※こちらの展覧会は終了しました。
Collector’s exhibitionとしてアートコレクターが収集した秘蔵の一級品を紹介する展覧会を初めて開催します。美術の愛好家たちが選び、プライベート空間で愛でてきた珠玉の美術品を、【次世代に残したい30人】に厳選し紹介します。国全体が大きく変貌を遂げた時代、明治の幕開けと共に島国日本は長い鎖国から解き放たれ、他国の影響を受けながら文化を発展させてきました。その立役者となったのが切磋琢磨して己の芸術を追究した芸術家たちです。近代日本画の礎を築きあげた横山大観、竹内栖鳳。山水画から風景画というジャンルの道しるべとなった川合玉堂。浮世絵から美人画という花形絵画を確立した鏑木清方、上村松園。洋画を見れば、油絵具の質感にもがき苦しみながら日本の洋画を作り出した梅原龍三郎、美しい一本の線を求め続けた宮本三郎など。日本のアートシーンはこうした芸術家たちによって支えられてきました。平成から改元する今だからこそ、後世に残したい30人の巨匠をとりあげ、激動する美術界を支えた日本画・洋画英雄たちの個の輝きを紹介します。
【出品作家一例】
《日本画》横山大観、竹内栖鳳、川合玉堂、前田青邨、安田靭彦、鏑木清方、上村松園、
東山魁夷、高山辰雄、杉山寧、平山郁夫、加山又造 他
《洋画》梅原龍三郎、安井曽太郎、レオナール・フジタ、荻須高徳、中村 彝、中川一政、三岸節子 他
会期 | 2019年3月16日(土)~5月6日(月・祝) |
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休館日 | 月曜日 ※ただし4/29、5/6は開館 4/30は休館 |
主催 | 公益財団法人古川知足会 |
後援 |
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協力 | あいちトリエンナーレ2019パートナーシップ事業 |
開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
Pコード | 769-456 【販売期間】1/22〜5/6 |
分館爲三郎記念館特別企画「漆・浅井啓介」展
こちらの展覧会は終了しました。
「漆」・「漆器」は英語にすると「japan」と呼ばれ、まさに日本を代表する素材です。
温暖湿潤な気候の中で育った漆の木から採取される日本漆は、日本の気候と日本人の美意識、そして匠の技によって手を加えられてきました。漆は防水性・耐熱性・耐久性を高める他にも、麗しい深みのある色や独特の質感、光沢とあたたかくやわらかみのある手ざわり、気品に満ちた風格を与えます。本展ではそうした漆の表現の可能性を追求する漆芸師・浅井啓介の漆の世界を紹介します。
日展で活躍する浅井は漆を単なる伝統的な工芸品だけではなく、生活のあらゆるシーンを演出できる素材としてとらえ、漆による現代にあった空間つくりを実現しています。空間を一新する大型の壁面作品や独創性に富んだオブジェ、食卓を彩る漆は、大胆な意匠の中に緊張感のある丁寧な手仕事を見ることができます。漆芸に向き合い、現代のニーズにあった漆の展開を見せる浅井の今に生きる漆工芸をお楽しみください。
また期間中は浅井による器でカフェメニューを提供いたします。(別途有料)五感を使って楽しめる爲三郎記念館ならでは作品との語らいをお楽しみください。
会期 | 2019年3月16日(土)~4月7日(日) ※4月9日(火)~5月6日(月・祝)は季節の設えとなります。 |
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休館日 | 月曜日 |
主催 | 公益財団法人古川知足会 |
後援 |
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協力 |
あいちトリエンナーレ2019パートナーシップ事業 |
開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) |