爲三郎記念館でリボー様による馬頭琴のコンサート「秋の調べ」を開催いたしました。リボー様は内モンゴルにつたわるユネスコ無形化遺産に認定されている「オルディンドー(長歌)」を馬頭琴(弦が2本のモンゴルの楽器)で演奏する名手です。あいにくの雨のため、当初予定した庭園に特設した檜舞台ではなく、館内での演奏となりましたが、甘く切ない馬頭琴の調べが館内に響きわたり、リボー様独特の音楽をご来館の皆様にお楽しみいただけました。
10月17日と18日の2日間にわたり、爲三郎記念館内と庭園檜舞台で和んぱく会 IN 爲三郎記念館 芸どころ尾張名古屋「日本舞踊・華道・茶道・陶芸の競演」を開催いたしました。
谷口剛久先生(茶道表千家古今庵)による茶席、小川珊鶴先生(花道家 平成芸術花院主宰)によるいけ花のパフォーマンス、西川まさ子先生(日本舞踊西川流家元補佐)による舞踊が檜舞台で披露され、そして、邸内には今年4月にご逝去されました故三代加藤春鼎先生(陶芸家)の作品が展示されました。また、今年は福原寛先生(笛方)が加わり、茶道、華道、日本舞踊、陶芸と笛のコラボレーションになりました。
10月12日(月・祝)午前11時15分からと午後3時からの2回、爲三郎記念館の庭園に特設した檜舞台で琴のコンサートを開催しました。
出演いただきましたのは、八島興作様、岡本瑠美様、瀬川侑瑛子様です。
書家 故長谷川牧風先生の屏風を背に優雅な琴の調べをお楽しみいただきました。