ガラス造形作家 西中千人 先生がご来館されました

7月4日(土)ガラス造形作家の西中千人(にしなかゆきと)先生がご来館されました。

西中先生は、平成26年3月15日から5月11日にかけて、爲三郎記念館の数寄屋空間と日本庭園を舞台として、前衛的な手法で日本の美意識を追及するガラス展を開催していただきました。本日は、現在開催中の展覧会「美術のなかのどうぶつたち」展をご鑑賞にご来館くださいました。

西中千人先生(左)と古川館長

彫刻家・鈴木紹陶武先生が来館されました

本日、彫刻家・鈴木紹陶武先生が来館されました。

次の来館日がわかり次第、またお知らせいたします。

画像 手前から 鈴木紹陶武「カメの動く家」「ワニのベンチ」「三日月のゆめ」

展覧会が紹介されました

今年は梅雨らしい梅雨になりました。この季節の爲三郎記念館は、庭園がとてもきれいです。  現在、古川美術館では「美術のなかのどうぶつたち」、分館の爲三郎記念館では、この雨の季節にぴったりの展覧会「骨董編集人・北村日出子 エスプリ・アンティーク」を開催しています。

美術館の展覧会は、瀬戸の彫刻家・鈴木紹陶武先生のどうぶつの彫刻が、ユニークです!いつも見ている動物とはちょっと違う、面白い造形が楽しめます。

爲三郎記念館では、フランス、イギリス、北欧、中国の19~20世紀の西洋骨董が、骨董編集人の手によって、アッと驚くような斬新な設えとして展示されています。

なお、本展は6月2日の中日新聞朝刊の県内版にて紹介いただきました。まだ新聞をお持ちの方は是非ご覧ください。

また6月9日の朝日新聞夕刊「美・博ノート」に井上覺造「アルプスの猫」が紹介されています。

エスプリ・アンティーク展 骨董編集人・北村日出子 来館日のお知らせ

爲三郎記念館の展覧会に出品の骨董編集人・北村日出子氏の来館日をお知らせします。

 6月14日(日) 午前11時頃より

  ※大勢の皆様が集まってのトークはできませんが、会場内にて、随時、皆さまからの質問などにお答えくださいます。

撮影:松原伸一郎(スタジオプルミエ)

 

「美術のなかのどうぶつたち」展「エスプリ・アンティーク展」開幕いたしました

新型コロナウィスルの感染予防・拡散防止のために初日を延期しておりました古川美術館の「美術の中のどうぶつたち」展、爲三郎記念館の「エスプリ・アンティーク展」が共に本日から開幕いたしました。本日は展覧会チラシ掲載作品「郊外の小径」を描いた故・井上覚造先生の奥様や出品作品「三日月のゆめ」を制作した彫刻家・鈴木紹陶武先生、エスプリ・アンティーク展の展示作品を収集した北村日出子様がご来館下さっています。

鈴木紹陶武先生と「三日月のゆめ」

故・井上覚造先生夫人(中央)古川館長(左)早川学芸員(左から2番目)

分館爲三郎記念館にて
写真左から担当学芸員、骨董編集人 北村日出子様、故・井上覚造先生夫人

爲三郎記念館展示室の様子

4月5日 染色家 上田章子先生来館

出品作家である染色家の上田章子先生がご来館下さいました。

上田先生に作品についてインタビューいたしました。

上田先生より:普段はリアルな動物の作品を制作していますが、今回はアートを前面に押し出した作品にしました。海の生き物の面白さをどのように展開するか、それが課題でした。住んでいる所のすぐ近くに海があるので、海の生き物には親しみがあります。生活の中では常に生き物の動きを考えています。

4月5日 陶芸家 梅田洋先生来館中

出品作家である陶芸家の梅田洋先生がご来館下さっています。

梅田先生に作品についてインタビューいたしました。

梅田先生より:現在作品のテーマとしているのは陰影です。分館爲三郎記念館のやさしい光で影が綺麗に出ました。また、普段はろくろだけですが、今回の作品は土台をろくろであとは立体にみえるよう制作しています。作品が白で作られている意味、立体の作品をどのように制作しているかその2点に注目して鑑賞していただきたいです。

4月5日 陶芸家 伊藤公洋先生来館中

出品作家である陶芸家の伊藤公洋先生がご来館下さっています。

伊藤先生に作品についてインタビューいたしました。

伊藤先生より:現代の志野の表現に挑戦した作品です。3種類の化粧土に6種類の志野の釉液を使用し8種類の色を出しました。6種類の志野の釉液は海外から原料を取り寄せ調合しています。厚みのある土を削るのではなく、たたらを張り付けることで勢いのある作品になりました。

4月4日 染色家 神谷あかね先生来館中

出品作家である染色家の神谷あかね先生がご来館下さっています。

神谷先生に作品についてインタビューいたしました。

神谷先生より:糸を染めてから織ることで柄を出していくという方法で制作しています。モチーフはひまわりです。きつい日差しと花のコントラストを表現しています。見ていただく人が好きなように感じていただければいいので、あえて具象性は持たせていないし、題名にも入れていないです。

美術館や展覧会についてもコメントをいただきました。→美術館の雰囲気が落ち着いていていいなと思いました。アート系の作品もあっておもしろい展覧会です。素材・技法は同じなのに、人(アーティスト)の手が介すことで、伝統的なものからアート系のものまで作品の違いがおもしろいです。

 

4月4日 陶芸家 明石明実先生来館中

出品作家である陶芸家 明石朋実先生がご来館下さっています。

明石先生に作品の見どころをインタビューいたしました。

明石先生より:装飾が、表面に凹凸がある作品で、光の加減で反射が変わります。みずみずしい、すがすがしい感じが文様と反射の具合で表現できればと思って作りました。

文様は釉薬の「つぶ」を筆で一粒一粒ののせて、意図的にこのような文様になるように作り出しています。