※こちらの展覧会は終了しました。
街角で出会う女性彫像が生み出すいのちの輝き、新しい風景。愛知県西尾市一色町出身(1939年生)で日本藝術院会員として日本彫刻界を代表する山本眞輔の彫刻は、駅や公園、百貨店など数多くの場所に設置され、自然と共鳴し合い希望ややすらぎを人々の心に届けています。 山本眞輔は、東京教育大学(現筑波大学)卒業後、二度のイタリア留学を通じ、清楚な若い女性像を主題とした「祈り」シリーズ、海外旅行などから得た心象風景を作品にした「心の旅」シリーズなどを展開してきました。本展では山本の主要な受賞作品「森からの声」(日展内閣総理大臣賞)・「生生流転」(日本藝術院賞)、格調高い「祈り」シリーズ、異国の風を運ぶ「心の旅」シリーズ、知恩院献納の「旅立ちの勢至丸さま」、京都府宮津市設置の「祈り 細川ガラシャ夫人像」などを展覧します。また、デッサンやテラコッタ、蝋型、大理石彫刻など、ほとばしる情熱を投影した作品も紹介します。山本眞輔の60年に渡る彫刻の軌跡と、幅広い表現力をお伝えし、その神髄に迫ります。
平成29年5月27日(土)~7月23日(日) | |
休館日 | 月曜日 |
主催 | 公益財団法人古川知足会 |
後援 | 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、CBCテレビ スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 、名古屋日伊協会 |
開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
チケットぴあ | Pコード 768-237 ◎販売期間 3月18日(土)〜7月23日(日) |
分館爲三郎記念館「山本澄江の世界-祈りの道」
山本澄江は、夫である彫刻家山本眞輔を支えながら、心象風景に植物や人物を組み合わせた他に類を見ない印象的な絵画を描き続けています。愛知教育大学美術科時代よりペン画の魅力に取りつかれ、イタリア国立ローマアカデミア留学を経て、第1回上野の森美術館「日本の自然を描く展」(1988年)では文部大臣奨励賞を受賞するなど、高い評価を得てきました。その表現方法は独特で、初期(1968~80)は、小画面にペンのみで植物や鳥を繊細に描いたモノトーンの作品、中期(1980~98年)には大画面にペンと水彩やアクリルを用いて、虚ろな目の物憂げな女性の顔とマスクを描いた「人間哀音」シリーズ、そして近作(1998年~)では「祈りの道」シリーズとして、小画面に色彩豊かな季節の草花をペンとアクリルで描いています。これまでまとまった個展を開催してこなかった山本澄江の画業50年を記念する展覧会となります。また、山本夫妻の娘であり、爲三郎記念館・太郎庵襖絵「太郎庵椿」の作者、日本画家・山本眞希の新作も特別出品します。古川美術館開催の山本眞輔展とともに、彫刻、洋画、日本画と異なる世界で活躍する親子の競演をお楽しみください。
会期 | 平成29年6月20日(火)~7月23日(日) |
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休館日 | 月曜日 |
主催 | 公益財団法人古川知足会 |
後援 | 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 |
開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) |