。

ご参加いただいた皆様、そして日頃より応援してくださる皆様に、改めて深く感謝申し上げます。

本日の和菓子 「重なり」大黒屋本店製

上段左より ①白楽/覚入造②16代善五郎造③黒織部沓形 下段左より ④櫻花/陳元贇造⑤薩摩/十二代寿官造⑥高麗花三島/申相浩造

 

 

日本画家 並木功先生ご来館【2026.2.20】

現在開催中の展覧会「名山巡礼」に出品中の作品作家、日本画家の並木功先生が長野県よりご来館くださいました。

ご自身の作品を前に、貴重な記念撮影もさせていただきました。 作品に込められた息吹を直接感じられるこの機会に、ぜひ並木先生の描く山の表情をご覧ください。

会期はいよいよ3月1日(日)まで。 ミュージアムショップでは、並木先生のポストカードも好評販売中です。 

皆様のご来館を心よりお待ちしております。

「六代 加藤作助 襲名記念茶会」実施報告とお礼【2026.2.1】

2026年1月31日(土)・2月1日(日)の2日間、爲三郎記念館 庭園茶室「知足庵」におきまして、「六代 加藤作助 襲名記念茶会」を開催いたしました。

本茶会は、六代加藤作助氏の襲名を記念し、床の間には作助窯ゆかりの品を、お道具には水指・花入から茶碗・菓子器に至るまで、歴代および当代の作品を調えて皆様をお迎えいたしました。

■作助窯の歴史を象徴する床飾り

作助窯は大正時代、徳川家の命により大正天皇へ「古瀬戸香炉一対」を献上した際、徳川家より『古瀬戸窯』の称号と金印を授かりました。展覧会を後援くださっている株式会社オノコム様のご協力のもと、3Dプリンター技術を用いてこの金印を再現。作助窯の象徴を床飾りに拝し、伝統の重みを現代の技術で写し出す特別な空間となりました。

六代加藤作助氏(写真左) 木工竹・川口清三先生(写真右) 床には、株式会社オノコム様のご協力のもと、3Dプリンター技術を用いて作成された金印「古瀬戸窯」と、大正天皇への献上香炉を。

■想いの込められた茶杓「初音」

木工竹・川口清三先生より、六代としての「初鳴き」の舞台を祝し、紅梅茶杓「初音」が贈られました。源氏物語「初音」の帖に託したお母様への想い、そして〆印の源氏香図。贈られたばかりのこの茶杓を、本席にて初披露させていただきました。

■本日の御菓子

2日目の主菓子は、襲名を寿ぐ「代々(よよ)」(羽二重つぶあん)。織部を象徴する緑の羊羹と、作助窯の印である瓢をあしらい、代々受け継がれる伝統の息吹を表現いたしました。

大黒屋本店製

■精巧に再現された獅子香炉(プチサプライズ)

節分にちなんで『鬼の足』のべっこう飴を忍ばせ、お席の最後に皆様へお出しいたしました。内部まで緻密に再現された最新技術の凄さと、その見た目からは想像できない「軽さ」に、お客様からも驚きの声が上がりました。

六代 加藤作助 氏(右)と、寄付きにてお客様をお迎えされたご子息(左)

厳しい寒さの中、ご参加いただいた皆様には厚く御礼申し上げます。 また、茶会開催に伴い、一部展示の観覧をお待ちいただきました一般入館のお客様、ならびに「数寄屋deCafé」をご利用の皆様にも、多大なるご理解とご協力を賜りましたこと、深く感謝申し上げます。

「六代 加藤作助 襲名記念茶会」初日【2026.1.31】

本日、2026年1月31日。 冷え込みの厳しい一日となりましたが、爲三郎記念館では「六代 加藤作助 襲名記念茶会」の初日を無事に迎えることができました。

凛とした冬の空気の中、庭園茶室「知足庵」へ足をお運びいただいた皆様、誠にありがとうございました。 六代 加藤作助氏の襲名を祝う晴れやかなお席で、和やかなひとときを過ごせましたことスタッフ一同心より感謝しております。

