2025年

新商品「古川美術館 オリジナルアートグッズ『ブシコー派の画家の時祷書』」お知らせ【2025.10.24】

古川美術館 オリジナルアートグッズ 発売開始:2025年10月25日(土)~

古川美術館の所蔵代表作品『ブシコー派の画家の時祷書』は、古川美術館で開催する「藤森兼明-祈りの輝き」(会期:2025年10月25日(土)~12月21日(日))の期間中に特別展示される作品です。

ポストカード・マグネットともに、聖母のエピソードなどをとらえた扉絵に描かれた神聖な人物像や動物たち、自然のモチーフ、そしてそれを取り巻く華やかな装飾に凹凸をつけて立体化しています。さらに、聖母マリアを象徴する「青」の美しさが際立つよう、相談を重ねて発色を調整いただき、原本の魅力に近づけ商品化いたしました。

繊細で華やかな写本の世界を、ぜひお手元でお楽しみください。

◾️『ブシコー派の画家の時祷書』より「受胎告知」

「受胎告知」は、大天使ガブリエルが聖母マリアに、救世主の誕生を告げる神秘的な場面が描かれています。金色に輝く天使の羽根や、象徴的な百合の花、マリアの静謐な表情を、微細な凹凸を加えることで立体的に再現しました。背景の華やかな装飾模様にも起伏をつけることで奥行きを表現しています。神聖な瞬間を閉じ込めた中世の小宇宙を、手のひらで味わえる特別なアイテムです。

◾️『ブシコー派の画家の時祷書』より「キリストの誕生」

飼い葉桶に眠る幼子イエスを囲み、母マリアとヨセフ、動物たちがその奇跡をやさしく見守る「キリストの誕生」は、あたたかな光に満ちた喜びの場面が描かれています。慈愛に満ちた眼差しや衣服のひだ、夜空にきらめく星、藁の一本一本まですべてに立体加工を施し、原画そのままの鮮やかな世界を再現しました。クリスマスの祝福を分かち合う、ギフトにもふさわしい特別なアイテムです。

◾️『ブシコー派の画家の時祷書』より「羊飼いのお告げ」

「羊飼いのお告げ」は、夜空に天使が舞い降り、羊飼いたちに救世主の誕生を告げる神秘的な場面を描いています。羊飼いたちの表情や驚きの仕草、夜空に広がる光と天使の輝き、樹木の葉や羊の毛並みの柔らかさまで、ブシコー派の細密画ならではの世界観を、微細な凹凸加工で立体的に表現しました。祈りと祝福の瞬間が、指先を通して広がっていくポストカードです。

◾️『ブシコー派の画家の時祷書』より「聖霊降臨」

「聖霊降臨」は、聖母マリアを中心に使徒たちが集い、天からの聖霊を受ける瞬間が描かれています。静かに祈りを捧げるマリアの気高い姿を中心に、人物ひとりひとりの表情や仕草、差し込む光の広がりを微細な凹凸で浮かび上がらせています。祈りの静けさと祝福の高まりを指先から広がるように感じられる特別なマグネットです。

◾️『ブシコー派の画家の時祷書』より「聖母の戴冠」

「聖母の戴冠」には、マリアが天上で冠を授けられる荘厳な場面が描かれています。神の光に包まれた気高い姿、きらめく王冠、舞い降りる天使の精微な描写にあわせた細かい凹凸をつけることで、ブシコー派ならではの繊細な描写を立体加工でよみがえらせました。指先で触れるたびにあたたかな祈りが広がり、小さなアートピースとしてお楽しみいただけるマグネットです。

  • ウッドポストカード 計3種 各770円(税込)
  • アートマグネット 計4種 各880円(税込)

販売場所

第4回「結の会」茶会会場利用をいただきました

2025年10月12日(日)第4回「結の会」茶会/爲三郎記念館

  • 濃茶席、薄茶席(永坂知足庵氏)
  • 点心席(関・懐石料理 須多)

NPO法人「茶と人 結の会」様の第4回の茶会会場として爲三郎記念館邸内をご利用いただきました。

濃茶席(大桐の間)

薄茶席(瓢の間)

点心席(桜の間)

 

🌏✨旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2025」✨商談会&レセプション参加

🌏✨旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2025」✨商談会&レセプション参加させていただきました。今年は愛知県で初開催❗ 会場は愛知県国際展示場です。

9月25日のレセプションでは、「名古屋お茶会スタンプラリー」参画施設の皆さまとともに古川美術館も参加し、生菓子と抹茶でおもてなし🍵🌸
伝統文化を通じて旅の魅力を世界へと発信しました。

さらに9月25日・26日の商談会にも参加し、国内外の皆さまに古川美術館の魅力や日本文化の楽しみ方を広くご紹介してまいります。
未来の旅人、そして海外から訪れる方々にもこの魅力が届きますように🌍✨


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小学生参加者募集中 こどもワークショップ「まだ見ぬ世界へ」

小学生の参加者を募集しています。

子どもワークショップ「まだ見ぬ世界へ」

古川美術館所蔵作品コピーをコラージュし、折り紙や色鉛筆で飾ります。

日 時:2025年11月8日(土)
     13:30~16:00(高学年中心)
    2025年11月15日(土)
                13:30~16:00(低学年中心)
講 師:イミック新子
                    (画家、椙山女学園大学附属小学校 図工非常勤講師)
参加費:2,000円
定 員:各回8名(申込先着順)

完成作品は古川美術館内に展示いたします(2026/1/9~3/1)

ワークショップで使う作品の例

三日月のゆめ 鈴木紹陶武

三保の富士・松原(左双)横山大観

三保の富士・松原(右双)横山大観

過去の展示の様子

第2回新風景の会絵画展 最終日でした

第2回新風景の会絵画展「名古屋の風景」

本日最終日でした。

中部画壇で活躍する画家が、所属する団体や会派、そして技法を超えて集った「新風景の会」。

出品作家の先生もご来館くださいました。

毎日アーティストトークにもたくさんの皆様のご来館、ありがとうございました!

写真 

後列左から 森川美紀先生、瀬永能雅先生、加藤哲男先生、芝康弘先生、浅野秀和先生

中列左から 稲垣草児先生、小西雅也先生、片岡美鈴先生、林繭子先生

前列左から 田内公望先生、平井誠一先生、加藤茂外次先生、古川爲之館長

名古屋市副市長松雄様ご来館&エミリー・アンダーソン氏講座とトーク実施 

全米日系人プロジェクト・キュレーターのエミリー・アンダーソン氏をお招きし「歴史を映す美術:日系アメリカ人の歴史」と題した講座とトークを「日系アメリカ人の歴史と美術展」関連企画として実施していただきました。

今回の今回の「日系アメリカ人の歴史と美術」展は名古屋市とロサンゼルスの姉妹と市提携65周年を記念し、昨年5月か今年の3月まで名古屋市公館に展示されていたものですが、名古屋市様の「より多くの方に見て欲しい」とのご希望により古川美術館に展示されることになりました。そのため特別ゲストとして名古屋市副市長の松雄様がご参加下さり、冒頭でご挨拶もしてくださりました。

エミリー・アンダーソン氏(右》松雄副市長(左)

講座はヘンリー・スギモト氏を中心とした日系人画家の生い立ちや真珠湾攻撃が始まる前と後の作風の違いなどを詳しくお話をしていただき、最後に展示室でギャラリートークで締めくくっていただきました。