アーカイブ

第35回風景の会絵画展〜愛知を描く・令和の眼

※こちらの展覧会は終了しました。

1986年に「中部画壇に新風を」と、会派を超えて集った風景を愛する画家たちの30年超に及ぶ活動の集大成の第35回展。昭和から平成、そして令和へと中部画壇の第一線で活躍し続けてきた風景画家たちが見出した、それぞれの風景が一堂に。

【出品作家《50音順 敬称略》】 27名
飯田 史朗・大島 幸夫・片山  宏・加藤  厚・加藤  勁・加藤 鉦次
加藤茂外次・木村 光宏・斎藤 吾朗・島橋 宗文・菅沼 鉄王・鈴木 喜家
傍島 幹司・田内 公望・竹原 城文・塚本 英一・坪井 孟幸・中島 佳子
中村  英・長谷川 仂・平井 誠一・松井 和弘・松谷 慶子・松村 公嗣
村山きおえ・森岡 完介・山田 隆量

 会期  2020年8月18日(火)~8月30日(日)
 休館日  月曜日
 主催  風景の会、中日新聞社 
 協力

 古川美術館

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 ※最終日8月30日は午後4時で閉館(最終入館は午後3時半まで)
 チケット
 委託
 チケットぴあ:Pコード 683-350(販売期間7/1-8/30)
『風景の会』絵画展を3DVRで無料公開しています
 

新型コロナウィルス対策のため臨時休館中です

新型コロナウィルスの感染予防、拡散防止のため、臨時休館致します。
突然の休館によりご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんが、感染症対策へのご協力をお願い申し上げます。
今後、状況により再開の日程を判断し本サイトなどでお知らせいたします。
ご不明な点などございましたら以下のお問い合わせ先までご連絡いただければと存じます。 敬具

※今後予定されている展覧会・イベントにつきましても、状況により中止または延期することがございます。最新の情報は本サイトなどでお知らせいたします。

■お問い合わせ先(平日の午前10時から午後5時まで)
公益財団法人古川知足会 事務局
〒464-0066 名古屋市千種区池下町二丁目50番地
電話:052-763-1991 ファックス:052-763-1992
ホームページ:https://www.furukawa-museum.or.jp/

次回展覧会は、こちらからご確認ください。

古川美術館企画展「美術のなかのどうぶつたち」

※こちらの展覧会は終了しました。

人間にとって動物は常に身近な存在でした。自然の脅威や神秘的なものとして畏怖され、祀られる存在であり、また一方では牛や馬、羊などは家畜として人間の生活を支える存在でもありました。そして現代では空前のペットブームに沸き、動物はもはや家族のような存在となっています。私たちと動物は、太古の昔から深くかかわりながら生きてきたのです。その身近な動物たちは美術にも表現されてきました。日本では、古くは中国絵画を源流とする花鳥画があり、鳥獣虫魚といった生きとし生けるものが美しい日本の四季の中に描かれていきます。近代以降になると、動物たちの姿は花鳥画という伝統から飛び出し、画家たちの個性や思いを映し出し、存在感を増して大胆に描かれるようになります。動物たちは、表現の可能性を一気に広げ美術の中で命を輝かせ、さまざまな姿を見せ、私たちを楽しませてくれています。
本展では、古川美術館の所蔵品から、思わず「カワイイ!」と声をあげたくなるもの、華やかな美しさが表現されているもの、よく見ると迫力の中にも愛らしさのあるものまで、動物(鳥獣虫魚)がさまざまに表現された作品を展示します。動物画の名手・竹内栖鳳、その栖鳳を凌ぐとまで言われた西村五雲、花鳥画に新境地を開いた上村松篁と上村淳之の鳥たち、水墨の枯淡な味わいを見せる木島櫻谷の狸、詩情あふれる独自の画風を追求した井上覚造の知性と愛嬌に満ちた瞳の猫・・・。その他にも力強く駆け抜ける馬や、圧倒的な存在感を放つ牛、野生の鋭さを放つ虎、風景の中に溶け込んだ小さな犬まで、画家たちが動物たちに込めた思いや技法の多様さなどとともに、美術のなかに息づく動物たちのいとおしき姿をお楽しみください。

 会期  2020年6月2日(火)~8月2日(日)
 休館日  月曜日
 主催  公益財団法人古川知足会  
 後援

  愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、
  中日新聞社、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
 

 チケット販売所

 チケットぴあ(Pコード 685-231)