また、本日は茶会開催に伴い、茶室「知足庵」や「太郎庵」をご覧いただけなかった一般入館のお客様、ならびに「数寄屋deCafé」をご利用の皆様には、ご理解をいただき、本当にありがとうございました。

明日の2月1日(日)も引き続き茶会を執り行います。 すでにご予約で満席となっておりますが、本館(古川美術館)では壮大な景色が広がる「名山巡礼展」を開催しております。 寒い一日となりそうですが、ぜひ暖かな装いで、心静まるひとときを過ごしにいらしてください。

菓銘「幾千代」|大黒屋本店 謹製 紅白に染め分けられた美しいきんとんに、金箔を纏った瓢をあしらい、千代の繁栄を願う情景を写しました。 中には、なめらかで上品な甘さの道明寺餡を忍ばせております

 

2026年 最初の展覧会が本日より開幕&六代作助氏アーティストトーク実施

名古屋の古川美術館・爲三郎記念館にて、新春を彩る特別な展示が幕を開けました。

【古川美術館】富士山コレクション「名山巡礼2026~Happy Mountain」

古川美術館が誇る圧巻の「富士山」コレクションが一堂に会します。 横山大観や竹内栖鳳といった巨匠が描く気高い富士の姿は必見。 さらに、日本の名峰からアルプスの山々まで、世界中の「山」を描いた作品たちが並びます。

担当学芸員による作品解説も、より深く作品を知ることができる貴重な見どころのひとつです。明日1/10(土)14:00~、担当学芸員によるギャラリートークを行います。入館料のみでご参加いただけますので、作品鑑賞の手引きにオススメです。

爲三郎記念館では、襲名記念「六代 加藤作助展 ―伝統と革新―」

江戸時代から続く名門「作助家」の次代、加藤圭史氏が六代を襲名。 注目の最新展を開催いたします。伝統と革新が響き合う、新たな「作助」の世界をぜひご覧ください。期間中、ミュージアムショップでは、作助窯・6代作品の販売を、また期邸内「数寄屋deCafé」の器でメニューをご提供します。

本日の初日には、作助先生のアーティストトークを行い、大勢の方にご参加いただきました。

🗓 会期:開催日:2026年1月9日(金) ~3月1日(日) (※加藤作助展は2月15日まで)

 

年末年始休業のお知らせ

🎍 年末年始休業期間:2025年12月27日(土) 〜 2026年1月5日(月)

上記期間、古川美術館・為三郎記念館は休館いたします。 あわせて、爲三郎記念館内のミュージアムカフェ「数寄屋deCafé」も同時休業となります。展覧会およびカフェの開始は1月9日(金) 10:00からとなります。ご来館の際はご注意ください。


🖼 2026年 新春展覧会(1/9〜)

新年の幕開けを飾る、2つの特別な展示が始まります。

古川美術館:富士山コレクション「名山巡礼 2026 〜Happy Mountain〜」新春にふさわしい「富士山」の名画が勢揃い! 📍 第3展示室では、小学生×美術館のコラボ作品展「まだ見ぬ世界へ」も同時開催。

爲三郎記念館:襲名記念「六代 加藤作助展 ―伝統と革新―」受け継がれる伝統の技と、現代の感性が融合する美の世界。 ゆったりとした時間が流れる数寄屋造りの空間で、新春のひとときをお過ごしください。

両館ミュージアムショップ:関連商品はじめ、福袋(古川美術館のみ)もご用意しています。


新しい年の始まりに、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

【詳細情報】🗓 会期:2026年1月9日(金) 〜 3月1日(日) (※加藤作助展は2月15日まで)

⏰ 開館時間:10:00 〜 17:00 (最終入館16:30)

🍵 数寄屋deCafé:10:00 〜 17:00 (L.O. 16:30) 休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)

連続文化講座 開催のお知らせ Notice of Continuous Cultural Lecture Series

講師に市川櫻香氏を迎え、浄瑠璃言葉で近松門左衛門の「冥土の飛脚」を朗読します。

皆様、是非ご参加ください✨

 

日時:12月12日(金)10:30~11:30

会場:古川美術館

定員:22名(事前予約制)

