2010年6月19日(土) 【午前の部】10:00~11:30 【午後の部】13:30~15:00
講師 七宝作家 加藤加代子氏
場所 古川美術館3階会議室
定員 各10名
分館爲三郎記念館「色と光の工芸」展出品作家の加藤加代子先生(七宝作家)と一緒に、先生の独自の七宝技法でステキなブローチを作りました。
2010年5月15日(土) 14:00~(60分程度)
来館作家 八田洋子氏(人形)・桒原共子氏(人形)・水木淳子氏(織物)・村瀬玄之氏(漆)
現在、分館爲三郎記念館で開催中の特別企画「色と光の工芸」に出品の4名の作家の皆様を会場にお迎えし、作品を前に解説行っていただきました。
その様子をご紹介します。なお次回アーティストトークは、6月12日(土)14:00~森脇文直氏(陶芸)・青木鵬磨氏(陶芸)・酒井玲子氏(陶芸)・荒木佳代子氏(染色)4名の作家の皆様をお迎えし、作品解説を行います。
2010年5月1日(土)
古川美術館 特別展「青邨の芸術」、分館 爲三郎記念館 特別企画「色と光の工芸」がスタートしました。「青邨の芸術」では、初代館長が蒐集した古川美術館所蔵の前田青邨の作品を一堂に展覧しています。古典や古画学習の成果が見られる作品、華やかな花鳥、そして青邨ならではの武者絵の3つをテーマに展覧しています。加えて今回は、巨匠・前田青邨の、若き日の交友関係を物語る安田靫彦との合作など、初公開作品も紹介しているのが見所です。また、本展覧会は前期(5/1~6/6)・後期(6/8~7/11)に会期を分けて作品の入れ替えを行います。後期には、青邨最後の院展出品作や、武者絵の代表作なども展示する予定です。爲三郎記念館の特別企画「色と光の工芸」も同じく前・後期と展示入替を行います。こちらは、前期“色”をテーマに、後期は“光”をテーマとした作品が数寄屋空間を彩ります。
前・後期の作品ともにたくさんの方にご覧いただきたく、職員一同皆様のご来館を心よりお待ちしております。
“素敵なご来館者”
展覧会初日にふわしく、前田画伯の三女・秋山日出子さんと四女・長島照子さんがご来館くださいました(写真)会場では、姉妹で前田画伯の思い出など語り合い、安田靫彦との遊び心溢れる合作の前では、「父は大変茶目っ気のある人でした」と、画伯の意外な一面もお話しくださいました。
2010年4月16日(金)開演 18:00
場所 分館 爲三郎記念館
出演者 小鼓 久田 舜一郎氏(能楽師 大倉流小鼓方 重要無形文化財総合指定保持者)
朗読 手塚 恵氏 (朗読家・朗読法研究「恵笙会」主宰)
重要無形文化財保持者の久田舜一郎さんと、朗読家の手塚恵さんによるナイトミュージアムコンサートを開催しました。久田氏の「ヨ~ッ、ポン」という小鼓のリズムが、手塚氏の美しい朗読を盛り上げ、かつ上品な世界を演出、夕刻の分館爲三郎記念館は幻想的な空気が広がりました。
その様子をご紹介します。
■演目
・独り鼓 謡曲名曲撰
・「桜川」 /紫月作
・「羅生門」/芥川龍之介作
・「若菜集」より 島崎藤村作
・祝言
2010年3月31日(水)7:45~19:30
参加者の皆様と遷都1300年で活気づいている奈良に行ってきました。最初に訪れたのは、上村淳之先生が館長を務められている松伯美術館です。なんと!上村淳之先生のギャラリートークを伺いながら、現在開催中の特別展「喜寿記念 上村淳之」展を鑑賞しました。先生の余白に関しての考え方や、鳥への思いなどを伺い、さらには、一人一人の質問もお答え下さり、貴重なお時間を過ごすことができました。お食事は石州流の祖、片桐石見守貞昌(石州)が建立された寺院、慈光院でいただきました。また、こちらでは重要文化財の書院でお茶をいただきながら、御住職にお庭や茶室についてのお話を伺いました。最後に訪れた長谷寺では見ごろを迎えた桜がとてもきれいでした。