爲三郎記念館築80年記念 新緑の宴~庭園檜舞台~を開催しております。

古川美術館分館爲三郎記念館で築80年を祝うイベントを開催しております。

このイベントの前半では庭園に総檜の舞台を期間限定で設置し、芸どころ名古屋を代表する方々の公演を開催いたしました。

5月21日の初日は能楽笛方藤田流宗家で重要無形文化財総合指定保持者の藤田六郎兵衛氏の舞台で幕を開けました。藤田六郎兵衛氏は爲三郎記念館開館時にも同じ檜舞台で演奏をして下さった方で、記念すべき初日となりました。5月23日には名古屋を拠点に全国で活躍する和泉流野村派一四世野村又三郎氏による狂言の舞台を開催いたしました。また、この2日間は爲三郎の愛した猿投温泉よりホテル金泉閣の菅料理長におこしいただき、昼食もお楽しみいただきました。

本日5月24日と明日、25日は名古屋の各芸を伝承する四先生によるコラボレーションイベントです。館内では表千家の谷口剛久氏が席主を務めるお席で、陶芸家の加藤春鼎氏による茶碗によりお茶をお楽しみいただけます。また、庭園の檜舞台では日本舞踊西川流の西川まさ子踊りと花道家小川珊鶴氏の生け花パフォーマンスをお楽しみいただけます。

後半である「美人画」展初日の5月31日と6月1日には、庭園檜舞台の上での野点席を開催いたします。こちらは、まだ、間に合います!!皆様のご来館をお待ちしております。