※こちらの展覧会は終了いたしました。
古川美術館、爲三郎記念館両館にて、地元愛知県にアトリエを構え型染を制作する鳥羽美花氏の代表的な作品をご紹介します。
鳥羽美花氏は、1994年初めてベトナムを訪れたのを機に、
以後10数年にわたって「二度と戻らない一瞬の表情」を描くためにベトナム全土を訪ねながら、 一貫してベトナムの風景をテーマにした大画面のダイナミックな作品を発表してきました。 日本の伝統的な型染にこだわった独自の染色によって、 絵画的な表現でベトナムを映すその作品は、アジアの繋がり、感性を再確認させてくれます。
また、本展では、ベトナムの湿潤な風景とは対照的な乾いたモロッコの風景をテーマとした新作も初公開いたします。 大画面に染められた悠久となる風景に 囲まれた両館で、遥かなる異国の風景をお楽しみ下さい。
※本展は古川美術館同時開催の「東海の画家たち」展と共通券となります。
| 期間 | 2007年3月24日(土曜日)~5月20日(日曜日) |
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| 休館日 | 毎週月曜日 ※但し4月30日(月曜日)は開館、翌日5月1日(火曜日)は休館 |
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| 会場 | 古川美術館 1階展示室・爲三郎記念館 |
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| 開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
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| 料金 | 大人1,000円 / 高・大学生500円 / 小・中学生300円- 身障者及び同伴者2名様は半額
- 当館パスポート会員同伴者4名様は半額
- 毎週土曜日は小・中学生無料
- 100円割引
- 10名様以上の団体
- 同じ展覧会へ2回目以降ご来館の方(半券ご提示)
- 当館発行割引券又はホームページ割引券ご持参の方
- 各種友の会会員で会員券提示の方
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| 主催 | 財団法人古川会 古川美術館 爲三郎記念館 / 中日新聞社 |
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| 後援 | 愛知県教育委員会 / 名古屋市教育委員会 / スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 |
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| 協力 | メ~テレ |
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鳥羽美花氏について
染色作家 愛知県 清須市在住
日展会友 日本新工芸家連盟会員
京都精華大学芸術学部 助教授
1994年からのベトナムをテーマとした作品をきっかけに、 それまでの花や樹や植物などをテーマにした装飾的な作風を、 絵画的で写実的な作風に一変させる。そして今日まで毎年ベトナム各地を訪ねながら、 “変わりゆくベトナムの風景”を一貫したテーマとして発表する。 その中で工芸や絵画の壁をこえた大きな世界の提示や開拓に力を注いでいる。
また、世界遺産である王宮、フランス植民地時代の西洋風建造物の中で、 作品展をするなど、新しい取り組みを行う。 2006年にはモロッコを訪問し、乾と湿をテーマにする等、ベトナムを基軸としながら新しい世界、 新しい表現を切り拓いている。
今回の爲三郎記念館は、日本の伝統建築を利用しての初めての
展示となる。
鳥羽美花氏 プロフィール
1961年 (昭和36) | 愛知県に生まれる |
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1985年 (昭和60) | 京都市立芸術大学美術学部大学院入学 染織工芸専攻 特に日本の伝統的な「型染」に興味を持ちその研究と作品制作に励む。 在学中に日展初入選をはたすなど将来を嘱望される。 |
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1987年 (昭和62) | 京都市立芸術大学美術学部大学院修了 日展への出品をつづけると同時に日本新工芸家連盟に所属。 |
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1994年 (平成6) | はじめてのベトナム訪問。これを契機に、毎年ベトナム各地を訪ねながら次々とベトナムの風景をテーマとした作品を発表。 型染を駆使しながら、その染色技法が拓く独特の絵画世界を創出。 |
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2001-02年 (平成13-14) | 日越文化交流を目的に『鳥羽美花 – 型染とベトナムの風景』展をハノイで大々的に開催し、高い評価を得る。 |
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2003-04年 (平成15-16) | 日越外交関係樹立30周年・日本ASEAN交流年記念展 『鳥羽美花作品展 型染とベトナムの風景~1994‐2003・10年の回想』を開催。 |
