第71回日本伝統工芸展名古屋展

※本展覧会は終了しました。

我が国には、世界に卓絶する工芸の伝統があります。 伝統は、生きて流れているもので、永遠にかわらない本質をもちながら、一瞬 もとどまることのないのが本来の姿であります。 伝統工芸は、単に古いものを模倣し、従来の技法を墨守することではありません。伝統こそ工芸の基礎になるもので、これをしっかりと把握し、父祖から受けついだ優れた技術を一層錬磨するとともに、今日の生活に即した新しいものを築き上げることが、我々に課せられた責務であると信じます。 昭和25年、文化財保護法が施行され、歴史上、若しくは芸術上特に価値の高い 工芸技術を、国として保護育成することになりました。私どもは、その趣旨にそって、昭和29年以来、陶芸、染織、漆芸、金工、木工、人形、諸工芸の7部門に わたり、各作家の作品を厳重鑑査し、入選作品によって日本伝統工芸展を開催してきました。
このたび、第71回展(令和6年度)を開催し、広く人々の御清鑑を仰ぎ、我が国工芸技術の健全な発展に寄与しようとするものであります。

 会期  2025年2月13日(木)~2月16日(日)
 休館日  月曜日
 会場  古川美術館・分館爲三郎記念館
 主催  公益社団法人 日本工芸会、愛知県、名古屋市、
 名古屋市教育委員会、NHK名古屋放送局、朝日新聞社
 協力
 公益社団法人古川知足会
 開館時間

 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

お知らせ
第71回 日本伝統工芸展名古屋展最終日(2025年2月16日)は展示撤去のため15時に閉館します。最終入館は14時半までとなります。