 ファミリーマートCNプレイガイド(コード:34817)CNプレイガイド

 セブンイレブンチケット(セブンコード:084-255)

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

分館爲三郎記念館特別企画 「骨董編集人・北村日出子 エスプリ・アンティーク」展

日常の様々なシーンに合わせたアンティークを提案する骨董編集人・北村日出子のコレクション展を開催いたします。
北村日出子は「婦人画報・アンティーク・メモリー」(1997年)の連載で、器と四季折々の花とのコーディネートを提案するなど、西洋骨董の魅力を伝えてきてきました。彼女が30年にわたり蒐集してきたフランス、イギリス、北欧、中国の19~20世紀の骨董を、水無月の爲三郎記念館に合わせて展示。その卓越した技とオリジナルなデザイン、大切に受け継がれてきたガラス・陶磁器・ジュエリーの数々。贅と粋を凝らした爲三郎記念館の和空間との、時と国を超えた響きあいをお楽しみください。
『婦人画報』1997年の「アンティーク・メモリー」の連載の様子もパネルや映像でご紹介します。

 会期  2020年6月2日(火)~6月28日(日)
 休館日  月曜日
 主催  公益財団法人古川知足会
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社  

 協力

 骨董編集人・北村日出子  ミルキーウェイ・大坪のり子(花)
 スタジオプルミエ・松原伸一郎(撮影)

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 チケット販売所

 チケットぴあ(Pコード 685-231)

 ファミリーマートCNプレイガイド(コード:34818)CNプレイガイド

 セブンイレブンチケット(セブンコード:084-250)

 

古川美術館 分館爲三郎記念館同時開催「愛知の工芸2020」展

※こちらの展覧会は終了しました。

2015年に「メイドイン愛知」と題し<愛知県産>に着目した工芸展を開催しました。そして二回目となる本展では<作家と素材>に光を当てこの地で活躍する工芸作家を紹介します。
日本の手仕事・工芸は、長い歴史の中で伝統と伝承、作家と職人などいくつもの課題を抱えながら発展し、現在では世界に誇るツールにまで成長してきました。工芸の<工芸=用+美>というイメージはまさに工芸の成り立ちとその中で戦い続ける作家たちを象徴しているといえるでしょう。使うことから始まった工芸から、工業とは一線を画した美しさを求める工芸へ。長い年月をかけ、絵画に匹敵する我が国の文化として成長した背景には、作家たちの素材との向き合う真摯な姿を見ることが出来ます。多くの作家は土、漆、石、木、糸、布などの工芸的素材の制約の中で、その素材からもたらされる技術を習得し、その技術を糧に自らの目指す表現を求め制作し、再度、素材と向き合い、そして技術を高めていく。本展ではそうした工芸と真剣に向き合う現代作家を有識者により約65名を選考していただきました。とりわけここ、愛知県は《モノづくり》としても有名です。それは物流の良い土地柄と豊かな自然素材に恵まれて雄大な土地を有していたことが関係し、工芸と工業・産業が共に発展してきた。現に現在でも有数の工芸都市として日本でも上位に位置します。このように工芸に適した都市愛知において、伝統、創作、前衛、クラフトといった垣根を越えた作家の交流展を開催します。

 
 会期  2020年3月14日(土)~5月6日(水)
 休館日  毎週月曜日
 主催  公益財団法人古川知足会  
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、CBCテレビ、東海テレビ放送
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社

チケット販売所

 セブンイレブンチケット(セブンコード:083-683

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

 

 

