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古川美術館 特別展「髙山辰雄 平松礼二 松村公嗣 ~文藝春秋表紙絵とその芸術」

髙山辰雄、平松礼二、松村公嗣。独自の日本画を作り上げた三人は、『文藝春秋』表紙絵を描き、それぞれにバトンをわたしてきました。髙山辰雄は、生きることの神秘を感じさせる精神性の高い絵画を追及し、日展を舞台に活躍し、文化勲章を受章。『文藝春秋』では1987年から13年間、身近な風景や人物を題材としながら無限なる世界を表現し珠玉の時を刻んできました。
平松礼二は、革新的な日本画を目指し、「路」シリーズや、日本絵画の本質的な装飾性に着目した「ジャポニスム」シリーズを展開しています。『文藝春秋』では2000年から11年間、日本各地や日本と縁の深い外国を旅して、新しい日本画の創造をしてきました。
そして2011年から現在まで表紙絵を描く松村公嗣は、院展を主な舞台として活躍しています。国内外の風景や自然、人との出逢いから得た感動を多彩なテーマで展開し、時に叙情的に、時に力強く、いのちの輝きを表現してきました。
本展では、『文藝春秋』の表紙絵という一年の流れの中で描いてきた作品をご紹介すると同時に、髙山辰雄、平松礼二、松村公嗣が、日本画家として表現してきた大作も同時に展覧します。

また、関連展覧会として以下を予定しています。
*愛知大学豊橋キャンパス 愛知大学記念館「平松礼二 特別展覧会」2019年11月開催予定
*松坂屋美術館(名古屋)「愛知県立芸術大学学長退任記念 松村公嗣展―巡る」2019年11月2日~17日

髙山辰雄「緑風」文藝春秋表紙絵1995年6月号  公益財団法人角川文化振興財団蔵

平松礼二「竹林にて(宮崎)」文藝春秋表紙絵2004年6月号 町立湯河原美術館寄託

 

松村公嗣「サマルカンドのひと」文藝春秋表紙絵2018年10月号

髙山辰雄「青衣の少女」1984年 公益財団法人角川文化振興財団蔵

 

平松礼二「春山水・ジャポン」2003年 町立湯河原美術館蔵

松村公嗣「はだか祭」(部分)2007年

 

 会期  2019年10月19日(土)~12月8日(日)
 休館日  月曜日 ただし、11月4日(月・振休)は開館、翌日休館
 主催  公益財団法人古川知足会  
 後援

  愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、愛知県公立大学法人愛知県立芸術大学、愛知大学、
  中日新聞社、CBCテレビ、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
 

協力  松坂屋美術館
 Pコード  チケットぴあ前売り販売Pコード769-905
 【販売期間】 8月8日(木)~12月8日(日)
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

爲三郎記念館特別展「茶 -祈りと楽しみ- 千宗屋好み興福寺中金堂献茶道具初公開」

国内外から今、最も注目されている茶人武者小路千家家元後嗣千宗屋氏。伝統を継承する一方で今に生きる茶の湯と茶人の姿を紹介します。
抹茶の風習と文化は12世紀末~13世紀に禅宗と共に伝わり、千利休によって体系づけられました。時代によって茶の趣向は異なるものの、≪もてなす≫という茶の精神は時代と共に脈々と伝わってきました。各時代の茶人によって試行錯誤が重ねられ、昇華されて現在に伝わります。本展ではその≪もてなす≫という精神に着眼し、茶人としてその精神を体現し、魅力ある趣向、作為を追求する千宗屋氏の茶の湯に迫ります。
古美術から現代アートに至るまで造詣が深く、現代の茶の湯を追求する武者小路千家家元後嗣千宗屋氏は、国内外問わず茶の湯の文化の普及に尽力しています。その鋭い感性は時として利休再来と称され、茶の湯に新たな兆しを与えました。
本展では法相宗興福寺の御協力を得て、2018年10月に行われた奈良興福寺の伽藍の中枢である中金堂落慶法要献茶にて使用され、奉納された茶道具を一般に初公開します。天平文化をコンセプトに千宗屋氏がプロデュースした茶道具は、まさに今の茶の湯を象徴した、若くそして力強いエネルギーに満ち、洗練された世界を見ることができます。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の全領域を駆使する生活文化の総合芸術である茶の湯。千宗屋氏のセレクトする作品から今に生きる茶の湯をお楽しみください。
【出品作家】≪敬称略・五十音順≫
赤木明登(塗師)加藤亮太郎(焼物師)佃眞吾(指物師)津田清和(焼物師)長谷川清吉(金物師)

