古川美術館 企画展「四季暦~青春之章」

※こちらの展覧会は終了しました。

いにしえでは、自然界や人間社会の諸現象は木・火・土・金・水の五つの要素が循環することで森羅万象の生成・変化が起こると考えられていました。そしてその考え方は季節においても応用され、春は「青春」、夏は「朱夏」、秋は「白秋」、冬は「玄冬」といった美しい言の葉で表されます。今年度の古川美術館では、館蔵品を通じてこの美しい四季を巡ります。
春にあたる本展では、青春之章と題し冬の寒さから開放され、活動を再開する生命、まさに喜びに満ちた季節・春を展示します。現在では人生の若々しく溌剌とした時を青春といいます。それはまさに季節になぞらえると≪春≫といえるでしょう。命芽吹く青春、美しく咲き誇りあたりを明るく演出する花、凍てつく寒さから徐々に温かみをまし色付く風景、春を感じさせる食、初々しい可憐な少女像など、≪春≫を様々な観点から味わいます。

 会期  平成27年3月14日(土)~5月10日(日)
 休館日  月曜日
 ※ 但し、5月4日(月・祝)は開館、5月7日(木)は休館
 主催  公益財団法人古川知足会  
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会 
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

古川美術館 分館爲三郎記念館特別展「メイド・イン・愛知-工芸の架け橋」

古きよき伝統を今に繋ぐ工芸。自然とのかかわりや手仕事を大切にするライフスタイルがますます支持される現在において、工芸はまさに注目されている分野といえます。ここ愛知県は、全国でも有数の工芸の盛んな地です。日本六古窯に数えられる瀬戸・常滑の陶芸を筆頭に和紙、漆、石工、七宝、多くの工芸家たちがここ、東海地方で自らの技を磨き、芸術性を深く追求しています。こうした作家たちの手仕事は、過去から現在、そして未来へと受け継がれていくべき愛知の財産といえるでしょう。本展では愛知で生まれ、伝統の中で育まれ、作家の感性のよって研ぎ澄まされた技の数々を紹介します。愛知に縁のある工芸を、愛知県芸術文化選奨受賞の作家、今の時代を代表する作家、そして各分野の新しい風・若手作家の作品を合わせて展示します。各ジャンルの熟練と新進気鋭の技をお楽しみください。

 会期  平成27年3月14日(土)~5月10日(日)
 休館日  月曜日
 ※ 但し、5月4日(月・祝)は開館、5月7日(木)は休館
 主催  公益財団法人古川知足会  
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、あま市教育委員会、岡崎市教育委員会、
 尾張旭市教育員会、新城市教育員会、瀬戸市、瀬戸市教育委員会、常滑市教育委員会、
 豊田市教育委員会、碧南市教育員会
 株式会社CBCテレビ
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)