四季桜

12月上旬

分館 爲三郎記念館には、この時季、満開となる「桜」があります。普通の桜は、春に一度だけ花を咲かせますが、この桜は愛知県豊田市の小原地区の「四季桜」で、4月と10月から12月の2度花を咲かせ、今見頃を迎えています。千種警察署南側からは特にきれいに見ることができます。ぜひ、爲三郎記念館にお越しの際は、お庭散策と併せ、こちらの四季桜もお楽しみください。

会場の様子

今が見頃です

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特別展「女流六人展~現代の王朝絵巻」アーティストトーク開催☆

11月22日(土) 14:00~  古川美術館展示室内
来館作家:田嶋悦子(陶芸)・八幡はるみ氏(染色)

現在開催中の特別展「女流六人展~現代の王朝絵巻」に出展の女流作家2名をお招きし、展示作品を前にお話いただきました。今回、来館されたのは、シェイプド・ダイ(絞り染めの一種)という技法で現代的な雅の世界を表現された染色作家八幡はるみ氏と、陶器とガラスという素材を用いて、源氏物語の登場人物・光源氏と女性たちを表現された田嶋悦子氏です。それぞれの展示作品を前に、制作のエピソード、作品への想いなどわかりやすくお話くださいました。その様子をご紹介します。なお、来週11月29日(土)14:00からは、染色作家・兼先恵子氏と、洋画家・川村悦子氏をお招きし、アーティストトークを開催します。

染色作家・八幡はるみ氏による解説の様子

染色作家・八幡はるみ氏による解説の様子

『シェイプド・ダイ』という絞り染めの技法で雅な世界を表現

『シェイプド・ダイ』という絞り染めの技法で雅な世界を表現


陶芸家・田嶋悦子氏による解説の様子

陶芸家・田嶋悦子氏による解説の様子
 

『陶器とガラスという異素材で源氏物語の世界を表現。見る者の想像力を膨らませる作品です。

陶器とガラスという異素材で源氏物語の世界を表現。見る者の想像力を膨らませる作品です。

美術ツアー「猿投山麓と幸兵衛窯陶芸ツアー」

11月17日(月)8:30~17:00

「茶器103の輝き」展に出品して下さっている七代目加藤幸兵衛先生の窯に、参加者の皆様と行ってきました。先生のお話を伺っただけでなく、作陶指導もしていただき、充実した時間を過ごすことができました。また、午前中には猿投温泉に行き、紅葉も楽しみました。

【午前中は猿投山に行き、散策をしました。】

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【午後は幸兵衛窯に行きました。まずは、幸兵衛窯にある古陶資料館で美濃焼きや幸兵衛窯について先生からお話を伺いました。】

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【写真の後方に写っているのは、桃山様式の半地上式穴窯です。「茶器103に輝き」展に出品してくださっている、加藤亮太郎先生(幸兵衛先生の御長男)がこの窯について説明して下さいました。】

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【故五代幸兵衛氏、七代幸兵衛先生、加藤亮太郎先生の作品が展示してある工芸館では、先生御自身から説明を伺いながら、作品鑑賞をしました。】

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【いよいよ作陶開始です。でも、その前に幸兵衛先生から基本的な作り方、コツなどを教えていただきました。】

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【皆さんの作品のできあがりが楽しみです。】

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こどもワークショップ「はじめての茶道体験」 協力:茶道松尾流

11月15日(土)13:30~15:00

茶道松尾流のご協力で、こども対象の茶道体験を行いました。講師の方が以下の内容をわかりやすく丁寧に教えてくださり、参加くださったこどもたちも楽しそうに茶道を体験することができました。その様子をご紹介いたします。

【茶席への入り方、歩き方、道具の簡単な説明】

お手前を始める前に、釜の様子を説明

お手前を始める前に、釜の様子を説明

【庭園散策、「つくばい」などの茶道にかかわるものの説明】

庭園内を歩く

庭園内を歩く

つくばいの使い方を説明

つくばいの使い方を説明

 

 

 

 

 

 

 

 

【和菓子のいただき方】

お菓子の取り方1

お菓子の取り方

お菓子の取り方2

お菓子の取り方

 

 

 

 

 

 

 

 

【お抹茶のいただき方、自分でお抹茶を点てる】

自分で抹茶を点ててみよう

自分で抹茶を点ててみよう

【記念撮影】

外で記念撮影

外で記念撮影

来春放送のNHKスペシャルドラマ 『白洲次郎』の撮影が行われました!

