※こちらの展覧会は終了いたしました。
テレビでおなじみのジュディ・オング氏が木版画家として活躍しているのをご存じでしょうか。木版画という伝統的な技法により次代に残していきたい日本家屋や風景などを取材して作品を発表しているジュディ・オング氏。本展は、初期から最新の日展入選作まで版画約20点とともに、版木や下絵、制作に使われる道具類などを一堂に展示します。さらに、爲三郎記念館をモチーフにした木版画「華堂初夏」を基に制作された着物「きもの ジュディ ジャポン」を記念館にて公開します。世界を駆け巡って活動されているジュディ・オング氏が広い視野にたって、日本の伝統的な美を真摯に見つめ彫り出した版画作品の世界をご堪能ください。
※美術館にて、有松絞り展関連としまして、有松や絞りを取り上げた浮世絵を展示します。江戸と現代の木版画を同時にお楽しみ下さい。
期間 | 2005年6月4日(土曜日)~7月31日(日曜日) |
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主催 | 財団法人古川会 / 古川美術館 / 爲三郎記念館 |
連携協力 | (財)2005年日本国際博覧会協会(愛・地球博パートナーシップ事業) |
後援 | 愛知県教育委員会 / 名古屋市教育委員会 / 中日新聞社 / スターキャット・ケーブルテレビネットワーク株式会社 |
同時開催 爲三郎記念館
「有松絞り~ジャパンブルーから現代まで」
協力: 竹田耕三(有松絞り作家)
江戸時代に発祥した伝統工芸、有松絞り。世界の絞り技法の多くが有松で生まれています。本展では、その歴史と様々な技法をご紹介する他、画家杉本健が有松絞りに描いた作品や現代への展開をご覧いただけます。数奇屋建築の記念館に広がる伝統技の世界をお楽しみください。