2007年3月24日(土曜日)
本日、染色作家 鳥羽美花氏の 「刻の記憶 鳥羽美花 型染展~水の都ベトナム・風の大地モロッコ」 (古川美術館1階展示室・分館 爲三郎記念館で同時開催)と、 古川美術館企画展「東海の画家たち」 (古川美術館2階展示室)の初日を迎えました。
10時からの一般公開に先立ち、染色作家 鳥羽美花先生をお招きし、開館前にオープニングセレモニーを行いました。 また14時からは、アーティストトークも行われました。その様子をご紹介します。
2007年3月24日(土曜日)
本日、染色作家 鳥羽美花氏の 「刻の記憶 鳥羽美花 型染展~水の都ベトナム・風の大地モロッコ」 (古川美術館1階展示室・分館 爲三郎記念館で同時開催)と、 古川美術館企画展「東海の画家たち」 (古川美術館2階展示室)の初日を迎えました。
10時からの一般公開に先立ち、染色作家 鳥羽美花先生をお招きし、開館前にオープニングセレモニーを行いました。 また14時からは、アーティストトークも行われました。その様子をご紹介します。
2007年3月21日(水曜日)
東海ラジオの人気番組「宮地佑紀夫の聞いてみや~ち」内にて、13時26分頃から『飛び込みマイク』の取材があり レポーターの石川聖子さんと市川恵利さんが来てくださいました。 今回は、爲三郎記念館から現在開催中の「鳥羽美花 型染展」について担当学芸員と石川さんが約3分間生放送。その模様をご紹介します。
2007年2月2日(金曜日)
節分の前日、当館年間パスポート会員限定の茶会を行いました。その模様をご紹介します。
亭主は、陶工 林 英仁先生。
林 英仁先生は、古美濃焼きで有名な岐阜県多治見出身で、おじいさまで岐阜県無形文化財の故加藤十右衛門を師とし、時代感覚に沿う作品を、現在も多治見にて制作する“陶工”でいらっしゃいます。
また、爲三郎記念館開館時にはお茶碗 “爲茶碗(ためちゃわん)”を作成されるなど、当館に縁のある方です。
この茶会では、流派にとらわれず、日常、気軽に『お茶を楽しむ』という林先生のキモチを形にした先生考案の「瓶掛揃(びんかけそろい)」の茶器などが披露されました。
茶道具は設えも含め、どれも先生の遊び心がふんだんに散りばめられ、『おもてなし』の気持ちが込められたものばかり。ご参加のみなさんも、先生のお人柄、お茶の世界に引き込まれていきます。
先生のお手前とお話を堪能したところで、参加者も「瓶掛揃(びんかけそろい)」を体験の時間を設けてくださいました。参加者ペアになり、各自実演が始まりました。
お茶会もクライマックスを迎えるころ、先生から参加者の皆さんに嬉しいプレゼント☆邸内にも設えてある先生直筆の掛軸「上流佳夢(ウエルカム)」の色紙です。
こちらの書は、林英仁先生がジョークを交えながら、英語の「WELCOME」をもじって書いたものです。「上流」は陶淵明(365年~427年)の散文に出てくる、桃の匂いが香る美しい夢のような場所、「桃源郷」のことです。桃源郷で佳い夢を見るように楽しんでほしいという気持ちが込められています。
先生のユーモア溢れるお話と、細やかな気配りとおもてなしで「林英仁の茶空間」はあっという間に散会、参加くださった皆さんも終始笑顔でお過ごしいただきました。
ご参加くださいました皆様、そして林英仁先生、本当にどうもありがとうございました。
先生の茶道具をご希望の方へ
林 英仁先生のご好意により「瓶掛揃」の茶道具をお分けいたします。 ご希望の方、またご質問等はお気軽に古川美術館までお問合せください。
古川美術館 (052)763-1991 担当: 蓑川
2006年12月16日(土曜日)
女性画家展、からくり人形展もいよいよ明日で最終日を迎えます。 おかげさまで、連日両館は大勢のお客さまで賑わっております。 特に爲三郎記念館では、展示協力いただいております八代目玉屋庄兵衛氏の奥様 高科愛子さまが今月に入り ほぼ毎日ご来館くださり、からくり人形の歴史、八代目の魅力、人形への想いなどまじえ、 お話しと実演を披露いただいております。 お聞きになられたお客様はみなさん、充分に楽しまれているようです。
また、本日、東海ラジオの谷川明美アナウンサー(*)も展覧会を見にきてくださり、 高科さまのご説明をみなさまと一緒にお楽しみいただきました。その模様をご紹介します。
2006年11月3日(金曜日・祝日)~5日(日曜日)
爲三郎記念館の庭園白洲に特設舞台を設営し11月3日~5日までイベントを行いました。 この3日間、天候にも恵まれ大勢のお客様にご来館いただき、伝統芸能をお楽しみいただきました。その模様をご紹介いたします☆
2006年10月22日(日曜日)
本日、展覧会2日目。 本展でご協力をいただいております高科愛子様(八代目の奥様)がご来館くださり、なんと「茶運人形」を実演してくださいました☆
さらに今後も土日を中心に、茶運人形の実演をしてくださるというお話もいただきました。 ご都合でいらっしゃれ無い時もあるかもしれませんが、とても嬉しいお申し出です☆
この茶運び人形は、江戸時代に大変人気のあったからくりでしたが、現代に現物が残されておらず、 幻の人形とされていた人形で、7代目(八代目 玉屋庄兵衛の父 故・高科正守氏)が、 『機巧図彙(きこうずい)』という江戸時代の解説書をもとに復元しました。 八代目もこの技を引き継ぎ、多くの人形を制作しました。 これもその中の一つで、ぜんまい式の可愛らしいからくり人形(座敷からくり)です。 からくり人形の仕組みも着物を脱がせてご紹介いただくなど、高科様は大サービスをしてくださいました。 実演をご覧になられたお客様は、大変お喜びでした。その様子を少しご紹介いたします。
高科様 実演始め
到着
もうすぐ戻ります。。
からくりの仕組みをご紹介しましょう☆
実演後、からくり人形の服を脱がしご説明
着物を脱ぐと・・
■茶運人形とは・・・
茶運び人形をはじめとする座敷からくりは、江戸時代における大名や、豪商の贅沢な遊び道具の一つでした。茶運人形(ちゃはこび人形)は、来客をお茶でもてなす時に使用されるもので、お客を驚かさせて、話の花を咲かせる点にありました。
人形の手にしている茶卓に茶碗を乗せると自動的に前進し、客が目の前に来た人形の茶碗を取るとその場で停止し、茶碗を戻すと、クルリと向きを変えて、元の所へ戻って行きます。