古川美術館 生誕130年記念展「古川爲三郎コレクション 一(いち)富士(ふじ)・二刀(にかたな)・三(さん)美人(びじん) 」

※こちらの展覧会は終了しました。

古川美術館の初代館長である古川爲三郎は、明治23年(1890)1月18日、愛知県中島郡萩原村(現・一宮市)に生まれました。令和2年(2020)1月で生誕130年を迎えます。これを記念し「古川爲三郎コレクション ~一富士・二刀・三美人~」を開催致します。
古川爲三郎は平成7年(1995)5月に103歳でこの世を去りますが、事業をいくつも興し「生涯現役」、「百歳是青春」などの言葉を残しています。その言葉からもわかるように、常に前向きで夢多き人でした。爲三郎が最初に蒐集を始めたのが刀剣です。現在でも100振りほど所蔵していますが、その蒐集傾向は刀剣そのものよりも拵え(刀剣の外装)にあり、コレクションからは、爲三郎が武器としての刀剣ではなく、それを包み込む工芸的な美しさを持つ拵え(刀剣の外装)に魅力を感じていたことをうかがわせます。
また、実業家らしく日本一の富士山を好み、横山大観の富士山をはじめ、富士山を描いた作品を多く蒐集しました。そして地元を愛した爲三郎らしく、岐阜県中津川出身の前田青邨も好んで集め、特に前田青邨「薔薇」(1965年頃制作)は、爲三郎が≪青邨の薔薇≫と呼んで特に大事にしていました。その他、爲三郎コレクションには上村松園、伊藤小坡をはじめとする美人画、花や小動物を描いた花鳥画なども含まれています。これらの作品は現在分館 爲三郎記念館として公開している自宅で、自身が楽しむだけでなく、自宅を訪れた客人をもてなすためのしつらえとしても愛でられた作品たちです。
本展はそんな爲三郎の生涯を振り返りつつ、彼が蒐集した美術品の中から特に好きだった作品や、逸話の残る作品など、古川美術館の所蔵品の根幹をなす“爲三郎コレクション”の中からご紹介します。合わせて分館 爲三郎記念館では2月2日(日)まで、美術館では紹介しきれない、爲三郎のプライベートエピソードを遺愛の品と共に紹介します。

 

 会期  2020年1月2日(木)~3月1日(日)
 休館日  毎週月曜日(但し、1月13日、2月24日(月・振休祝日)は開館、翌日休館)
 ※2/4(火)・5(水)は記念館のみ展示替えの為臨時休館します。
 主催  公益財団法人古川知足会  
 後援

  愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、CBCテレビ、
  スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
 

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
備考  干支(子)年生まれの方は生年月日がわかるものを提示で入館料半額
 新成人は年齢がわかるものを提示で1/11-1/13の間は入館料無料

爲三郎記念館 愛知県立芸術大学退任記念 「土屋公雄展 ~ときめきの庭/記憶の部屋」

土屋公雄は、1955 年福井県生まれの彫刻家、環境造形アーティストです。一貫して「所在・記憶・時間」をテーマとし、80 年代半ばから発表を始め、流木や自然木を集積する原始的で神話的な作品群を経て、90 年代より解体された家屋の廃材や灰を精緻かつ大胆に構成する表現へと展開しました。作品は、国際的な現代美術展へも数多く出品されています。さらに世界各地より招待され、その土地や人々の記憶を刻むパブリックアートなどの彫刻作品を制作。国内では丸ビル正面エントランスに設置されたモニュメントや、東京空襲犠牲者追悼の平和モニュメント制作でも知られています。愛知県立芸術大学(美術学部教授)、武蔵野美術大学(建築学科客員教授)、日本大学(芸術学部客員教授)で教鞭をとっていますが、2020年3月に愛知県立芸術大学を退任することとなりました。それを記念して初めての日本家屋での個展を開催します。
会場となる古川美術館の分館 爲三郎記念館は、創建85年を超える歴史を有した建物であり、数寄の姿をとどめる邸宅として公開されている日本建築です。長い歴史をもつ建物だけに、それだけ多くの人の記憶も有しています。そんな爲三郎記念館を舞台に土屋公雄が新たな世界を現出させます。土屋はこれまで「所在」「記憶」をテーマに、様々な素材、場所、時にはすでに役割を終えた建物や物を組みなおし、従来の彫刻とは一味違った独特の造形を作り出してきました。大型作品の多かった土屋が、今回あえて室内展示の場として数寄屋建築の爲三郎記念館を選び、「記憶の庭」と題し、展示展開するには理由があります。作品自体は室内に納まるサイズではありますが、その作品は土屋の内に広がる広大な記憶の海につながります。その記憶の海から現れ出た山が作品となって、記念館の室内に広がります。この山の姿は、古来日本で描き繋げられてきた“日本の山”“やまと絵の山”です。いくつものイメージが重なり合って、展開していくその“場”こそが 「記憶の庭」であり、そこで作品に出会った人々は、土屋自身の記憶に刺激され、自身が持つ記憶が呼び起され、交差し、色鮮やかに蘇り、新たな感動が呼び起されます。「記憶の庭」は、一見小さいように見えますが、そこに広がる“場”は広大で、記憶の数は無限大です。そして、この庭は土屋の記憶だけでなく、それを鑑賞する多くの人々の記憶をも有する庭となると同時に、過去から未来へとつながっていく土屋公雄の新しい世界でもあるのです。