法相宗大本山興福寺中金堂落慶法要茶道具一式(撮影:渞忠之)

法相宗大本山興福寺中金堂落慶法要献茶式より(撮影:渞忠之)

 

千宗屋師

 会期  2019年10月19日(土)~12月8日(日)
 休館日  月曜日 ただし、11月4日(月・振休)は開館、翌日休館
 主催  公益財団法人古川知足会
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、CBCテレビ、
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社  

 協力

 法相宗大本山興福寺、武者小路千家 公益財団法人官休庵、尾茗会

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 Pコード  チケットぴあ前売り販売Pコード769-905 《販売期間》8月8日(木)~12月8日(日)

 

古川美術館 分館爲三郎記念館同時開催 第二楽章 書だ!石川九楊展

目を瞠る斬新な創作、根底的(ラジカル)な評論、他の追随を許さず、書の表現領域を拡げつづけてきた石川九楊。2017年の夏・一ヵ月にわたった上野の森美術館での「書だ! 石川九楊展」は評判に評判をよんで尻上がりに観覧者を増やしつつ、惜しまれてお開きとなりました。
以来、石川九楊展開催を切望する声しきり。そこで、出品作を大幅に入れ替え、上野の森展とはまたガラリと異なった展覧会を当・古川美術館および分館 爲三郎記念館で開催する運びとなりました。題して「第二楽章‐書だ! 石川九楊展」。
古川美術館では、初期作品「歎異抄」全文ほか、日本古典文学を題材とした作品から、戦後詩、さらには「9.11」「東日本大震災」にちなんだ自作詩、さらには敗戦後の日本の歴史を描いた「敗戦古稀」などの近作までを展示します。
数寄屋建築の分館 爲三郎記念館では、盃千個に一盃一文字をしたためた圧巻の「盃千字文」、軸装の書や陶芸家とのコレボレーションによる文房具(筆、硯、文鎮、筆筒等)、茶道具など、書の多角的な魅力を展覧いたします。
また、特別企画として、会期中、分館 爲三郎記念館の襖四枚に古川美術館で公開制作します。石川九楊の展覧会会場での公開制作は初の試みです。完成作は会期中に爲三郎記念館にはめ込み展覧します。
書家・石川九楊の更なる歩みと今なお追い求める書の表現の宇宙をお楽しみください。

石川九楊「敗戦古稀其二」2016年 ギャラリー白い点

石川九楊「歎異抄No.18」1988年 ギャラリー白い点

 会期  2019年8月3日(土)~10月6日(日)56日間
 前期:8月3日(土)~9月8日(日)
 後期:9月10日(火)~10月6日(日)
 休館日  月曜日(但し8月12日、9月16日、23日は祝日により開館、翌火曜日が休館)
 主催  公益財団法人 古川知足会
 後援他

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、日本経済新聞社、
 CBCテレビ、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社、その他)
 あいちトリエンナーレ2019連携事業、beyond 2020  

 協力

 ギャラリー白い点、株式会社 名古屋画廊、幸兵衛窯、市之倉さかづき美術館

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

第34回風景の会絵画展「愛知を描く~平成の残したい風景」

※こちらの展覧会は終了しました。

1986年に《中部画壇に新風を》と、当時の中部地方の日本画、洋画、版画を代表する作家たちが所属団体や会派の枠組みを超えて自由な立場で集結して設立した風景の会絵画展第34回展を開催します。設立当初より松坂屋美術画廊を会場としておりましたが、2018年をもって松坂屋会場での開催が終了したことを受け、2019年の名古屋での会場は古川美術館とし、秋に例年通り豊川市桜ヶ丘ミュージアムへ巡回いたします。今年は平成から新元号へと移り変わる節目にあわせ「愛知を描く~平成の残したい風景」をテーマとし、風景の会同人がそれぞれに選び、新時代へ残したい風景を描きます。

出品作家
飯田 史朗・岩原 良仁・梅村 孝之・大島 幸夫・片山  宏・加藤  厚・加藤  勁
加藤 鉦次・加藤茂外次・木村 光宏・斎藤 吾朗・島橋 宗文・菅沼 鉄王・鈴木 喜家
袖垣 治彦・傍島 幹司・田内 公望・竹原 城文・塚本 英一・坪井 孟幸・中島 佳子
中村  英・長谷川 仂・平井 誠一・松井 和弘・松谷 慶子・松村 公嗣・村山きおえ
森岡 完介・山田 隆量

