雛祭茶席を開催しました【H31.3.1】

3月3日の雛祭りにちなみ、分館爲三郎記念館「桜の間」に茶席を設け「雛祭茶席」を開催いたしました。

茶道具には、当館所蔵品から花や春を感じられるものを取り合わせ、また空間を当館職員で切り絵作家の遠藤真由香により冬(雪)から春(桃の花)に変化していく季節の移り変わりを演出しました。その中で、大黒屋本店製の和菓子「雛の袖」と抹茶を一服、皆様にお楽しみいただきました。

*菓子器には、分館爲三郎記念館で開催予定の「漆・浅井啓介展」の作家 浅井啓介先生の作品を使用いたしました。

 

切り絵作家 遠藤真由香による空間演出

友禅和紙で折られた雛人形

切り絵作家 遠藤真由香による空間演出

【写真左】切り絵作家 遠藤真由香による作品解説

本日の和菓子「雛の袖」大黒屋本店製 
菓子器は、次回展の漆作家 浅井啓介先生の作品です

和菓子「雛の袖」大黒屋本店製※前の画像は室内の照明で異なってしまったため本来のお色をご紹介。ピンクと薄い青色にぼかし染めた外郎生地を折りたたむようにして白みそ餡を包み、雛人形の着物の袖を写したお菓子です