 会期  2020年2月6日(木)~3月1日(日)
 休館日  月曜日 ただし、2月24日(月・振休)は開館、翌日休館
 ※2/4(火)、5(水)の両日は展示替えのため、記念館のみ臨時休館します。
 主催  公益財団法人古川知足会 愛知県立芸術大学
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社  

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

 

古川美術館 特別展「髙山辰雄 平松礼二 松村公嗣 ~文藝春秋表紙絵とその芸術」

※こちらの展覧会は終了しました。

髙山辰雄、平松礼二、松村公嗣。独自の日本画を作り上げた三人は、『文藝春秋』表紙絵を描き、それぞれにバトンをわたしてきました。髙山辰雄は、生きることの神秘を感じさせる精神性の高い絵画を追及し、日展を舞台に活躍し、文化勲章を受章。『文藝春秋』では1987年から13年間、身近な風景や人物を題材としながら無限なる世界を表現し珠玉の時を刻んできました。
平松礼二は、革新的な日本画を目指し、「路」シリーズや、日本絵画の本質的な装飾性に着目した「ジャポニスム」シリーズを展開しています。『文藝春秋』では2000年から11年間、日本各地や日本と縁の深い外国を旅して、新しい日本画の創造をしてきました。
そして2011年から現在まで表紙絵を描く松村公嗣は、院展を主な舞台として活躍しています。国内外の風景や自然、人との出逢いから得た感動を多彩なテーマで展開し、時に叙情的に、時に力強く、いのちの輝きを表現してきました。
本展では、『文藝春秋』の表紙絵という一年の流れの中で描いてきた作品をご紹介すると同時に、髙山辰雄、平松礼二、松村公嗣が、日本画家として表現してきた大作も同時に展覧します。

また、関連展覧会として以下を予定しています。
*愛知大学豊橋キャンパス 愛知大学記念館「平松礼二 特別展覧会」2019年11月開催予定
*松坂屋美術館(名古屋)「愛知県立芸術大学学長退任記念 松村公嗣展―巡る」2019年11月2日~17日

 会期  2019年10月19日(土)~12月8日(日)
 休館日  月曜日 ただし、11月4日(月・振休)は開館、翌日休館
 主催  公益財団法人古川知足会  
 後援

  愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、愛知県公立大学法人愛知県立芸術大学、愛知大学、
  中日新聞社、CBCテレビ、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
 

協力  松坂屋美術館
 Pコード  チケットぴあ前売り販売Pコード769-905
 【販売期間】 8月8日(木)~12月8日(日)
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

爲三郎記念館特別展「茶 -祈りと楽しみ- 千宗屋好み興福寺中金堂献茶道具初公開」

国内外から今、最も注目されている茶人武者小路千家家元後嗣千宗屋氏。伝統を継承する一方で今に生きる茶の湯と茶人の姿を紹介します。
抹茶の風習と文化は12世紀末~13世紀に禅宗と共に伝わり、千利休によって体系づけられました。時代によって茶の趣向は異なるものの、≪もてなす≫という茶の精神は時代と共に脈々と伝わってきました。各時代の茶人によって試行錯誤が重ねられ、昇華されて現在に伝わります。本展ではその≪もてなす≫という精神に着眼し、茶人としてその精神を体現し、魅力ある趣向、作為を追求する千宗屋氏の茶の湯に迫ります。
古美術から現代アートに至るまで造詣が深く、現代の茶の湯を追求する武者小路千家家元後嗣千宗屋氏は、国内外問わず茶の湯の文化の普及に尽力しています。その鋭い感性は時として利休再来と称され、茶の湯に新たな兆しを与えました。
本展では法相宗興福寺の御協力を得て、2018年10月に行われた奈良興福寺の伽藍の中枢である中金堂落慶法要献茶にて使用され、奉納された茶道具を一般に初公開します。天平文化をコンセプトに千宗屋氏がプロデュースした茶道具は、まさに今の茶の湯を象徴した、若くそして力強いエネルギーに満ち、洗練された世界を見ることができます。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の全領域を駆使する生活文化の総合芸術である茶の湯。千宗屋氏のセレクトする作品から今に生きる茶の湯をお楽しみください。
【出品作家】≪敬称略・五十音順≫
赤木明登(塗師)加藤亮太郎(焼物師)佃眞吾(指物師)津田清和(焼物師)長谷川清吉(金物師)

