桜の間

桜の間
桜の間の見所の一つは、天井画のプロローグとなる壁画で、田村能里子氏によって制作された「季の嵐」です。
天から舞い散る桜吹雪は、壁をつたい、見ている私たちのもとに降り注ぐかのようです。
中庭に面した丸窓からは、刻々と表情を変える光の中で風に揺れる
孟宗竹 (もうそうちく) を垣間見ることができます。
☆田村能里子氏 HP
http://tamuranoriko.yukigesho.com/index.html
天井画 「季の嵐」 田村能里子
天井に描かれているのは、愛知県出身の洋画家、田村能里子作の「季の嵐」(1996年制作)。
燃えるような紅の天から降り注ぐ桜吹雪と、楽器を奏でる女性たちは、躍動する生命を象徴しています。壁画作家として知られる田村氏が手掛ける天井画は、平成8年に公開制作にて描いた作品です。
壁画「季の嵐」 田村能里子