 会期  2019年7月2日(火)~ 7月15日(月・祝)
 休館日  月曜日(但し最終日16日月祝は開館)
 主催  風景の会、中日新聞社 
 協力

 古川美術館

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

分館爲三郎記念館特別展 高北幸矢インスタレーション「落花 未終景」

“老いることは美しい”と飾ることはできない。“老いることは醜い”と悲しむこともできない。“老いることは、人生を豊かにする”と容易には言えない。しかし老いの先にある終わりを認識したからこそみえる未来を見てみたい。“美しく老い、豊かに終えてゆく”最後の美しさを実現するために。   作家の言葉より
都市におけるサイン計画などの社会的価値の高いデザインを創出してきた高北幸矢は、2012年よりアーティストとしてインスタレーションを展開してきた。
高北がインスタレーションを展開するきっかけとなったのは、15年程前に見た落花の椿の夢である。一面を覆い尽くす真っ赤な椿は地面におちてもなお、その命を輝かせていた。高北が椿を見ているのか、それとも椿に見られているのか。それはむせ返るような匂いさえも感じる夢であったという。その死してもなお咲き続ける椿に自らを重ね、≪生きる力と美≫を見出したのである。
本展では、丹念に彫り続けられた椿で高北の胸中にある二面性を表現する。光と影、陰と陽、美と醜、生と死。それらは互いに照らし合い、補いながら終焉の美しさへと昇華していく。最後の美しさを求めて進化する高北幸矢の椿が爲三郎記念館で開花する。

 会期  2019年5月18日(土)~7月15日(月・祝)
 休館日  月曜日(ただし7/15は開館)
 主催  公益財団法人古川知足会
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、CBC、
 愛知芸術文化協会
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社  

 協力

 あいちトリエンナーレ2019 beyond2020

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 Pコード  769-614 《販売期間》3月20日~6月30日

 

古川美術館企画展「Color ~色彩からのメッセージ~」

※こちらの展覧会は終了しました。

私たちの身の回りには、Color=色があふれています。色は大前提として現実を再現する役目を持っていますが、美術作品における色は、主題や構図とともにとても重要な要素を占めています。そして色の機能や意味は多種多様であり、私たちは色を通して作品の主題、心理的状況など、作者からの様々なメッセージを受け取ります。メッセージの受け取り方は、観る者の文化的背景や、それまでの人生経験に左右されるため、すべて同じ内容にはなりません。しかし、色には古今東西、万国共通のイメージというものがあることもまた、忘れてはいけません。
本展ではそんな様々な機能や意味を持つ美術作品の“色”に着目し、美術作品を通して、色がもたらすイメージやメッセージだけでなく、主題の意味合いをより強く印象付ける色、作家の思いや思考を表す色など、色がもたらす様々な視覚的、心理的効果を読み解きます。

 会期  2019年5月18日(土)~ 6月30日(日)
 休館日  月曜日
 主催  公益財団法人古川知足会  
 後援

  愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社

連携事業  あいちトリエンナーレ2019 beyond2020
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

分館爲三郎記念館特別展 高北幸矢インスタレーション「落花 未終景」

“老いることは美しい”と飾ることはできない。“老いることは醜い”と悲しむこともできない。“老いることは、人生を豊かにする”と容易には言えない。しかし老いの先にある終わりを認識したからこそみえる未来を見てみたい。“美しく老い、豊かに終えてゆく”最後の美しさを実現するために。   作家の言葉より
都市におけるサイン計画などの社会的価値の高いデザインを創出してきた高北幸矢は、2012年よりアーティストとしてインスタレーションを展開してきた。
高北がインスタレーションを展開するきっかけとなったのは、15年程前に見た落花の椿の夢である。一面を覆い尽くす真っ赤な椿は地面におちてもなお、その命を輝かせていた。高北が椿を見ているのか、それとも椿に見られているのか。それはむせ返るような匂いさえも感じる夢であったという。その死してもなお咲き続ける椿に自らを重ね、≪生きる力と美≫を見出したのである。
本展では、丹念に彫り続けられた椿で高北の胸中にある二面性を表現する。光と影、陰と陽、美と醜、生と死。それらは互いに照らし合い、補いながら終焉の美しさへと昇華していく。最後の美しさを求めて進化する高北幸矢の椿が爲三郎記念館で開花する。

