※こちらの展覧会は終了しました。
日本現代工芸美術展では、現代美術家協会会員が独創的なコンセプトによって表現した多様な作品を展示し、毎年、全国各地の美術館で開催し、今年で60回目を迎えました。現代工芸美術家協会の作家たちは、工芸素材を駆使しながら自身の感動や感情を作品として発表しています。それは技と美を兼ねた絵画にはない工芸ならでは魅力です。長きにわたり工芸は芸術の1ジャンルとして絵画と肩を並べ展示できるよう、美を追求してきました。その結果、日本の工芸は日本を象徴する文化の一つとして諸外国から高い評価を得てきました。しかし、20世紀以降多様に変化する美術形体の中で工芸も新しい展開を見せなくてはならない時がきました。
そこで東海地区の記念展として開催する本展は、これまでにない新たな試みに挑戦します。会場となる古川美術館はホワイトキューブの展示室と、昭和の香りを色濃く残す数寄屋建築の分館爲三郎記念館の2館。この2つの建物の特徴を生かし、美術館ではじっくりと作家の表現に対峙する空間を、そして分館爲三郎記念館では工芸作品を用いたインスタレーションとして空間すべてを演出します。現代工芸美術家協会の作家にとってインスタレーションは初となる試みで、各ジャンルでチームを作り、一つのコンセプトを作品化していきます。現代工芸作家42名の新しい挑戦をお見逃しなく!
会期 | 2022年7月2日(土)~7月31日(日) |
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休館日 | 毎週月曜日 |
主催 共催 |
一般社団法人 現代工芸美術家協会 東海会 中日新聞社 CBCテレビ 東海テレビ放送株式会社 |
協力 |
公益財団法人 古川知足会 古川美術館分館爲三郎記念館 |
後援 |
愛知県、名古屋市、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、岐阜県教育委員会、 |
チケット販売所 |
【販売期間】2022年6月1日(水)~7月31日(日) ArtSticker(アートスティッカー)にてチケット販売中→ArtSticker |
開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) |