投稿者「memory」のアーカイブ

4月5日 染色家 上田章子先生来館

出品作家である染色家の上田章子先生がご来館下さいました。

上田先生に作品についてインタビューいたしました。

上田先生より:普段はリアルな動物の作品を制作していますが、今回はアートを前面に押し出した作品にしました。海の生き物の面白さをどのように展開するか、それが課題でした。住んでいる所のすぐ近くに海があるので、海の生き物には親しみがあります。生活の中では常に生き物の動きを考えています。

4月5日 陶芸家 梅田洋先生来館中

出品作家である陶芸家の梅田洋先生がご来館下さっています。

梅田先生に作品についてインタビューいたしました。

梅田先生より:現在作品のテーマとしているのは陰影です。分館爲三郎記念館のやさしい光で影が綺麗に出ました。また、普段はろくろだけですが、今回の作品は土台をろくろであとは立体にみえるよう制作しています。作品が白で作られている意味、立体の作品をどのように制作しているかその2点に注目して鑑賞していただきたいです。

4月5日 陶芸家 伊藤公洋先生来館中

出品作家である陶芸家の伊藤公洋先生がご来館下さっています。

伊藤先生に作品についてインタビューいたしました。

伊藤先生より:現代の志野の表現に挑戦した作品です。3種類の化粧土に6種類の志野の釉液を使用し8種類の色を出しました。6種類の志野の釉液は海外から原料を取り寄せ調合しています。厚みのある土を削るのではなく、たたらを張り付けることで勢いのある作品になりました。

4月4日 染色家 神谷あかね先生来館中

出品作家である染色家の神谷あかね先生がご来館下さっています。

神谷先生に作品についてインタビューいたしました。

神谷先生より:糸を染めてから織ることで柄を出していくという方法で制作しています。モチーフはひまわりです。きつい日差しと花のコントラストを表現しています。見ていただく人が好きなように感じていただければいいので、あえて具象性は持たせていないし、題名にも入れていないです。

美術館や展覧会についてもコメントをいただきました。→美術館の雰囲気が落ち着いていていいなと思いました。アート系の作品もあっておもしろい展覧会です。素材・技法は同じなのに、人(アーティスト)の手が介すことで、伝統的なものからアート系のものまで作品の違いがおもしろいです。

 

4月4日 陶芸家 明石明実先生来館中

出品作家である陶芸家 明石朋実先生がご来館下さっています。

明石先生に作品の見どころをインタビューいたしました。

明石先生より:装飾が、表面に凹凸がある作品で、光の加減で反射が変わります。みずみずしい、すがすがしい感じが文様と反射の具合で表現できればと思って作りました。

文様は釉薬の「つぶ」を筆で一粒一粒ののせて、意図的にこのような文様になるように作り出しています。

4月4日陶芸家 屋我優人先生来館中

出品作家である陶芸家の屋我優人先生が本日来館してくださっています。

先生に見どころについてインタビューいたしました。

屋我先生より:あまり抽象的でなく、具象的に表現している美を見ていただきたいです。作品の表面を彫ることで釉薬をためる「影青(インチン)」という技法で、表面が影のように青く出てきています。また、表面の白い模様のところは、ろくろを回したのと同じ土を貼りつけています。プラス(貼る)とマイナス(削る)仕事をしているので、層が三段階あり、青の中に白の模様が浮き出ています。

作品名にもなっている「崑崙花」は先生の出身地である沖縄の花だそうです。

表面には結晶があります。じっと近づいて見ていただくとわかります。そこも見てください。

爲三郎記念館お庭に春の香り

フロント横のつつじは早くもつぼみが色づきました。

4月に入り爲三郎記念館のお庭も日々春の装いになってきましたので、一部をご紹介いたします。是非、ご来館いただき、お庭も散策していください。

お庭の滝横に咲いたお花です。

常盤万作にもつぼみがつきました。

3月28日・29日ご来館予定の出品作家のご案内

今週末ご来館の出品作家の先生方です。

3月28日 小林由依先生 吉田美年子先生
3月29日 鵜飼敏伸先生 川口清三先生 宮部友宏先生

皆様のご来館もお待ちしております。

イベント中止のお知らせ(令和2年3月27日更新)

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、現在開催している展覧会『愛知の工芸2020』期間中に予定されているイベントの開催をすべて 中止 いたしますのでお知らせいたします。

◆中止するイベント◆
 4月3日(土)   「ギャラリートーク」
 4月12日(日)  特別シンポジウム「技と芸」 (事前予約制)
 4月12日(日)  「作品講評会」
 4月17日(金)  「連続文化講座」 (事前予約制)
 4月18日(土)  「作品講評会」
 4月23日(木)  「愛知の工芸茶会」 (事前予約制)
 4月25日(土)  「作品講評会」
 4月29日(水祝) 「ギャラリートーク」
 5月1日(金)   「連続文化講座」 (事前予約制)

また、すでにお知らせいたしました延期の措置をとらせていただきました以下のイベントにつきましてもすべて 中止 といたします。代替開催はございませんのであわせてお知らせ申し上げます。

◆延期のお知らせをしていましたが、中止するイベント◆
 3月14日(土)  「ギャラリートーク」
 3月27日(金)  「連続文化講座」 (事前予約制)
 3月28日(土)  「花時茶会」 (事前予約制)
 

なお、現在開催している展覧会『愛知の工芸2020展』につきましては、5月6日(水祝)まで予定通り開館いたします。(※出品作家の来館日につきましては、出品作家のご都合により急遽変更されることがございます。ご了承ください。)