 会期  2019年5月18日(土)~7月15日(月・祝)
 休館日  月曜日(ただし7/15は開館)
 主催  公益財団法人古川知足会
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、CBC、
 愛知芸術文化協会
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社  

 協力

 あいちトリエンナーレ2019 beyond2020

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 Pコード  769-614 《販売期間》3月20日~6月30日

 

特別展Collector’s exhibition「日本の巨匠」

※こちらの展覧会は終了しました。

Collector’s exhibitionとしてアートコレクターが収集した秘蔵の一級品を紹介する展覧会を初めて開催します。美術の愛好家たちが選び、プライベート空間で愛でてきた珠玉の美術品を、【次世代に残したい30人】に厳選し紹介します。国全体が大きく変貌を遂げた時代、明治の幕開けと共に島国日本は長い鎖国から解き放たれ、他国の影響を受けながら文化を発展させてきました。その立役者となったのが切磋琢磨して己の芸術を追究した芸術家たちです。近代日本画の礎を築きあげた横山大観、竹内栖鳳。山水画から風景画というジャンルの道しるべとなった川合玉堂。浮世絵から美人画という花形絵画を確立した鏑木清方、上村松園。洋画を見れば、油絵具の質感にもがき苦しみながら日本の洋画を作り出した梅原龍三郎、美しい一本の線を求め続けた宮本三郎など。日本のアートシーンはこうした芸術家たちによって支えられてきました。平成から改元する今だからこそ、後世に残したい30人の巨匠をとりあげ、激動する美術界を支えた日本画・洋画英雄たちの個の輝きを紹介します。
【出品作家一例】
《日本画》横山大観、竹内栖鳳、川合玉堂、前田青邨、安田靭彦、鏑木清方、上村松園、
     東山魁夷、高山辰雄、杉山寧、平山郁夫、加山又造 他
 《洋画》梅原龍三郎、安井曽太郎、レオナール・フジタ、荻須高徳、中村 彝、中川一政、三岸節子 他

 会期  2019年3月16日(土)~5月6日(月・祝)
 休館日  月曜日
 ※ただし4/29、5/6は開館 4/30は休館
 主催  公益財団法人古川知足会  
 後援

  愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社

協力  あいちトリエンナーレ2019パートナーシップ事業
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 Pコード  769-456 【販売期間】1/22〜5/6

分館爲三郎記念館特別企画「漆・浅井啓介」展

こちらの展覧会は終了しました。

「漆」・「漆器」は英語にすると「japan」と呼ばれ、まさに日本を代表する素材です。
温暖湿潤な気候の中で育った漆の木から採取される日本漆は、日本の気候と日本人の美意識、そして匠の技によって手を加えられてきました。漆は防水性・耐熱性・耐久性を高める他にも、麗しい深みのある色や独特の質感、光沢とあたたかくやわらかみのある手ざわり、気品に満ちた風格を与えます。本展ではそうした漆の表現の可能性を追求する漆芸師・浅井啓介の漆の世界を紹介します。
日展で活躍する浅井は漆を単なる伝統的な工芸品だけではなく、生活のあらゆるシーンを演出できる素材としてとらえ、漆による現代にあった空間つくりを実現しています。空間を一新する大型の壁面作品や独創性に富んだオブジェ、食卓を彩る漆は、大胆な意匠の中に緊張感のある丁寧な手仕事を見ることができます。漆芸に向き合い、現代のニーズにあった漆の展開を見せる浅井の今に生きる漆工芸をお楽しみください。
また期間中は浅井による器でカフェメニューを提供いたします。(別途有料)五感を使って楽しめる爲三郎記念館ならでは作品との語らいをお楽しみください。

 会期  2019年3月16日(土)~4月7日(日)
   ※4月9日(火)~5月6日(月・祝)は季節の設えとなります。
 休館日  月曜日
 主催  公益財団法人古川知足会
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社  

 協力

 あいちトリエンナーレ2019パートナーシップ事業

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

 