11月10日(月)15:00~深夜  分館 爲三郎記念館

来春1月放送予定のNHK制作のスペシャルドラマ「白洲次郎」のシーンで、分館 爲三郎記念館が200年つづく老舗料亭の撮影地として選ばれ、白洲次郎役でドラマ初出演となる伊勢谷友介さんはじめ、岸部一徳さん、石丸幹二さんら、豪華俳優のみなさんが来館され「大桐の間」などで撮影が行われました。普段見慣れた爲三郎記念館がどのように撮影されているか、是非ドラマと併せ覧いただけますと幸いです。
「放送は2009年2月28日(土)総合 午後9時~10時29分からとなり、
当館撮影シーンは2回目の3月7日総合 午後9時~10時29分の放送で登場予定です!」

撮影前の風景

撮影前の風景

料亭シーン撮影中で

料亭シーン撮影中で


200年つづく老舗料亭シーン(「大桐の間」にて)

200年つづく老舗料亭シーン(「大桐の間」にて)

田村能里子先生の壁画のある「桜の間」が、モニタールームに。

田村能里子先生の壁画のある「桜の間」が、モニタールームに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ドラマ内容】
スペシャルドラマ「白洲次郎」
激動の昭和史を駆け抜けた一人の『侍』がいた。白洲次郎・伝説の生涯を初ドラマ化!!英国仕込みの紳士道をプリンシプルと呼び、日本で初めてジーンズを履き、近年「日本一カッコいい男」と呼ばれ、注目を浴びている真のリベラリスト白洲次郎。
戦前は近衛文磨首相のブレーン、戦後は吉田茂首相の側近となって政治の中枢にいた、昭和史の鍵を握る人物であるにも関わらず、その生涯は歴史の闇の中に埋もれています。 今回、白洲家の全面的な協力を元に、イギリスロケを含む壮大なスケールと知られざるエピソード満載で、白洲次郎の生涯を初めて映像化します。ドラマの進行役は、生涯の伴侶である白洲正子。『かくれ里』、『西行』、『両性具有の美』などを著し、能、骨董、きものなど日本伝統の美を追求した稀代の目利きと言われています。「生き方の指針」として現代にも十分に通じる、白洲次郎の骨太なダンディズム。己の良心のみを信じ、輝かしい未来を夢見て、「敗戦」「占領」から「独立」への激動の昭和史を生きた一人の侍のジェントルマン道を描いていきます。

【出演】  伊勢谷友介(白洲次郎役 ドラマ初出演) ・中谷美紀(白洲正子役)
奥田瑛二 ・原田美枝子・ 高良健吾・ 塩見三省・ 草村礼子・ 石丸幹二・ 他の皆さん
【原案】 『白洲次郎占領を背負った男』(北康利著)
『次郎と正子~娘が語る素顔の白洲家』(牧山桂子著)
【主なロケ地】イギリス・ケンブリッジ茨城県つくばみらい市(武相荘オープンセット)
愛知県犬山市・明治村・東京都町田市・旧白洲邸武相荘ほか

 

茶会「美濃の美」

10月31日(金)10:20~16:30

分館 爲三郎記念館の企画展「茶器103の輝き~美濃の美」関連イベントとして本展出品作家 七代加藤幸兵衛氏のラスター彩や、加藤孝造氏の瀬戸黒をはじめとする美濃の茶器、色とりどりの茶器など展示品を使用し、一般公開を前に記念の茶会を行いました。この茶会のために趣向の違う2席(美濃席・ペルシャ席)を設け、庭園内に特別に作られた檜舞台と邸内にて、美濃・ペルシャのそれぞれの技法をお楽しみいただきました。その様子をご紹介します。
※写真は檜舞台「ペルシャ席」の様子です。

