特別展関連茶会「令吉の器と迎える―炉開きのひととき」開催報告【2025.11.16】

特別展関連茶会「令吉の器と迎える―炉開きのひととき」開催報告

11月14日(金)に引き続き、加藤令吉先生に全席ご同席いただき、爲三郎記念館 特別展「光彩の径 加藤令吉展」関連茶会『令吉の器と迎える―炉開きのひととき』を開催いたしました。

両日とも、令吉先生の作品から着想を得た和菓子をご用意いたしました。11月14日(金)は菓銘「霜日(そうじつ)」上用製 小豆こしあん、11月16日(日)は菓銘「光彩(こうさい)」ういろう製 小豆こしあん。いずれも両口屋是清製で、季節と作品世界を映す一品となりました。

さらに炉開きを寿ぎ、両日ともに、令吉先生がこのためにご用意くださった器にて梅屋光孝製「粟ぜんざい」を振る舞わせていただきました。

先生には作品への想いや制作のお話をはじめ、参加者の皆様からのご質問にも丁寧にお応えいただき、どのお席も「改まってもどこか和らいだ空気」に満ちた、炉開きにふさわしい穏やかな時間となりました。ご参加くださいました皆様に心より御礼申し上げます。
また、二日間にわたり全席にお入りいただきました加藤令吉先生にも、深く感謝申し上げます。

 

菓銘「光彩(こうさい)」両口屋是清製|ういろう製 小豆こしあん

炉開きを寿ぎ、両日ともに、令吉先生がこのためにご用意くださった器にて梅屋光孝製「粟ぜんざい」を振る舞わせていただきました。

令吉先生がこのためにご用意くださった器です

加藤令吉先生が大学時代に強く惹かれた画家グスタフ・クリムトの装飾美と精神性を、自身の陶×金属表現で昇華した花入です。椿と照葉を生けました。

加藤令吉展 関連茶会 開催のご報告【2025.11.14】

爲三郎記念館では、特別展「光彩の径 加藤令吉展」の関連イベントとして茶会を開催いたしました。

当日は、加藤令吉先生の作品に囲まれながら、先生ご同席のもと炉開きのひとときをお楽しみいただきました。
ご参加いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。
また、全席にお入りいただきました加藤令吉先生にも深く感謝申し上げます。

なお、1116日(日) も引き続き関連茶会を開催いたします。
当日は、本日とは異なる和菓子をご用意しておりますので、どうぞお楽しみにお越しください。

本茶会は事前予約制となっており、現在すべてのお席が満席となっております。
恐れ入りますが、当日のご参加は承っておりません。

   

令吉先生の作品をイメージした特製和菓子「霜日(そうじつ)」両口屋是清製

シアタールーム閉鎖のお知らせ

ワークショップ開催、団体様ご利用のため以下の日時にシアタールームを閉鎖させていただきます。

ご承知おき下さいますようお願い申し上げます。

①11月14日 12時~14時

➁11月15日 12時~閉館まで

茶会開催のお知らせ

🍵茶会開催のお知らせ

爲三郎記念館では、特別展「光彩の径 加藤令吉展関連イベントとして、下記の日程で茶会を開催いたします。

本茶会の開催に伴い、当日、会場となる庭園茶室「知足庵」内の作品は茶会ご参加の方のみご鑑賞いただけます

一般のご入館者様には茶会終了まではご覧いただけませんので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

茶会名令吉の器と迎える―炉開きのひととき
開催日:2025年11月14日(金)、16日(日)各日①10:30~②11:30~③12:30~④13:30~⑤14:30~※事前予約制
会 場:爲三郎記念館 庭園茶室「知足庵」

 

公募展Fアワード立ち上げメンバー集結

現在開催中の藤森兼明展の作家である藤森兼明先生は、古川美術館公募展のFアワードの第1回目から3回目まで、審査員長を務めてくださいました。

展覧会初日には、Fアワードの支援者である深津昭彦さんもお見えになり、久しぶりの再会にお写真を撮らせて頂きました!

ご来館ありがとうございます😊

左からFアワード支援者・深津昭彦さん、洋画家・藤森兼明先生、古川爲之館長

素敵な来館者

10月25日、藤森兼明展と加藤令吉展の初日の今日は本当に多くのお客様がご来館くださいました。

夕方には前文化庁長官であり、日展理事長であられます金工作家の宮田亮平先生がご来館くださいました。

もちろん藤森兼明先生ともご面識があり、令吉先生のこともご存知でいらっしゃいます。

美術館には加藤令吉先生がおられたの先生にアテンドしてもらいゆっくり両館をご覧いただきました。

 

また、偶然にも先日、展覧会を開催した日本画家の長谷川喜久先生もご来館されましたので、皆様に記念撮影をお願いしました!

とっても素敵な来館者に恵まれた初日でした。

皆様ご来館ありがとうございます😊

左から 古川爲之館長 陶芸家・加藤令吉先生、金工家・宮田亮平先生、日本画家・長谷川喜久先生

藤森兼明展&加藤令吉展 始まりました。

本日、10月25日より、藤森兼明展&加藤令吉展が古川美術館、爲三郎記念館で、それぞれ始まりました!