 会期  2019年10月19日(土)~12月8日(日)
 休館日  月曜日 ただし、11月4日(月・振休)は開館、翌日休館
 主催  公益財団法人古川知足会
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、CBCテレビ、
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社  

 協力

 法相宗大本山興福寺、武者小路千家 公益財団法人官休庵、尾茗会

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 Pコード  チケットぴあ前売り販売Pコード769-905 《販売期間》8月8日(木)~12月8日(日)

 

古川美術館 分館爲三郎記念館同時開催 第二楽章 書だ!石川九楊展

※こちらの展覧会は終了しました。

目を瞠る斬新な創作、根底的(ラジカル)な評論、他の追随を許さず、書の表現領域を拡げつづけてきた石川九楊。2017年の夏・一ヵ月にわたった上野の森美術館での「書だ! 石川九楊展」は評判に評判をよんで尻上がりに観覧者を増やしつつ、惜しまれてお開きとなりました。
以来、石川九楊展開催を切望する声しきり。そこで、出品作を大幅に入れ替え、上野の森展とはまたガラリと異なった展覧会を当・古川美術館および分館 爲三郎記念館で開催する運びとなりました。題して「第二楽章‐書だ! 石川九楊展」。
古川美術館では、初期作品「歎異抄」全文ほか、日本古典文学を題材とした作品から、戦後詩、さらには「9.11」「東日本大震災」にちなんだ自作詩、さらには敗戦後の日本の歴史を描いた「敗戦古稀」などの近作までを展示します。
数寄屋建築の分館 爲三郎記念館では、盃千個に一盃一文字をしたためた圧巻の「盃千字文」、軸装の書や陶芸家とのコレボレーションによる文房具(筆、硯、文鎮、筆筒等)、茶道具など、書の多角的な魅力を展覧いたします。
また、特別企画として、会期中、分館 爲三郎記念館の襖四枚に古川美術館で公開制作します。石川九楊の展覧会会場での公開制作は初の試みです。完成作は会期中に爲三郎記念館にはめ込み展覧します。
書家・石川九楊の更なる歩みと今なお追い求める書の表現の宇宙をお楽しみください。

 会期  2019年8月3日(土)~10月6日(日)56日間
 前期:8月3日(土)~9月8日(日)
 後期:9月10日(火)~10月6日(日)
 休館日  月曜日(但し8月12日、9月16日、23日は祝日により開館、翌火曜日が休館)
 主催  公益財団法人 古川知足会
 後援他

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、日本経済新聞社、
 CBCテレビ、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社、その他)
 あいちトリエンナーレ2019連携事業、beyond 2020  

 協力

 ギャラリー白い点、株式会社 名古屋画廊、幸兵衛窯、市之倉さかづき美術館

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

第34回風景の会絵画展「愛知を描く~平成の残したい風景」

※こちらの展覧会は終了しました。

1986年に《中部画壇に新風を》と、当時の中部地方の日本画、洋画、版画を代表する作家たちが所属団体や会派の枠組みを超えて自由な立場で集結して設立した風景の会絵画展第34回展を開催します。設立当初より松坂屋美術画廊を会場としておりましたが、2018年をもって松坂屋会場での開催が終了したことを受け、2019年の名古屋での会場は古川美術館とし、秋に例年通り豊川市桜ヶ丘ミュージアムへ巡回いたします。今年は平成から新元号へと移り変わる節目にあわせ「愛知を描く~平成の残したい風景」をテーマとし、風景の会同人がそれぞれに選び、新時代へ残したい風景を描きます。

出品作家
飯田 史朗・岩原 良仁・梅村 孝之・大島 幸夫・片山  宏・加藤  厚・加藤  勁
加藤 鉦次・加藤茂外次・木村 光宏・斎藤 吾朗・島橋 宗文・菅沼 鉄王・鈴木 喜家
袖垣 治彦・傍島 幹司・田内 公望・竹原 城文・塚本 英一・坪井 孟幸・中島 佳子
中村  英・長谷川 仂・平井 誠一・松井 和弘・松谷 慶子・松村 公嗣・村山きおえ
森岡 完介・山田 隆量