古川美術館新春展「日本のこころ~つながる美」

※こちらの展覧会は終了しました。

5月に新元号へと切り替わり、新たな時代の幕開けとなる2019年。平成最後を飾る古川美術館の所蔵品展となる新春展では、先人の築いてきた日本美に注目し、受け継がれていく日本のこころを伝える日本画、洋画、工芸品をご紹介します。
日本美の象徴とされた「富士」と「桜」、新春にふさわしい華やかな「祝い」、雪月花に代表される詩情あふれる「自然美」をキーワードに、長きに渡り受け継がれてきた日本の美意識をお楽しみいただきます。歴史的な節目となる年にちなみ、日本の歴史や文学の登場人物、歴史的建造物などを描いた作品もご紹介します。芸どころ名古屋の基礎を築いた德川宗春を描いた加藤正音「尾張春風伝 德川宗春」も初公開。横山大観、川合玉堂、前田青邨、上村松篁、片岡球子らの伝統的な日本美から、現代作家の描く日本美まで、様々につながる美の形、日本のこころをお楽しみ下さい。

 会期  2019年1月2日(水)~3月3日(日)
 休館日  月曜日休館(但し、1月14日、2月11日(月・祝)は開館、両翌日(火)は休館)
 会場  古川美術館
 主催   公益財団法人古川知足会
 後援  愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

平成30年度古川美術館特別展「日本画家 木村光宏 〜山紫水明を描く〜」

※こちらの展覧会は終了しました。

日本には万年の雪を頂き優美な姿でそびえたつ山々、美しく煌めく海に浮かぶ大小の島々、紅葉に彩られた美しき錦のような森や湖があります。そして四季折々に変化し、繰り広げられる自然の美しきドラマを写しとる風景画家・木村光宏。日本画の岩絵具の美しさを生かしながら、大画面に雄大な自然を描き出すその手法は、木村光宏ならではの世界です。
古川美術館では平成26年(2014年)に「日本画家 木村光宏の世界」(会期:3/15~5/11(日)として、画業初期の人物画から、日展特選作品、群像表現から風景画への転換から、近年の国立公園シリーズを展覧する回顧展を開催しました。
2回目の開催となる本展では、国立公園シリーズや、故郷である信州を描いた作品などを中心に、木村光宏が描き出した美しき日本の風景を紹介します。雄大なる山々、そこに冴え冴えと輝く月、静かなる湖や樹林、迫力ある滝など、木村によって描き出された日本の山紫水明をどうぞご覧ください。
また、木村は閑輝会・朱生会を主宰し、後進の指導も積極的に行っています。本展では日展特選を受賞した朱生会の主力作家6人を選抜し、作品を紹介します。

 会期  平成30年10月20日(土)~12月16日(日)
 休館日  月曜日休館
 会場  古川美術館
 主催   公益財団法人古川知足会
 後援  愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

特別展「ジュディ・オング倩玉 木版画の世界 ~作家ジュディ・オング倩玉の魅力~」

※こちらの展覧会は終了しました。

歌手・女優として世界で活躍するジュディ・オング。もう一つ忘れてはならないのが、木版画家・ジュディ・オング倩玉としての活動です。幼いころから絵を描くのが大好きで、25歳の時に出会った井上勝江の木版画に魅了され、井上に師事して木版画を始め、そこでも才能を開花させます。彼女のテーマは一貫して日本家屋と花です。特に日本家屋は全国各地の旧家や神社仏閣を自ら取材して、印象深い構図と、木版画ならではの力強い線と、繊細な表現で日展の入選を重ね、2005年には特選を受賞するなど、輝かしい実績を残しています。古川美術館ではこれまでに3回にわたり、ジュディ・オング倩玉の木版画作品をご紹介してきました。4度目の開催となる今回は、日本家屋を題材とした初期作品から日展特選受賞作はじめ、最新作までを通して見える画業の充実、そして彼女が「人生において、いつもともにあった」と語る花の作品をご紹介します。そして直接の師である井上勝江の作品、そして井上の師匠・棟方志功の肉筆画と書も展示し、ジュディ作品の源流、師の系譜をご紹介します。志功の最後の愛弟子である井上の作品は、モダンな構図で、白黒の世界でありながら、色彩を感じさせ、初期のジュディ作品にも大きな影響を与えています。また、ジュディ・オング倩玉が所蔵する棟方志功の肉筆画(倭画)である「神・御説・蓬莱之図」は、『何でも鑑定団』(テレビ愛知の2/20放送)にも出品されたもので、鶴亀や松竹梅、龍など吉祥の象徴を画面いっぱいに描き、原色の絵の具を多用した鮮やかな色彩が目を引く逸品です。また、ジュディ氏が続けている日本介助犬協会のサポート大使としての活動や、介助犬協会のTシャツのイラスト原画も展示します。
本展では、木版画家ジュディ・オング倩玉だけでなく、素顔のジュディ・オングの魅力にも迫ります。

