日時:6月29日 13:30~15:00
本日は七宝ジュエリーをつくるワークショップを開催いたしました。講師は2010年に分館爲三郎記念館で開催した「色と光の工芸」展出品作家加藤加代子先生です。
銅版に七宝釉薬で七夕のデザインをほどこし専用のオーブンで仕上げます。
皆様、初めての制作とは思えないほど素敵に出来上がっていました。その様子をご紹介いたします。
日時:6月11日、6月12日、6月14日
先週は色々な学校の皆様がご来館下さいました。まずは6月11日の椙山女学園中学校は覚王山フィールドワークの一貫としてご来館。古川美術館と分館爲三郎記念館を見学後、職員に多くの質問を投げかけてくださり、古川美術館がどのようなところかということについて学ばれました。6月12日はトライデント外国語・ホテル専門学校を通じてアメリカからの留学生が日本文化体験のためにご来館。美術館で日本画鑑賞の後は分館爲三郎記念館で数寄屋建築について学び、最後は茶席を体験しました。6月14日は東邦高校美術科で日本画を専攻する学生たちにご来館いただきました。皆様、古川美術館に展示されている作品を興味深く鑑賞しただけでなく、分館爲三郎記念館も「昔日本画が飾られていたのはこういう建物なのか」とご覧になりファンになって下さったご様子でした♪
日時:2013年6月8日(土)
5月22日まで行っておりました分館爲三郎記念館内の雪隠、待合の屋根の葺き替えが終わりました。爲三郎記念館の各屋根は、正門の檜皮葺(ひわだふき)、東門の柿葺(こけらぶき)など大変貴重な技法でできています。これらの技法でできた屋根は数十年に一度葺き替えなければならないそうです。今回は、庭園内の待合と雪隠の屋根を葺きかえました。この2箇所は茶室によく見られる杉皮葺きという手法で作られています。このように伝統的な屋根の葺き替えを手がけることができる職人は全国で大変少なくなっているそうで、今回は安政7年(1857年)創業で、国宝や重要文化財の屋根の葺き替えで実績を積んでいる<屋根長>より若き7代目に滋賀県からおこしいただきました。お父様である6代目は「現代の名工」に選ばれています。 葺き替えの様子と綺麗になった屋根の様子をご紹介いたします。