11月16日(日)午後1時より、古川美術館で開催中の特別展「交わる縁 小山硬 玉屋庄兵衛」の出品作家、日本画家の小山硬先生と、からくり人形師 九代 玉屋庄兵衛様によるトークショーが開催されました。
大勢のお客様にお集まりいただきました中で、お二人の出会いのきっかけやそれぞれの作品の魅力などを語り合っていただきました。お二人のお話のあとには、からくり人形「茶運び人形」「弓曳童子」「文字書き人形」の実演をお楽しみいただきました。
11月15日(土) 爲三郎記念館 桜の間で秋の実りをテーマに立礼の茶席を開催しました。
爲三郎記念館で開催中の特別展「つむぐけしき よむこころ」の出品作家 祖父江加代子先生にコーディネートされた普段とは違う雰囲気の空間でお茶をお楽しみいただきました。
床 お酒~米からの恵み~ 祖父江加代子米山和子コラボレーション作品
花 白菊
香合 銀彩雲丹
風炉 大江憲一
瓶掛 南部鉄 糸目
茶碗 白碗 新里明士
青白磁茶碗 加藤委
銅彩釉茶碗 水野幸一
白瓷BOWL 青木良太
白磁花碗 伊藤秀人
茶杓 石井伸夫
建水 LAMBERT
茶 上別儀 一香園詰
菓子器 白磁大皿 水野幸一
菓子 「こころ」 梅屋製
10月25日(土)午後2時より、展覧会担当学芸員によるギャラリートークを開催しました。
今回の展覧会を担当しているのは、古川美術館特別展が学芸員の山内綾子、爲三郎記念館の特別展が学芸員の早川祥子です。展覧会の作品リストやチラシ、作品解説のキャプションやシアタールームの番組など、展示の内容を知る手がかりはいくつかありますが、作品のもっとも近いところで展覧会を組み立ててきた担当学芸員の解説には、学芸員でなければ知りえないいろいろな物語がつまっています。会期中は3回ギャラリートークが予定されていますので、ぜひともご参加ください。
■ギャラリートーク開催予定日
10月25日(土)
11月13日(木)
11月29日(土)
いずれも、古川美術館は午後2時から、爲三郎記念館は午後3時よりはじまります。
展覧会初日を迎えました。
午後1時からと3時からの2回、九代 玉屋庄兵衛様によるからくり人形の実演がありました。
実演されたのは、展示作品の中から「茶運び人形」「弓曳童子」「文字書き人形」の3体です。
中でも、「文字書き人形」は江戸時代の人形を完全復元し名古屋では初公開とあって、人形の口と手に持った二本の筆を使って見事な「松」と「竹」の文字が同時に書かれると、会場にはひときわ大きな拍手がわきました。
からくり人形の実演は以下のスケジュールで開催されます。
また、シアタールームではからくり人形の実演を収めた番組を
放送していますのでこちらもご覧ください。
■からくり人形実演
10月18日(土)・19日(日)
11月16日(日)
12月14日(日)
いずれも午後1時からと午後3時から
明日から始まる古川美術館特別展「小山硬と玉屋庄兵衛 交わる縁~その作品と交流~展と分館爲三郎記念館特別展「米山和子 祖父江加代子 つむぐけしき よむこころ」展の内覧会が行われ多くの方にご来館いただきました。内覧会では各先生に作品についてのお話をしていただいたほか、玉屋先生自らからくり人形の実演も行ってくださいました。展覧会は明日、いよいよ初日を迎えます。明日もからくり人形の実演が行われます。見応えたっぷりの展覧会なので、皆様、是非、ご来館ください。
9月13日にワークショップ「伊勢根付に挑戦!!」を開催いたしました。講師は前国際根付彫刻会会長であり、現伊勢根付彫刻館館長をつとめる根付師の中川忠峰先生です。
根付制作での彫刻刀の基本的な使い方や磨き方などを学びながら、伊勢根付特有の朝熊黄楊のストラップを作りました。
その様子をご紹介いたします。