 会期  平成30年8月4日(土)~10月8日(月・祝)
 休館日  月曜日
 ※ただし9/17、9/24、10/8は開館 9/18、9/25は休館
 主催  公益財団法人古川知足会  
 後援

  愛知県、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、社会福祉法人日本介助犬協会
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 Pコード  469-112 【販売期間】6/1~10/8

爲三郎記念館 愛知県立芸術大学陶磁専攻柏会30周年記念展-柏会の軌跡-

愛知県立芸術大学陶磁器専攻科は歴史と伝統に培われた一大陶産地を背景とし、人々の暮らしを見据えた陶磁の在り方を模索するため平成元年に設立され、暮らしの中の陶磁器など、建築陶磁など次世代を担う人材を育成しています。
その設立30周年を記念した本展では、教授、卒業生、修了生、現役の学生の中から現在活躍し、今後が期待できる作家を一堂に展覧します。
柏会は、日本の“やきもの”の伝統を現代に生かすことを考え日々研究をしています。特に日常の生活の中で使えるものを制作することにこだわり、《日常で使われ形を変えてきたものこそが陶磁器の伝統を作っている》という理念のもと日本の食文化を支えてきた器を発表してきました。
本展では、そうした研究に立脚した《自分らしい》挑戦から生まれた個性に注目し、それぞれの作家の作品の魅力に迫ります。
次世代を担う陶芸家たちの≪今≫をお楽しみください。

 会期  平成30年8月4日(土)~10月8日(月・祝)
 休館日  月曜日
 
ただし9/17、9/24、10/8は開館 9/18、9/25は休館
 主催  公益財団法人古川知足会  愛知県立芸術大学美術学部
 後援

 愛知県、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社  

 備考

 三越美術画廊にて愛知県立芸術大学陶磁専攻柏会30周年記念展-柏会の軌跡-特別企画展示
「酒器とつまみの器」を開催します。会期は8月29日(水)~9月4日(火)

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 Pコード  469-112 【販売期間】6/1~10/8

 

風景の会 〜30年の歩み〜

※こちらの展覧会は終了しました。

風景の会は、《中部画壇に新風を》との思いで加藤金一郎が、会派を超えて上原欽二、平川敏夫らと創立したものです。第1回展「中部画壇に新風を」として開催後、第2回展「木曽三川を描く」、第3回「街道を描く」と、年ごとにテーマ、取材地を決めて開催しています。また日本を代表する富士をテーマとした「平成の富嶽百景」、中部地方から飛び出して、北方四島をテーマとするなど、意欲的な活動をしています。そして平成5年(1993)年には、愛知県芸術文化選奨文化賞を団体として受賞しました。
その《風景の会》は2015年に設立30年を迎え、現在も自身の風景を求め向き合う作家たちが活躍しています。ここで30年の一つの節目とし、古川美術館を会場に、これまでの風景の会の歩みを振り返る展覧会を開催します。1986年の風景の会設立者の加藤金一郎から、現在会で活躍する作家まで、《風景の会》展出品作を中心に展示し、テーマや会の歩みを振り返りながら、それぞれが追求してきた風景を展示します。
《風景の会》設立30年余の会の歩みを振り返り、中部画壇に遺してきた足跡や、風景表現への意欲的な取り組み、その意義に光を当てるとともに、風景表現はどのように変貌してきたのか、これからの風景とは何か、その可能性に迫ります。

《出品作家》
ー物故作家ー
加藤金一郎 上原欣二 平川敏夫 市川晃 成田陽

ー現会員ー(50音順)
飯田史朗 岩原良仁 梅村孝之 大島幸夫 片山 宏
加藤厚 加藤勁 加藤鉦次 加藤茂外次 木村光宏
金原テル也 斎藤吾朗 島橋宗文 菅沼鉄王 鈴木喜家
袖垣治彦 傍島幹司 田内公望 竹原城文 塚本英一
坪井孟幸 中島佳子 中村 英 長谷川仂 平井誠一
松井和弘 松谷慶子 村山きおえ 森岡完介

   平成30年5月26日(土)~7月16日(月・祝)
 休館日  月曜日
 主催  公益財団法人古川知足会 風景の会
 共催  中日新聞社
 後援  愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 
 特別協力  松坂屋美術画廊
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 チケットぴあ  Pコード 768-962  ◎販売期間 4月20日(金)~ 7月1日(日)

