4月に入り爲三郎記念館のお庭も日々春の装いになってきましたので、一部をご紹介いたします。是非、ご来館いただき、お庭も散策していください。
土屋公雄展「溪山名月の茶会」を開催しました
分館爲三郎記念館にて開催中の土屋公雄先生の関連茶会「渓山名月の茶会」を庭園茶室 知足庵にて開催いたしました。
茶席のはじめには先生がご登場。作品の解説をしてくださり、お客様からの質問にも気さくにおこたえくださいました。そして本席は土屋先生が御嶽山から流れでた玄武岩の石のくり抜いて作成された「水指」(※蓋は、アフリカの御影石)をはじめ、先生の展示作品を連想させる茶道具を取り合わせ、主菓子も土屋先生の監修「下萌」一朶製で抹茶を一服皆様にお楽しみいただきました。

茶室へ向かう途中には先生の作品が、こっそりとお出迎えです

待合

床には、本展覧会の核心となっている先生の作品〝山” 。銀箔は、雪を見立てております。

土屋先生による作品解説

席のはじめに、一晩おいた水が入った先生の水指から一杓ずつ〝きき水”をお楽しみいただきました。

「下萌」一朶製。通常の下萌よりも絞り上げることでスタイリッシュな和菓子に仕上がっており、銀箔がほどこされています。

茶室「知足庵」
- 開催日2020年 2月24日(月・祝)
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- 1席目10:15
- 2席目11:00
- 3席目11:45
- 4席目13:30
- 5席目14:15
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- 定員:各席7名
- 会場:庭園茶室「知足庵」
爲三郎記念館での収録回が放送されます(NHKドラマ『ハムラ・アキラ』)
中日新聞(朝刊)市民版「土屋公雄展」記事掲載されました
現在、分館爲三郎記念館で開催中の愛知県立芸術大学退任記念「土屋公雄展~ときめきの庭/記憶の部屋」(3/1まで)が本日の中日新聞(朝刊)市民版にて紹介されました。

2020年2月18日(火)
中日新聞朝刊/市民版
NHKドラマ『ハムラ・アキラ』撮影会場としてご利用いただきました
爲三郎生誕130年記念茶会を開催しました
1月18日は、初代館長 古川爲三郎のお誕生日です。本年は生誕130年を記念した茶会を行いました。
屏風の前には、爲三郎さんが登場し、遺愛の品、茶道具で皆様をお迎えしました。
ご参加くださった皆様ありがとうございました。

寄り付きの様子
生誕130年 初代館長 古川爲三郎/明治23年(1890)1月18日生まれ
令和2年(2020年)1月18日は、初代館長 古川爲三郎の生誕130年となります。この節目を迎えるにあたり「古川爲三郎伝-その歩みとひととなりー」を刊行いたしました。本書をとおして初代館長 古川爲三郎へ今一度思いを寄せていただければ幸いです。
「古川爲三郎伝-その歩みとひととなりー」
- 発行 :公益財団法人古川知足会
- 出版年 : 2020年
- サイズ(mm) : 横210mm×縦297mm、10頁
- 販売場所:古川美術館・分館爲三郎記念館
- 販売価格:200円税込
「古川爲三郎伝-その歩みとひととなりー」令和2年(2020年)刊行

ある年のお誕生日【中曽根総理大臣からの祝い花とともに】 「男91歳」収録の様子、写真左は長男・勝巳氏(現・爲三郎記念館「大桐の間」にて)1981.01
100歳を迎えた古川爲三郎(平成2年)
古川美術館開館(平成3年)

『料亭 松楓閣』とのお食事セットプランができました
名古屋随一の料亭『松楓閣』のお食事と、古川美術館・分館爲三郎記念館のご鑑賞がセットになったプランができました。四季の表情を望む風光明媚な老舗料亭の美食と、展覧会のご鑑賞がセットになった大変お値打ちなセットです。ぜひご利用ください。

中京文化こどもいけ花教室の新春発表会
新春茶席を開催しました
1月2日(木)、3日(金)の2日間、分館爲三郎記念館(ひさごの間)にて「新春茶席」を実施いたしました。
本席では、お正月限定和菓子「花びら餅」(梅屋製)と、勅題茶碗にて一服お楽しみいただきました。