令和7年度「伝統文化こども茶道体験」4日目【2025.8.7】

🌿子ども茶道体験「茶人になろう!」第4回開催のご報告🌿

本日、4日目の「伝統文化子ども茶道教室」が無事終了いたしました。
今回は、前回行った割り稽古の復習を行い、「月」チーム・「花」チームに分かれて点前とお客様の作法について学びました。最初に行ったのは、お菓子の取り方の練習です。空の菓子器を使い、器の扱いや懐紙への取り方を確認する“エア練習”から始めました。

その後はペアになり、相手に自分で点てた抹茶を飲んでもらう実践稽古を行いました。本日の和菓子は、錦玉(寒天)製の「花火」。つるつると滑りやすい素材でしたが、皆さん丁寧に扱い、懐紙へ移す所作もとても上手でした。点てたての抹茶と一緒に、自分で取り出したお菓子を味わい、回を重ねるごとに落ち着いた所作が身についている様子がうかがえました。

本日の菓子とお茶:
・和菓子:「花火」(錦玉製)/ 梅屋光孝 製
・抹茶:「常盤の昔」/ 妙香園 詰

いよいよ明日(8月8日)は最終回となります。本日習得したお点前とお客様作法を、保護者の皆さまにご披露いただきます。その後、講師によるお茶会にも子どもたちが参加予定です。
にぎやかなお席となる見込みですが、ご来館の皆さまには何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

講師:好学茶会(明禾先生・さゆ先生)

■午前の部(参加者10名)

■午後の部(参加者10名)

令和7年度「伝統文化こども茶道体験」3日目【2025.8.6】

🌿子ども茶道体験「茶人になろう!」第3回のご報告🌿

本日は、いよいよお点前の基本を学ぶ一日。
お道具の扱い方から始まり、
・帛紗さばき
・茶器と茶杓の清め方
・茶筅通し
といった所作を一つひとつ丁寧にお稽古しました。

その後は、三つの動きを通して練習し、自服にてご自分で点てたお抹茶と干菓子をいただきました🍵皆さん、先生の所作をしっかりと見て、美しい姿勢で集中して取り組んでいました✨
静かななかにも和やかな、素敵な時間が流れていました。

 🍬お菓子:枝豆の落雁(大黒屋本店製)
 🍵お抹茶:常盤の昔(妙香園詰)

次回は、明日8月7日(木)に第四回を開催いたします。本イベントは事前予約制につき、当日参加はできません。ご了承くださいませ。

講師:好学茶会(明禾先生・さゆ先生)

 ■午前の部【参加者11名】

■午後の部(参加者10名)

令和7年度「伝統文化こども茶道体験」2日目【2025.8.5】

🍵2025年 伝統子ども茶道体験「茶人になろう!」2回 開催のご報告🍃

本日、第二回目の茶道体験が無事に終了いたしました。
まずは「月」「花」ふたつのグループに分かれ、それぞれの体験が終わり、最後は全員で割り稽古を行いました。

🔹体験① 庭園茶室「知足庵」へ
爲三郎記念館の庭園を歩きながら、「飛び石」「関守石」「外待合」「蹲踞(つくばい)」についての説明を受け、静かに茶室「知足庵」へと進みます。躙り口(にじりぐち)の意味や所作について学び、特別に小間の茶室へ入らせていただきました。
初めて躙り口をくぐる体験に、緊張しつつも真剣な眼差しで取り組む姿がとても印象的でした。

🔹体験② 茶室の拝見と所作の学び
茶室には「広間」と「小間」があり、それぞれの役割や設えについてお話をいただきました。
畳の上での歩き方やお辞儀のしかたを練習し、掛け軸・茶花・茶釜・風炉・水指など、茶道具の拝見も丁寧に行いました。


🔹割稽古(わりげいこ)
最後には帛紗(ふくさ)の扱い方「帛紗さばき」と「茶筅通し」に挑戦し、ひとときの学びの時間が静かに締めくくられました。

次回・第三回は明日8月6日(水)に開催予定です。
本イベントは事前予約制につき、当日参加はできません。ご了承くださいませ。

講師:好学茶会(明禾先生・さゆ先生)

■午前の部【参加者11名】

■午後の部【参加者10名】

第4回公募展古川美術館Fアワード 授賞式&交流会を開催しました

第4回公募展古川美術館Fアワード~次世代につなぐ~授賞式を開催しました。

この公募展は、若い世代の芸術活動を応援したいという特別支援者・深津昭彦様からの多大なるご寄付によって実現した公募展です。

本日の授賞式では、特別支援者・深津昭彦様から、芸術を志す若い方たちへの激励の言葉をいただきました。

また、本公募展にご後援いただいた中日新聞社様、CBCテレビ様、東海テレビ放送様、

コミュニティネットワークセンター様、スターキャット株式会社様にもご出席いただき、賞状を授与いただきました。

審査員 神田真秋様(愛知芸術文化センター総長)、

阿野義久様(愛知県立芸術大学名誉教授)、

久世直幸様(大阪芸術大学教授)、

久野利博様(名古屋芸術大学名誉教授)、

櫃田珠実様(元名古屋芸術大学教授)

からも、審査総評、受賞作品の講評をいただきました。

交流会も盛り上がりました。

受賞・入選された皆様、授賞式にご参加くださったご家族の皆様、また展覧会をご観覧くださった皆様、本当にありがとうございました。

本日の授賞式&作品講評会のライブ配信を、古川美術館公式インスタグラムにて配信しましたので、是非、ご高覧ください。

またスターキャットウィークリーのYouTubeでも視聴できます。こちらは8月7日(木)19時以降、YouTubeにて視聴できますので、併せてご高覧ください。

 