分館爲三郎記念館 特別企画 第11回国際絞り会議 in Japan 名古屋会議

絞り染めは世界でも最も古い模様染めで、紀元前から行われてきました。エジプトや南米、そしてアジアではインドが古く、それが中国、日本に伝わりました。日本の古いものでは正倉院や法隆寺に伝わっている布に絞り染めが施されているものが見られ、絞りの起源を伝えると共に、現在では日本の宝としてその高い技術をうかがい知ることができます。本展ではそうした日本の絞りの起源に着目し、今もなお京都、大分、愛知での産業として定着している絞りのルーツを、日本の染織史家・染色家吉岡幸雄氏の協力のもと紹介いたします。
吉岡幸雄氏は、自身の研究のため膨大な古裂(ごぎれ)を所蔵されています。その中には、正倉院宝物と同時期の8世紀に制作されたものもあり、現在でも古の人々の染色技術、絞り技術の高さを伝えるものとして貴重です。本展ではその正倉院期の古裂を中心に、日本で美しい発展を遂げた絞りを時代を追って紹介し、現在まで絞りがどのように発展してきたかをご紹介する内容となっています。
また、本展はワールド絞りネットワーク(World Shibori Network、WSN)が主催する第11回国際絞り会議(11th International Shibori Symposium in Japan)の名古屋会場の一つとして開催いたします。
名古屋は、第1回国際絞り会議の開催地であり、さらにワールド絞りネットワークの本部があります。本展は山形での本会議のプレイベントとして開催されるもので、名古屋城、名古屋市博物館の2会場と共同で行います。名古屋城では名古屋城築城と関わりのある有松絞りの起源をたどるものを、名古屋市博物館では有松鳴海の嵐絞りを展開し、古川美術館では日本の絞りのルーツを紹介することで3会場で絞りの諸要素を紹介します。

 会期  平成30年5月26日(土)~7月1日(日)
 国際絞り会議開催は6月27日(木)〜7月1日(日)
 ※7月3日(火)〜7月16日(月・祝)は季節の設え
 休館日  月曜日
 主催  ワールド絞りネットワーク 第11回国際絞り会議名古屋実行委員会 公益財団法人古川知足会 
 後援

 文化庁 名古屋市 愛知県教育委員会 名古屋教育委員会
 NHK、中日新聞社、CBCテレビ、東海テレビ放送 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
 公益社団法人名古屋観光コンベンションビューロー 一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会 愛知県絞工業組合 有松絞商工協同組合 鳴海絞商工協同組合 有松商工会 ナゴヤファッション協会 特定非営利活動法人コンソーシアム有松鳴海絞 京都府、京都市、京都絞り工芸館 朝倉市甘木、大分市、大分合同新聞社、横手市

 協力  一般社団法人民族衣裳文化普及協会 丹羽幸株式会社 愛知善意ガイドネットワーク
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

第57回日本現代工芸美術展東海展概要

※こちらの展覧会は終了しました。

現代工芸美術展の東海展を古川美術館、分館爲三郎記念館の両館にて開催します。
用と美を兼ね揃えた工芸には、機能を主としつつ美的な処理を行う工業製品のデザインや、合理性と経済的思想から生活過程に随伴する生活工芸、ハンドメイドにこだわるクラフトなどその分野は多岐にわたります。しかしそこには、現代に生き、現代の感性で自らの世界観を追究しそれを造形化するために工芸素材を駆使し、工芸美を追究する作家の姿勢が根底にあります。
本展ではそうした今を生きる工芸の姿を紹介します。日本全国主要都市を巡回する本展は、人石川の名窯大樋焼の芸術院会員大樋年朗、同じく芸術院会員人形作家の奥田小由女、金属の宮田亮平、陶芸の亀井勝、曽根洋司をはじめ約120点の作品を一堂に公開します。
今を生き、命を灯す現代工芸の美を楽しみください。

 会期  平成30年4月29日(日・祝)~5月13日(日)
 休館日  なし
 会場  古川美術館 分館 爲三郎記念館
 主催   一般社団法人現代工芸美術家協会 現代工芸美術家協会東海会 公益財団法人古川知足会
 共催  中日新聞社 東海テレビ放送
 後援  愛知県、名古屋市、愛知県 岐阜県 三重県 名古屋市 各教育委員会、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)