2018年

玄之会の書家による作品解説が行われました

近藤先生(左)安田先生(右)


故黒野清宇先生が主宰されていた玄之会の書家である近藤浩乎先生と安田硯月先生による作品解説が行われました。お弟子様の視点から黒野先生の作品の見どころなどを詳しくお話していただけました。

奥山景布子先生・鵜飼敏伸先生が愛知県芸術文化選奨新人賞を受賞されました【H30・3/19】

奥山景布子先生(左から2番目)鵜飼敏伸先生(右)大村愛知県知事(中央)

2014年から2017年にかけて古川美術館で連続文化講座をおこなっていただいた小説家の奥山景布子先生が古川美術館からの推薦で愛知県芸術文化選奨新人賞を受賞されました。先生は現在、近著で幕末から明治初期にかえてを舞台にした「葵の残葉」が大変注目されています。

また、同時に2015年に爲三郎記念館で行われた「メイド・イン・愛知-工芸の架け橋」展出品作家で先々月のワークショップ「金箔で蒔絵体験」の講師をしていただいた漆芸家の鵜飼敏伸先生も愛知県芸術文化選奨新人賞を受賞を受賞されました。下の

写真は鵜飼先生の作品です。

鵜飼敏伸先生作 彩漆蒟醤合子「刻」

Web版「25ansヴァンサンカン」の取材が行われました【H30.3/22】

Web版「25ansヴァンサンカン」の取材が分館爲三郎記念館にて行われました。この取材は、「25ansヴァンサンカン」と名古屋市が共同して企画した“開運トリップ”、開運キーワードに導かれ、名古屋の開運スポットを巡ろう!というもので、当館の分館 爲三郎記念館もそのキーワードに当てはまるそうです。キーワードなどの詳細はサイトがアップされてからのお楽しみですが、  呈茶席「数寄屋カフェ」で提供している抹茶セットや茶碗など撮影をいただきました。4月末〜5月上旬のサイトアップの際に、また詳しくご紹介させていただきます。撮影は和やかかつ、スムーズに終了し、皆様には抹茶セットや、あん珈琲をお召し上がりいただきました。    

担当学芸員によるギャラリトーク開催【H30.3/21】

現在、両館にて開催中の「黒野清宇 遺墨展―かなの美―」の作品解説を本展担当学芸員が行いました。万葉仮名と、かなの違いや、黒野先生の作品の表現内容によっての書体の違いなどをご紹介しました。また、2階展示室では、黒野先生が主宰した かな書研究会《玄之会》の村瀬俊彦先生が登場くださり、使われている継ぎ紙(「重ね継ぎ」)を実際に見せてくださるというサプライズがありました。

★担当学芸員によるギャラリートークは、4月1日(日)14:00~古川美術館にて行います。本日ご参加いただけなかった方は、ぜひ次回ご来館をお待ちしております。なお、こちらは予約不要、当日展覧会入館料でご参加いただけます。

ワークショップ「武者人形の絵付けに挑戦しよう!! 」参加者募集★

「おぼこ雛」という名前で親しまれる土雛(三河土人形)の絵付けを行います。今回は、加藤清正の虎退治をモチーフにした武者人形の絵付けに挑戦いただきます。工程と三河土人形の歴史について講師より簡単に説明いただいた後、素焼きの三河土人形にポスターカラーで色を付けてオリジナルの武者人形を作ります。親子や、お孫さんとの参加も大歓迎です!端午の節句に飾ってみませんか?完成サイズ:30×20㌢

企画名:「武者人形の絵付けに挑戦しよう!! 」

開催日:平成30年4月8日(日)午前の部10:00~12:30 残席わずか     午後の部13:30~16:00
参加費:2,700円(別途入館料必要)
定員 :各回16名
会場 :古川美術館3階会議室
講師 :髙山君子・髙山奈々代(三河人形士)

参加ご希望の方は、古川美術館052-763-1991までお電話ください★

新商品*オリジナル菓子「座・寿芸夢(THE・JYU GE MU)」販売開始します

数寄屋カフェオリジナル銘菓「座・寿芸夢」を展覧会初日(H30.3/17)より販売開始いたします!

★販売価格:12本入り800円(税別) ★販売場所:古川美術館、分館爲三郎記念館グッズコーナーにて

本商品は術を愛し、を持ち続けた初代館長古川爲三郎の長寿にちなんだ「夢寿夢寿」に続く銘菓です。上質なクーベルチュールチョコレートに、茶臼でひいた高品質でおいしい西尾抹茶をふんだんに練り込み、香ばしく焼き上げたクッキー生地でサンドされています。芳醇な抹茶風味と、サクッとした歯ごたえが楽しめる焼菓子です。103歳まで元気に活躍した爲三郎にあやかり、いつまでも元気でいてほしい方へのお土産にも最適です。

 

「なんでも鑑定団」で紹介されたジュディ・オング様ご所有の棟方志功作品を展覧会で展示します!

“開運 なんでも鑑定団”(2018年2月20日放送)に、ジュディ・オング氏所有の、棟方志功の肉筆画(倭画)「神説御蓬莱之図」が出品されました。歌手であり木版画家でもあるジュディ氏は、木版画家・棟方志功の最後の愛弟子である井上勝江氏に師事し、棟方志功の孫弟子にあたます。

なんと今回、特別に当館にて8/4(土)~開催予定の特別展「ジュディ・オング倩玉 木版画の世界」に鑑定団への出品作品と、棟方志功の書「乾坤」も合わせて展示することが決定しました。

また昨年、京都・東本願寺の飛地境内地・渉成園を題材としたジュディ氏の木版画作品「廊橋浅秋(ろうきょうせんしゅう)」を東本願寺にご寄贈されました。その作品も展示予定です。(贈呈式の様子はこちら⇒ http://www.higashihonganji.or.jp/photo/21438/

歌手・女優・作家と多方面にご活躍中のジュディ氏の特別展「ジュディ・オング倩玉 木版画の世界」、ご期待ください!

「雛祭茶会」開催いたしました【H30.3.2】

休館中の爲三郎記念館を特別開館し、「雛祭茶会」を開催しました【事前予約制】。数寄屋空間で当館所蔵の茶道具を使用した薄茶席・香煎席・点心席を皆様にお楽しみいただきました。

爲三郎記念館 玄関の様子

寄付き【葵の間】

香煎席【桜の間】

香煎席では、「雛」のふやきせんべいと桜湯でおくつろぎいただきました

薄茶席【ひさごの間】

主菓子「引ちぎり」梅屋製

薄茶席の様子

点心席【大桐の間】

点心席の様子

大徳寺重

椀物

特別企画「花人 河村敦子 妹に捧ぐ命の花」【H30.2/16~18】

名古屋市長・河村たかし氏(右)河村敦子先生(右から2番目)古川館長(左)

名古屋市長・河村たかし氏(右)河村敦子先生(中央)

2月16日(金)から2月18日(日)まで爲三郎記念館で特別企画「花人 河村敦子 妹に捧ぐ命の花」を開催いたしました。爲三郎記念館館内は花人である河村敦子先生が61歳でこの世をさった妹のために活けた花と先生の妹であり洋画家である故平田豊美先生の作品で彩られました。