染色工場見学付美術ツアー 「竹田嘉平衛商店で有松絞りに挑戦しよう!!」開催

お話をされる竹田嘉兵衛様

お話をされる竹田嘉兵衛様

絞りの工程

絞りの工程

染色をされる久野剛資先生

染色をされる久野剛資先生

出来上がったストール

7月15日、美術ツアーが行われました。「有松絞りを世界へ」展にご協力いただいております竹田嘉平衛商店で現ご当主の竹田嘉平様のお話を伺ったのち、ストール作りの絞りの工程を行いました。また、太郎庵に展示を行っている久野剛資先生の工房で染色の工程にも挑戦いたしました。

名古屋市長の河村たかし様ご来館

中村淑子様(竹田先生のお姉さま:左) 河村たかし市長(中央左) 古川館長(右)

7月15日、名古屋市長の河村たかし様が分館 爲三郎記念館にご来館下さいました。ご生前の竹田耕三先生と交流があったご縁もあり、「有松絞りを世界へ」展をご鑑賞くださいました。

ワークショップ「絞りの日傘作りに挑戦!!」開催

絞りの「括り」を教える竹田昌弘氏

絞りの「括り」を教える竹田昌弘氏

染色をされる久野剛資氏

染色をされる久野剛資氏

爲三郎記念館で開催中の「有松絞りを世界へ」展の関連企画として、ワークショップ「絞りの日傘作りに挑戦!!」を開催いたしました。講師は竹田耕三先生のご子息の竹田昌弘氏と染色家の久野剛資氏が務めてくださいました。当日はあいにくの雨となりましたが、参加者の方には館内で絞りの工程の「括り」と「糸抜き」を体験していただいたほか、屋外で「染色」の工程を見学していただきました。

有松絞り講演会

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竹田耕三先生のお兄様であり竹田嘉兵衛商店の現ご当主である竹田嘉兵衛氏や服部豊氏(有松まちづくりの会会長)、成田治氏(あないびとの会会長)をパネリストに家田宗氏(南山大学法学部教授)を司会にお招きし、「有松絞り講演会」を行いました。有松絞りを世界へ広げる活動だけでなく、有松の街の活性化にも努められた竹田耕三先生についての思い出や、有松の「街」についてお話をしていただきました。

SHIBORIショーと音楽の祭典

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竹田耕三先生からいただいた赤いショールをまといご出演された宗ティンティン様

竹田耕三先生からいただいた赤いショールをまといご出演された宗ティンティン様

「有松絞りを世界へ」展の竹田耕三先生の遺作を使ったファッションショーを開催いたしました。また、先生と交流の深かった中国琵琶奏者宗ティンティン様が先生に縁の深い衣装をまといミニコンサートを行いました。

夜間特別開館 文学と落語の夕べ「幽霊は美人に限る?!~爲三郎記念館で味わう、お岩・お菊・お露の物語」開催

第一部 文学講座 小説家 奥山景布子先生

第一部 文学講座 小説家 奥山景布子先生

第二部 落語 落語家 桂弥太郎様

第二部 落語 落語家 桂弥太郎様


七夕ウィークイベントとして、分館 爲三郎記念館で「夜間特別開館 文学と落語の夕べ 幽霊は美人に限る?!~爲三郎記念館で味わう、お岩・お菊・お露の物語」を開催いたしました。四谷怪談、皿屋敷、牡丹燈篭にまつわるお話を小説家 奥山景布子先生にしていただいた後、落語家 桂弥太郎様に皿屋敷のお菊さんをテーマにした落語を披露していただきました。

「夏越茶会」開催

思い出写真集古川美術館、爲三郎記念館では6月28日から7月10日を七夕ウィークと銘打ちさまざまな催しを行います。6月30日は一年の折り返しである「夏越」の日と七夕をテーマにした茶会を開催いたしました。スタッフは「有松絞りを世界へ」展にあわせて、有松絞りの浴衣を着て参加者の皆様をおもてなしいたしました。

古川美術館「花鳥の宴」 爲三郎記念館「有松絞りを世界へ」展初日

古川美術館ギャラリートークの様子

古川美術館ギャラリートークの様子

爲三郎記念館のギャラリートークに特別出演される竹田昌弘様

爲三郎記念館のギャラリートークに特別出演される竹田昌弘様

故竹田耕三先生のご家族 奥様 竹田幸生様 ご子息 竹田昌弘様 お姉様 中村淑子様 

故竹田耕三先生のご家族 奥様 竹田幸生様 ご子息 竹田昌弘様 お姉様 中村淑子様 

古川美術館では「花鳥の宴」展が、分館の爲三郎記念館では「竹田幸三追悼展 有松絞りを世界へ」展が初日を迎えました。午後には両館で展示を担当している学芸員によるギャラリートークが行われ、爲三郎記念館では特別ゲストとして故竹田耕三氏のご子息の竹田昌弘様にお話ししていただきました。