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2005年 (平成17) | 世界遺産として歴史的に由緒あるフエ王宮太和殿において、 『鳥羽美花作品展 古都に奏でる悠久の心 – フエ』を開催。 ベトナム社会主義共和国より「文化功労賞」として勲章授与。 |
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2007年 (平成19) | ベトナム国営放送 (VTV-1)により、ドキュメンタリー番組 「ベトナムうつろいの風景 – 染色家 鳥羽美花の旅」 (名古屋テレビ 放送 2005年制作)が旧正月期間中に放映され、大好評を得た。 |
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※2002年「京都市芸術新人賞」、2003年都市文化会議主催第25回「都市文化奨励賞」などこれまでに19の賞を受賞している。
鳥羽美花氏 主な展覧会歴
1985年 (昭和60) ~ | |
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1986年 (昭和61) ~ | |
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1998年 (平成10) | - 『’98インドシナ発』個展 (ギャラリーマロニエ / 京都)
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2000年 (平成12) | - 『from Indochina 2000』個展 (ギャラリーマロニエ / 京都)
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2001年 (平成13) | - 『to Vietnam 2001』個展 (ギャラリーマロニエ / 京都)
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2001-02年 (平成13-14) | - 『NHK世界ハート展』 (大阪・ロンドン・ソルトレイク・東京)
- 『鳥羽美花 – 型染とベトナムの風景』展 (ベトナム文化芸術展覧センター / ハノイ)
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2002年 (平成14) | 7月 | - 『型染 – 鳥羽美花展』 (在越日本国大使館ホール / ハノイ)
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| 10月 | - 『鳥羽美花ベトナムの風景展』 越国書記長来日記念歓迎レセプション (丸ノ内パレスホテル / 東京)
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| 11-12月 | - 『鳥羽美花展』 (市之倉さかづき美術館 / 多治見)
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2003年 (平成15) | - 『京都市芸術新人賞受賞作家展2003』 (京都芸術センター)
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2003-04年 (平成15-16) | - 日越外交関係樹立30周年・日本ASEAN交流年記念展
『鳥羽美花作品展型染とベトナムの風景~1994 – 2003・10年の回想』 (ベトナム国立美術博物館 / ハノイ、ホーチミン市美術博物館 / ホーチミン、ベトナム大使館 / 東京) (明仁天皇陛下誕生日祝賀会・ニューワールドホテル / ホーチミンにて一部作品の展示)
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2004年 (平成16) | 3月 | - 帰朝展 / (名古屋電気文化会館)
- 『時の回廊・鳥羽美花展』 (松坂屋画廊 / 名古屋)
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2005年 (平成17) | 8-9月 | - 『鳥羽美花展 from Tokyo to Hue』 (パレスホテル内パレスギャラリー / 東京)
- 『鳥羽美花作品展古都に奏でる悠久の心 – フエ』 (フエ王宮太和殿 / ベトナム フエ)
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2006年 (平成18) | - 『女性画家の姿展』 (日動画廊 / 名古屋)
- 『テキスタイルの未来形』 (金沢21世紀美術館)
- 『現代の染』展 (清流会コレクション / 京都)
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2007年 (平成19) | 3-5月 | - 『刻の記憶 鳥羽美花型染展~水の都ベトナム・風の大地モロッコ』 (古川美術館・爲三郎記念館 / 名古屋)
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| 今後の予定 | - 『鳥羽美花展』 (ポーラミュージアムアネックスギャラリー / 東京)
- 『鳥羽美花展』 (日動画廊 / 名古屋)
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※2005年開催、ベトナム フエ王宮 太和殿 (1802~1945年まで13代にわたるグエン朝の王宮跡) での展覧会期間中のベトナム建国記念日には、一日に3万人以上の観覧者を記録、大盛況を博す。