投稿者「memory」のアーカイブ

観月茶会を開催しました【H29.10.4】

2017年の中秋の名月は10月4日。本日、分館爲三郎記念館の離れの茶室「知足庵」で「観月茶会」を行いました。当館所蔵の茶道具で、和菓子とともに皆様をおもてなしいたしました。

 

藤森兼明先生ご来館

10月21日(土)から開催する展覧会『藤森兼明-人を魅せる技-』の準備のために、洋画家 藤森兼明先生がご来館くださいました。

藤森兼明先生は、ビザンチン時代を中心とする中世キリスト教会、聖堂への巡礼を創造の源泉としています。藤森先生が打ち合わせのためにご来館くださいましたこの日は、かつて、平成25年(2013年)に古川美術館で藤森先生の特別展を開催した際に同時公開した当館所蔵の彩飾写本「ブシコー派の画家の時禱書」を展示していました。藤森先生は、先生の敬慕する中世キリスト教美術において、人々に身近な祈りの美であり、聖と俗とをつなぐ祈りの窓であった彩飾写本を熱心にご鑑賞くださいました。

藤森兼明先生の特別展 財団設立30周年記念展『藤森兼明-人を魅せる技-』は平成29年(2017年)10月21日(土)から12月17日(日)まで開催します。10月22日(日)15時からは、藤森先生のアーティストトークとともに、ミュージシャンの喜多郎様をモデルにお迎えし、クロッキーのライブパフォーマンスを行います。その他、11月25日(土)午後2時からも藤森先生にご来館いただきましてアーティストトークを開催いたします。

みなさまのご来館を心よりお待ち申し上げております。

ワークショップ「解剖図鑑 ペーパークラフトで知足庵を作ろう!!」開催

椙山女学園大学で教鞭をとられていた山崎茂雄先生をお招きしワークショップ「解剖図鑑 ペーパークラフトで知足庵を作ろう!!」を開催いたしました。まずは、爲三郎記念館の庭園にある離れの茶室知足庵内部を先生のお話を伺いながら見学し、その後、江戸時代よりあった「起こし絵」という手法で知足庵を実際に制作いたしました。

重陽茶会を開催しました(H29.9.9)

9月9日の重陽の節句は、白露の季節に菊の着せ綿で邪気を祓い健康を願う行事です。その重陽の節句にちなんだ茶会を開催しました。爲三郎記念館の「ひさごの間」の展示空間で、「重陽」にちなんだ当館所蔵の茶道具と「着せ綿」で皆様をおもてなしいたしました。

 

パスポート会員限定講座「探訪 中世フランス美術」開催(H29.9.8)

小林久見子氏(アリアンス・フランセーズ講師・椙山女学園大学非常勤講師)をお招きし、パスポート会員限定講座を開催しました。講座では、後期(9/16~10/9)に展示する古川美術館所蔵「ブシコー派の画家の時禱書」を含むフランス中世美術の魅力など、小林先生ご自身が現地フランスで撮影した聖堂などの写真も交えお話いただきました。

財団設立記念*美術講座「爲三郎と古川美術館」開催【H29.9.5】

古川美術館の母体である「財団法人古川会」は昭和62年9月5日に設立されました。本年設立30周年を迎え、その記念として本日9月5日(火)美術講座「爲三郎と古川美術館」を開催しました。展覧会担当学芸員が爲三郎の夢であった美術館解説までの道のりやコレクションの見どころをご紹介しました。

また、今回ご参加くださった皆様には財団設立30周年の特別特典として、分館爲三郎記念館にて爲三郎の長寿にあやかり氏の好みに合わせて作った当館オリジナル和菓子「夢寿夢寿(むじゅむじゅ)」と、健命茶(けんめいちゃ)をお楽しみいただきました。

足立守による特別講座「ラピスラズリ~絵画の中の青い宝石」開催【H29.9.1】

地質学者で、名古屋大学特任教授の足立守先生を講師にお招きし、「ラピスラズリ~絵画の中の青い宝石」と題した講座を行いました。足立先生には、後期(H29.9/16~10/9)で展示予定の古川美術館所蔵「ブシコー派の画家の時禱書」にも使用されているラピスラズリについてのお話を顔料や宝石の観点からわかりやすく解説いただきました。また、先生が所有されている鉱石(ラピスラズリなど)もお持ちくださり、参加者の皆様には実際に手に取って見ていただき、質疑応答で鉱石についてもご説明をいただきました。

呈茶席「数寄屋カフェ」からのお知らせ

 抹茶セットの季節の和菓子は、本日8/29(火)から、あわ雪製の「秋風」をご用意しております。こちらの和菓子は9月3日(日)までとなります。

皆様のお越しをお待ちしております♡