 会期  2019年7月2日(火)~ 7月15日(月・祝)
 休館日  月曜日(但し最終日16日月祝は開館)
 主催  風景の会、中日新聞社 
 協力

 古川美術館

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

分館爲三郎記念館特別展 高北幸矢インスタレーション「落花 未終景」

“老いることは美しい”と飾ることはできない。“老いることは醜い”と悲しむこともできない。“老いることは、人生を豊かにする”と容易には言えない。しかし老いの先にある終わりを認識したからこそみえる未来を見てみたい。“美しく老い、豊かに終えてゆく”最後の美しさを実現するために。   作家の言葉より
都市におけるサイン計画などの社会的価値の高いデザインを創出してきた高北幸矢は、2012年よりアーティストとしてインスタレーションを展開してきた。
高北がインスタレーションを展開するきっかけとなったのは、15年程前に見た落花の椿の夢である。一面を覆い尽くす真っ赤な椿は地面におちてもなお、その命を輝かせていた。高北が椿を見ているのか、それとも椿に見られているのか。それはむせ返るような匂いさえも感じる夢であったという。その死してもなお咲き続ける椿に自らを重ね、≪生きる力と美≫を見出したのである。
本展では、丹念に彫り続けられた椿で高北の胸中にある二面性を表現する。光と影、陰と陽、美と醜、生と死。それらは互いに照らし合い、補いながら終焉の美しさへと昇華していく。最後の美しさを求めて進化する高北幸矢の椿が爲三郎記念館で開花する。

 会期  2019年5月18日(土)~7月15日(月・祝)
 休館日  月曜日(ただし7/15は開館)
 主催  公益財団法人古川知足会
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、CBC、
 愛知芸術文化協会
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社  

 協力

 あいちトリエンナーレ2019 beyond2020

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 Pコード  769-614 《販売期間》3月20日~6月30日

 

古川美術館企画展「Color ~色彩からのメッセージ~」

※こちらの展覧会は終了しました。

私たちの身の回りには、Color=色があふれています。色は大前提として現実を再現する役目を持っていますが、美術作品における色は、主題や構図とともにとても重要な要素を占めています。そして色の機能や意味は多種多様であり、私たちは色を通して作品の主題、心理的状況など、作者からの様々なメッセージを受け取ります。メッセージの受け取り方は、観る者の文化的背景や、それまでの人生経験に左右されるため、すべて同じ内容にはなりません。しかし、色には古今東西、万国共通のイメージというものがあることもまた、忘れてはいけません。
本展ではそんな様々な機能や意味を持つ美術作品の“色”に着目し、美術作品を通して、色がもたらすイメージやメッセージだけでなく、主題の意味合いをより強く印象付ける色、作家の思いや思考を表す色など、色がもたらす様々な視覚的、心理的効果を読み解きます。

 会期  2019年5月18日(土)~ 6月30日(日)
 休館日  月曜日
 主催  公益財団法人古川知足会  
 後援

  愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社

連携事業  あいちトリエンナーレ2019 beyond2020
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

分館爲三郎記念館特別展 高北幸矢インスタレーション「落花 未終景」

“老いることは美しい”と飾ることはできない。“老いることは醜い”と悲しむこともできない。“老いることは、人生を豊かにする”と容易には言えない。しかし老いの先にある終わりを認識したからこそみえる未来を見てみたい。“美しく老い、豊かに終えてゆく”最後の美しさを実現するために。   作家の言葉より
都市におけるサイン計画などの社会的価値の高いデザインを創出してきた高北幸矢は、2012年よりアーティストとしてインスタレーションを展開してきた。
高北がインスタレーションを展開するきっかけとなったのは、15年程前に見た落花の椿の夢である。一面を覆い尽くす真っ赤な椿は地面におちてもなお、その命を輝かせていた。高北が椿を見ているのか、それとも椿に見られているのか。それはむせ返るような匂いさえも感じる夢であったという。その死してもなお咲き続ける椿に自らを重ね、≪生きる力と美≫を見出したのである。
本展では、丹念に彫り続けられた椿で高北の胸中にある二面性を表現する。光と影、陰と陽、美と醜、生と死。それらは互いに照らし合い、補いながら終焉の美しさへと昇華していく。最後の美しさを求めて進化する高北幸矢の椿が爲三郎記念館で開花する。

 会期  2019年5月18日(土)~7月15日(月・祝)
 休館日  月曜日(ただし7/15は開館)
 主催  公益財団法人古川知足会
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、CBC、
 愛知芸術文化協会
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社  

 協力

 あいちトリエンナーレ2019 beyond2020

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 Pコード  769-614 《販売期間》3月20日~6月30日