参加費:1,500円 ※別途入館券が必要です。

講師:市川櫻香(甲南女子大学「身体表現論」講師)

申込先:古川美術館

電話番号:052-763-1991

 

 

We will welcome Ms. Oka Ichikawa as our lecturer, who will read Chikamatsu Monzaemon’s “The Courier for Hell” in Joruri language. Everyone, please join us! ✨

 

Date and Time: Friday, December 12, 10:30–11:30

Venue: Furukawa Atr Museum

Capacity: 22 people (advance reservation required)

Participation Fee: 1,500 yen *Separate admission ticket required

Lecturer: Oka Ichikawa (Lecturer of “Theory of Physical Expression” at Konan Women’s University)

Registration: Furukawa Art

Museum  Phone: 052-763-1991

オリジナルグッズ作品反転に関するお詫び

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

この度、当館ミュージアムショップで販売しております一部のオリジナルグッズに、展示作品の図版の向きが反転しているという製造上の誤りがあることが判明いたしました。ご購入いただきましたお客様には、多大なるご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。

1. 対象商品
商品名:ブシコー派の画家の時禱書「磔刑」ポストカード 価格:132円(税込)


2. 不備の内容
当該商品にデザインされている作品の図版が、本来の向きとは左右反転した状態で印刷されておりました。
3. 原因と対応
製造工程におけるデータ作成時のミスが原因でございます。今後は、デザイン監修時のチェック体制を強化し、再発防止に努めてまいります。
4. お客様への対応(交換)について
当該商品をご購入いただいたお客様には、良品との交換にて対応させていただきます。誠にお手数ではございますが、下記のお問い合わせ窓口までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【対応方法】
下記お問い合わせ窓口までご連絡くださいますようお願い申し上げます。お手元の商品は、良品到着後、お手数ですがお客様ご自身で破棄していただきますようお願い申し上げます。
【受付期間】
2025年12月6日(土)~2026年12月20日(日)
【商品送付先・お問い合わせ窓口】
〒464-0066 名古屋市千種区池下町2-50 
古川美術館 ミュージアムグッズ担当宛 t_teduka@furukawa-museum.or.jp
電話番号:052-763-1991 (受付時間:10:00~17:00)

 

特別展関連茶会「令吉の器と迎える―炉開きのひととき」開催報告【2025.11.16】

特別展関連茶会「令吉の器と迎える―炉開きのひととき」開催報告

11月14日(金)に引き続き、加藤令吉先生に全席ご同席いただき、爲三郎記念館 特別展「光彩の径 加藤令吉展」関連茶会『令吉の器と迎える―炉開きのひととき』を開催いたしました。

両日とも、令吉先生の作品から着想を得た和菓子をご用意いたしました。11月14日(金)は菓銘「霜日(そうじつ)」上用製 小豆こしあん、11月16日(日)は菓銘「光彩(こうさい)」ういろう製 小豆こしあん。いずれも両口屋是清製で、季節と作品世界を映す一品となりました。

さらに炉開きを寿ぎ、両日ともに、令吉先生がこのためにご用意くださった器にて梅屋光孝製「粟ぜんざい」を振る舞わせていただきました。

先生には作品への想いや制作のお話をはじめ、参加者の皆様からのご質問にも丁寧にお応えいただき、どのお席も「改まってもどこか和らいだ空気」に満ちた、炉開きにふさわしい穏やかな時間となりました。ご参加くださいました皆様に心より御礼申し上げます。
また、二日間にわたり全席にお入りいただきました加藤令吉先生にも、深く感謝申し上げます。

 

菓銘「光彩(こうさい)」両口屋是清製|ういろう製 小豆こしあん

炉開きを寿ぎ、両日ともに、令吉先生がこのためにご用意くださった器にて梅屋光孝製「粟ぜんざい」を振る舞わせていただきました。

令吉先生がこのためにご用意くださった器です

加藤令吉先生が大学時代に強く惹かれた画家グスタフ・クリムトの装飾美と精神性を、自身の陶×金属表現で昇華した花入です。椿と照葉を生けました。