『ペルシャ席』(庭園内檜舞台にて)
・席主:近藤美恵子氏(裏千家)
・立礼式 
・茶道具:七代加藤幸兵衛氏によるペルシャの技法で作られた茶道具
・お 詰:松重ね 一香園
・お菓子:『シルクロード』砂漠をイメージしたもの 両口屋

『美濃席』(邸内「ひさごの間」にて)
・席主:桑山道明氏(表千家・茶道家)
・茶道具:加藤孝造氏による美濃の技法で作られた茶道具
・お 詰:極昔 一香園
・お菓子:『菊慈童』 白い菊をイメージし、菊慈童いみたて爲三郎の長寿へとつなげる意味をこめている 両口屋

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内覧会&オープニングセレモニー開催

10月30日(土)
10:30~12:00 「茶器103の輝き~美濃の美」内覧会  【於 爲三郎記念館】
13:30~16:00 オープニングセレモニー  【於 古川美術館】

11月1日(土)より開催となる古川美術館 特別展「女流六人展~現代の王朝絵巻」と、分館 爲三郎記念館 秋季公開「茶器103の輝き~美濃の美」の一般公開に先立ち、出展作家さん、共催いただく中日新聞社さま、関係者の方をお招きし、内覧会(午前)、オープニングセレモニー(午後)を開催しました。
両館展示のほか、この日のために分館爲三郎記念館 庭園内に特設された檜舞台にて、作家さんらの茶碗を使用したお抹茶がふるまわれました。その様子をご紹介いたします。

【内覧会の様子】

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【オープニングセレモニー】

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企画展「花鳥風月」スタート☆&ギャラリートーク開催!

9月13日(土)14:00~

古川美術館 企画展「花鳥風月」が昨日より始まり、本日13日、14:00より本展担当学芸員による作品解説が行われました。
「花鳥風月」をテーマに、当館所蔵品の中から、日本の豊かな自然と、その中で生きる花や鳥などの生命の輝きを描いた作品を展示しています。学芸員が、その展示作品に沿って、作家たちが限りない慈しみの目を向け表現してきた「花鳥風月」の世界をわかりやすくお話しました。本企画のギャラリートークは、10月12日(日)14:00~予定しております。修復をへて15年ぶりに公開している作品も必見です。
ぜひ鑑賞の手引きに、お時間あります方はぜひご参加いただけますと幸いです。

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ジュディ・オング倩玉 版画作品の原風景を歩く 美術ツアー「有松めぐり」

7月28日(月)

休館日を利用し、美術ツアーを開催。参加者の皆様と職員で名古屋市緑区の有松地区に出かけてきました。向かった先は、ジュディ・オング倩玉氏の「夏の涼夢」にも描かれた有松しぼりの老舗問屋「竹田嘉兵衛商店」です。有松絞り作家の竹田耕三先生のお話を伺った後、名古屋市指定文化財の母屋(江戸時代後期)やお茶室(江戸時代中期)を見学させていただきました。また、先生のお話を伺いながら有松・鳴海絞り会館なども見学しました。その後、場所を猿投温泉金泉閣に移し、季節のお料理をいただき散会となりました。

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「竹田嘉兵衛商店」の蔵で有松絞りについて竹田耕三先生のお話を伺いました。

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「竹田嘉兵衛商店」の蔵で有松絞りについて竹田耕三先生のお話を伺いました。

 

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猿投温泉金泉閣のロビーで休憩される参加者の皆様。


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猿投山麓の清流

 

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参加された方々が美術館に戻るためにバスに乗るところです。

第12回こども絵画コンクール初日&受賞式

7月19日(土) 9:30~
場所: 古川美術館1階

毎夏の恒例の古川美術館主催の「こども絵画コンクール」。今回のテーマは『顔』。 こどもたちより寄せられた作品は1317点と、過去最多のご応募をいただきました。描かれていた“顔”は、家族・思い出・食べもの・夢などさまざま。どれも気持ちのこもった作品ばかりでした。その中から厳選なる審査で100点を 『古川美術館賞』として展示しています。その初日、9:30から受賞式を行いました。その様子をご紹介します。

受賞作品100点はこちらから

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