2月11日(水)UCC上島珈琲 上島達司会長がご来館されました。
爲三郎記念館 数寄屋カフェコーナーでは、お抹茶や和菓子などとともにコーヒーもご提供しています。使用しているのは、食の安心・安全や環境問題に配慮したUCCの有機栽培コーヒーで、豊かなコクと甘みが特徴です。ご来館の際にはぜひ一度ご賞味ください。
1月18日(日)は、古川美術館初代館長故古川爲三郎の誕生日にちなみ、立礼の茶席を開催しました。今年は爲三郎生誕125周年の節目を迎える年にあたり、爲三郎が愛蔵した茶道具による茶席となりました。
床 楊柳観音の図 横山大観
床飾り 観音像 高藤鎮夫
花 蝋梅 椿
花入 銅耳付彫刻 中川浄益
屏風 秋冬図屏風 石河有粼
立礼卓 御園棚 裏千家十四代淡々斎御好
釜 瓢箪釜 加藤忠三朗十二代
水指 古染付
薄茶器 桐蒔絵粉溜大棗 松寛
茶碗 富士之画黒楽茶碗 銘東海天 中村道年三代
替 志野茶碗 安藤日出武
替 萩焼茶碗 銘サゞレ石 田原陶兵衛十二代
菓子器 黄交趾鳳凰画鉢 永楽善五郎
菓子 千代の糸 梅屋製
11月18日 午前10時30分より、「さざれ石」の贈呈式を爲三郎記念館庭園でおこないました。
これは、現在の古川記念館・名古屋大学博物館の建物が、古川美術館の初代館長である故古川爲三郎と妻 志まとの寄付により、1964年(昭和39年)に名古屋大学図書館として設立されてから50周年を記念して贈呈されたものです。
除幕式には名古屋大学総長 濱口道成様、名古屋大学特任教授 足立守様、名古屋大学博物館館長 大路樹生様にご臨席賜り、濱口総長からはご挨拶で「古川図書館は現在の名古屋大学を作り上げる一番の核になる施設であった、そして、さざれ石は形を変えながら古川図書館が大学の中で機能していく姿を象徴している」というお言葉をいただきました。
爲三郎記念館庭園を散策の折にはぜひご覧ください。