平成27年度 古川美術館企画展「四季暦〜朱夏之章」

※こちらの展覧会は終了しました。

日本には古来、美しい四季の循環を陰陽五行説になぞらえた、「青春」、「朱夏」、「白秋」、「玄冬」といった美しい言葉があります。今年度の古川美術館では、館蔵品を通じてこの美しい四季を巡ります。
夏にあたる本展「朱夏之章」では、≪立夏≫≪入梅≫といった節気に導かれながら作品を展覧します。山々には緑が目立ち始め夏の気配を感じる≪立夏≫を皮切りに、草木も次第に生い茂り、鮎の遡上も始まる頃である≪小満≫。そして≪入梅≫は、うっとうしい雨の時季ですが、大地に潤いを与え、地を養う大切な季節です。そして夏本番となる≪少暑≫、最も暑い時期である≪大暑≫と、季節は廻っていきます。
東山魁夷、山元春挙、竹内栖鳳、鏑木清方、宇田荻邨などが描いた自然の織り成す美しい景色や人々の営みの移り変わりなど、夏の様々な諸相を、当館の所蔵品でつむぎます。
夏本番を前に一足早い“夏”をお楽しみ下さい。

 会期  平成27年5月23日(土)~7月26日(日)
 休館日  月曜日
 ※ 但し、7月20日(月・祝)は開館、5月7日(木)は休館
 主催  公益財団法人古川知足会  
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会 
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

分館爲三郎記念館特別企画 「伝統工芸創作人形展(名古屋) —日本工芸会正会員による—」展 (会期5/23〜6/21)本展は終了しました

日本の優れた伝統工芸の保存と、発展を期し、生活に潤いを与える人形の創作とその発展を目的とする展覧会。本展は公募展ではなく、日本工芸会正会員と日本工芸会東海支部の準会員・研究会員の新作約60を展示するものであり、公益社団法人 日本工芸会と、公益財団法人 古川知足会 古川美術館との共催で開催するものです。

 会期  平成27年5月23日(土)~6月21日(日)
 休館日  月曜日
 主催  公益社団法人日本工芸会/公益財団法人古川知足会  
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

分館爲三郎記念館「祝 西川流四世家元継承」展 (会期6/27〜7/5)本展は終了しました

名古屋西川流は、天保12年(1841)に西川仁蔵が江戸より名古屋に移り、初代西川鯉三郎を名乗り『西川流』を創流したのにはじまります。
約170年の歴史を刻み、全国に約4500人の名取を数えます。平成26年9月に中日劇場で開催された「第67回 名古屋をどり」で、三世家元・西川右近氏の長男・千雅(かずまさ)氏が、西川流四世を継承しました。
本展はそれを祝し西川流家元に伝わる衣装やかつら、舞台道具のほか、「名古屋をどり」などのプログラムや舞踊劇の原稿などを展示し、名古屋西川流の歴史とその代名詞ともいえる「名古屋をどり」の魅力を伝えます。

 会期  平成27年6月27日(土)~7月5日(日)
 休館日  月曜日
 主催  一般財団法人西川会 西川流/公益財団法人古川知足会  
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

※注意事項
6/22〜6/26は展示入れ替え期間として爲三郎記念館のみ休館します。あらかじめご了承ください。
なお、7/6から7/26の爲三郎記念館は、古川美術館所蔵品による季節の設えになります。