分館爲三郎記念館 春季公開「阿部肥 人形に想いを寄せて」開催!

2011年2月26日(土)~4月17日(日)

爲三郎記念館では7年ぶりとなる人形作家・阿部肥展が始まりました。本展では、阿部肥氏が丹念に制作した人形はじめ、氏が描いた額絵もご紹介し、阿 部肥芸術を余すところなくご覧いただきます。氏は日本人形の伝統的な美しさに魅了され、誰にも師事せずに独学で人形制作に専念してきました。本来ならば、 分業される人形作りですが、氏は人形の繊細な表情を示す面作りや、時に衣装の生地をつくるための糸の染めから、刺繍、飾りに至るまでのすべての工程を自身 で手掛けます。そしてそこから生み出される人形からは、氏の人形に対する深く温かい思いと日本人ならではの繊細な美意識を見て取ることができます。期間 中、一部作品の入替があります。ぜひ両期間作品をお楽しみいただけますと幸いです。

【前期】 2/26(土)~3/21(月・祝)・・・雛人形など節供、季節のお人形
【後期】3/23(水)~4/17(日)・・・ ・歴史人形など

それでは、前期作品(雛人形、節供人形)を中心に展示の様子をご紹介します。

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