分館爲三郎記念館「開館25周年記念茶会」開催いたしました

2020年11月3日に分館爲三郎記念館は開館25周年を迎えました。その記念のお茶会を、庭園に茶席を特設し開催いたしました。※今回は、新型コロナウィルス感染拡大を避けるため、当館パスポート会員限定とさせていただきました。

本席最後には、古川美術館で展示中の藤森兼明先生もご参加下さいました。先生が手に持つもは、金沢の大樋年朗先生と、洋画の高光一也先生による合作の茶碗。

高光先生は藤森先生の師匠で、形見分けにと高光先生から藤森先生に渡された貴重な茶碗です。数日前に藤森先生から古川美術館に寄贈されたホヤホヤの茶碗。急きょ、茶会参加者の皆さまにお披露目をさせていただきました。

富士山の姿が大樋焼の漆黒の釉薬によく映えますね。藤森先生には、初めての師匠のお茶碗でお茶会をお楽しみいただきました。

コロナ禍で、半年ぶりの少人数でのお茶会。よい天気となり、ときおりシイの実も上から飛び込み参加して、びっくりされた方もいらっしゃるのでは。・。・。・。

本茶会へご参加いただきました皆様どうもありがとうございました。

 

 

庭園での茶会の様子

写真左から洋画家・藤森兼明先生、古川館長

藤森先生から古川美術館に寄贈されたホヤホヤの茶碗

金沢の大樋年朗先生と、洋画の高光一也先生による合作の茶碗

和菓子「しるし」梅屋光孝製