特別展「青邨の芸術」&特別企画「色と光の工芸」初日& “素敵なご来館者”前田青邨画伯の三女・秋山日出子様、四女・長島照子様

2010年5月1日(土)

古川美術館 特別展「青邨の芸術」、分館 爲三郎記念館 特別企画「色と光の工芸」がスタートしました。「青邨の芸術」では、初代館長が蒐集した古川美術館所蔵の前田青邨の作品を一堂に展覧しています。古典や古画学習の成果が見られる作品、華やかな花鳥、そして青邨ならではの武者絵の3つをテーマに展覧しています。加えて今回は、巨匠・前田青邨の、若き日の交友関係を物語る安田靫彦との合作など、初公開作品も紹介しているのが見所です。また、本展覧会は前期(5/1~6/6)・後期(6/8~7/11)に会期を分けて作品の入れ替えを行います。後期には、青邨最後の院展出品作や、武者絵の代表作なども展示する予定です。爲三郎記念館の特別企画「色と光の工芸」も同じく前・後期と展示入替を行います。こちらは、前期“色”をテーマに、後期は“光”をテーマとした作品が数寄屋空間を彩ります。
前・後期の作品ともにたくさんの方にご覧いただきたく、職員一同皆様のご来館を心よりお待ちしております。

“素敵なご来館者”
展覧会初日にふわしく、前田画伯の三女・秋山日出子さんと四女・長島照子さんがご来館くださいました(写真)会場では、姉妹で前田画伯の思い出など語り合い、安田靫彦との遊び心溢れる合作の前では、「父は大変茶目っ気のある人でした」と、画伯の意外な一面もお話しくださいました。

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