藤森先生と令吉先生は日展でご活躍されている先生で、古くからのお付き合いがございます。

そして、なんと!令吉先生は若い頃、藤森先生に絵を習っていたというご関係も🤫

お二人が、ご来館されたので記念館にパチリ👍

藤森兼明展と加藤令吉展は2025年12月21日までです

左)加藤令吉先生 右)藤森兼明先生

左)加藤令吉先生 右)藤森兼明先生

 

 

ブシコー派の画家の時禱書 公開ページ リクエスト募集中です!

令和7年10月25日(土)開催の「卒寿記念 藤森兼明 祈りの輝き―10の視点が紡ぐ物語」では、当館所蔵「ブシコー派の画家の時禱書」が公開されます。

一定期間ごとにページ替えを行い、12月4日(木)~21日(日)は、皆様からのリクエスト投票により、最も得票数の多いページを公開いたします。

ご投票お待ちしております!

投票はこちらから→投票ページ

投票受付期間:10月25日(土)~11月24日(月・祝)

新商品「古川美術館 オリジナルアートグッズ『ブシコー派の画家の時祷書』」お知らせ【2025.10.24】

古川美術館 オリジナルアートグッズ 発売開始:2025年10月25日(土)~

古川美術館の所蔵代表作品『ブシコー派の画家の時祷書』は、古川美術館で開催する「藤森兼明-祈りの輝き」(会期:2025年10月25日(土)~12月21日(日))の期間中に特別展示される作品です。

ポストカード・マグネットともに、聖母のエピソードなどをとらえた扉絵に描かれた神聖な人物像や動物たち、自然のモチーフ、そしてそれを取り巻く華やかな装飾に凹凸をつけて立体化しています。さらに、聖母マリアを象徴する「青」の美しさが際立つよう、相談を重ねて発色を調整いただき、原本の魅力に近づけ商品化いたしました。

繊細で華やかな写本の世界を、ぜひお手元でお楽しみください。

◾️『ブシコー派の画家の時祷書』より「受胎告知」

「受胎告知」は、大天使ガブリエルが聖母マリアに、救世主の誕生を告げる神秘的な場面が描かれています。金色に輝く天使の羽根や、象徴的な百合の花、マリアの静謐な表情を、微細な凹凸を加えることで立体的に再現しました。背景の華やかな装飾模様にも起伏をつけることで奥行きを表現しています。神聖な瞬間を閉じ込めた中世の小宇宙を、手のひらで味わえる特別なアイテムです。

◾️『ブシコー派の画家の時祷書』より「キリストの誕生」

飼い葉桶に眠る幼子イエスを囲み、母マリアとヨセフ、動物たちがその奇跡をやさしく見守る「キリストの誕生」は、あたたかな光に満ちた喜びの場面が描かれています。慈愛に満ちた眼差しや衣服のひだ、夜空にきらめく星、藁の一本一本まですべてに立体加工を施し、原画そのままの鮮やかな世界を再現しました。クリスマスの祝福を分かち合う、ギフトにもふさわしい特別なアイテムです。

◾️『ブシコー派の画家の時祷書』より「羊飼いのお告げ」

「羊飼いのお告げ」は、夜空に天使が舞い降り、羊飼いたちに救世主の誕生を告げる神秘的な場面を描いています。羊飼いたちの表情や驚きの仕草、夜空に広がる光と天使の輝き、樹木の葉や羊の毛並みの柔らかさまで、ブシコー派の細密画ならではの世界観を、微細な凹凸加工で立体的に表現しました。祈りと祝福の瞬間が、指先を通して広がっていくポストカードです。

◾️『ブシコー派の画家の時祷書』より「聖霊降臨」

「聖霊降臨」は、聖母マリアを中心に使徒たちが集い、天からの聖霊を受ける瞬間が描かれています。静かに祈りを捧げるマリアの気高い姿を中心に、人物ひとりひとりの表情や仕草、差し込む光の広がりを微細な凹凸で浮かび上がらせています。祈りの静けさと祝福の高まりを指先から広がるように感じられる特別なマグネットです。

◾️『ブシコー派の画家の時祷書』より「聖母の戴冠」

「聖母の戴冠」には、マリアが天上で冠を授けられる荘厳な場面が描かれています。神の光に包まれた気高い姿、きらめく王冠、舞い降りる天使の精微な描写にあわせた細かい凹凸をつけることで、ブシコー派ならではの繊細な描写を立体加工でよみがえらせました。指先で触れるたびにあたたかな祈りが広がり、小さなアートピースとしてお楽しみいただけるマグネットです。

  • ウッドポストカード 計3種 各770円(税込)
  • アートマグネット 計4種 各880円(税込)

販売場所

第4回「結の会」茶会会場利用をいただきました

2025年10月12日(日)第4回「結の会」茶会/爲三郎記念館

  • 濃茶席、薄茶席(永坂知足庵氏)
  • 点心席(関・懐石料理 須多)

NPO法人「茶と人 結の会」様の第4回の茶会会場として爲三郎記念館邸内をご利用いただきました。

濃茶席(大桐の間)

薄茶席(瓢の間)

点心席(桜の間)