第4回公募展古川美術館Fアワード 入選作品展 まもなく開催です

第4回を迎える古川美術館Fアワード
入選作品展は 8月2日(土)~8月10日(日)に開催です。

8月1日は13時半より授賞式を開催いたします。

また同期間 前年の第3回展で大学部門大賞を受賞した福島七海さんの記念作品展を爲三郎記念館で開催いたします。

あわせてご高覧ください。

 


 

名倉鳳山先生ご来館

本日の素敵な来館者をご紹介💓

今日は新城より硯作家 名倉鳳山先生が
ご来館くださいました。
長谷川先生とはいろいろなところでお話になるようで、古川美術館とJR名古屋タカシマヤの両方にお出かけになるようです。
展示中の硯作家をご覧になり、硯のあれこれをお話しくださいました。
硯といえば、、、
先日、伝統工芸の先生方で綴る「伝統工芸の魅力」の講座ではたくさん貴重なお話を伺いました。
秋の伝統工芸展ではまた先生の作品を拝見できることを楽しみにしております。
伝統工芸の先生方の講座の次のご担当は鈴木徹先生です。気になる方は美術館までお問い合わせくださいませ。

 

ご鑑賞される名倉鳳山先生

名倉鳳山先生

「投扇興体験」開催【2025.7/03】

爲三郎記念館にて「投扇興体験」を開催いたしました

本日、爲三郎記念館にて「投扇興体験」を計2回開催いたしました。今回で2回目の開催となり、前回に引き続き、講師には和サロン「かつらそう」代表の 桂田園子(かつらだ そのこ)先生 をお招きしました。今回は、古川美術館オリジナルの投扇興セットを初めて使用しての実施となりました。

◎実践体験の様子
体験では、投扇興の歴史や楽しみ方、扇の扱い方について先生より丁寧にご説明いただいたのち、いよいよ実践へ。一人5回ずつ扇を投げて対戦していただきました。

参加者の皆様は、扇を手にした瞬間から緊張感と期待に包まれ、一投ごとに歓声や笑顔があふれ、和やかな雰囲気の中で楽しまれていました。講師の先生も「なかなかお目にかかれない」と驚かれるほどの珍しい銘「常夏」が出る場面もあり、今回も大いに盛り上がりました。

本日の得点結果のご報告
本日ご参加いただいた皆様の中から、特に高得点を獲得された上位3名の方をご紹介いたします。
🏆 得点上位者
1位 I様(女性) 得点:36点 銘「蓬生(よもぎう)」を出されました。
2位 I様(男性) 得点:22点 珍しい銘「常夏(とこなつ)」を出されました。
3位 K様(男性)得点:21点 フジテレビ「ぽかぽか」“名人”としてもご出演歴のある方です。
🎯 本日の参加者:19名 📝 平均得点:12

皆様の真剣な一投一投に、会場は大いに盛り上がりました。次回の開催もぜひご期待ください!

ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。また、展覧会ならびに「数寄屋deCafé」をご利用のお客様にも、ご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

古川美術館オリジナル「投扇興」セット 受注販売中!

今回使用した、古川美術館オリジナル「投扇興」セットは受注生産にて販売いたします。優雅な遊びのひとときをご自宅でもお楽しみいただける逸品です。ご希望の方はぜひお問い合わせください。

右から 主催館館長 古川爲之 審査員 櫃田珠実先生 審査員 神田真秋先生 審査員 久野利博先生 公募展 ご関係の篤志者 審査員 阿野義久先生 審査員 久世直幸先生

第4回公募展古川美術館Fアワード 審査会を実施いたしました

第4回公募展古川美術館Fアワードの審査を実施いたしました。

審査日時 2025年6月20日(金)

審査会場 ルブラ王山

応募総数   201点   【内訳】 大学部門 102点  高校部門 99点 

本審査点数  169点    【内訳】 大学部門  80点  高校部門 89点 

                  

■審査員

阿野 義久(画家 愛知県立芸術大名誉教授)

神田 真秋(愛知芸術文化センター総長)

久世 直幸(画家 大阪芸術大学教授)

久野 利博(美術家 名古屋芸術大学名誉教授)

櫃田 珠実(美術家 元名古屋芸術大学教授)

 

■審査結果

入選 36点    【内訳】大学部門 18点 高校部門 18点

 

厳正なる審査の結果、36点の入選が決定いたしました。

入選作の発表は、6月26日(木)、ホームページにて発表いたします。

今回は200点超の応募があり、審査員の先生方もどの作品にするか、非常に悩み審査をしてくださいました。

ご応募いただいたみなさん、ありがとうございました。

そして入選された皆さん、おめでとうございます。

まもなく、発表しますので、もうしばらくお待ちください。

 

尚、入選作品展は 8月2日(土)~8月10日(日)に開催いたします。

同期間に、昨年の大賞受賞者の福島七海さんの個展も爲三郎記念館にて開催いたします。。

8月1日(金)は13時半より、授賞式を開催いたします。

 

写真 右から
主催館館長 古川爲之
審査員 櫃田珠実先生
審査員 神田真秋先生
審査員 久野利博先生
公募展ご関係者
審査員 阿野義久先生
審査員 久世直幸先生

 

是非、皆様ご高覧ください。

 

6/22(日) 14:00~ 長谷川先生によるアーティストトークを開催

本日(6/22)14:00~、美術館展示室にて、日本画家・長谷川喜久先生による、アーティストトークを開催します。
展示作品を前に、制作時の工夫や、技法、どのような思いで描いたのか等、お話くださる予定です。

14時までに、1F展示室前にお集まりください。参加費無料(別途入館券必要)です。