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古川美術館 分館爲三郎記念館同時開催「愛知の工芸2020」展

2015年に「メイドイン愛知」と題し<愛知県産>に着目した工芸展を開催しました。そして二回目となる本展では<作家と素材>に光を当てこの地で活躍する工芸作家を紹介します。
日本の手仕事・工芸は、長い歴史の中で伝統と伝承、作家と職人などいくつもの課題を抱えながら発展し、現在では世界に誇るツールにまで成長してきました。工芸の<工芸=用+美>というイメージはまさに工芸の成り立ちとその中で戦い続ける作家たちを象徴しているといえるでしょう。使うことから始まった工芸から、工業とは一線を画した美しさを求める工芸へ。長い年月をかけ、絵画に匹敵する我が国の文化として成長した背景には、作家たちの素材との向き合う真摯な姿を見ることが出来ます。多くの作家は土、漆、石、木、糸、布などの工芸的素材の制約の中で、その素材からもたらされる技術を習得し、その技術を糧に自らの目指す表現を求め制作し、再度、素材と向き合い、そして技術を高めていく。本展ではそうした工芸と真剣に向き合う現代作家を有識者により約65名を選考していただきました。とりわけここ、愛知県は《モノづくり》としても有名です。それは物流の良い土地柄と豊かな自然素材に恵まれて雄大な土地を有していたことが関係し、工芸と工業・産業が共に発展してきた。現に現在でも有数の工芸都市として日本でも上位に位置します。このように工芸に適した都市愛知において、伝統、創作、前衛、クラフトといった垣根を越えた作家の交流展を開催します。

加藤令吉「宙‐光幻」

名倉鳳山「光陵硯‐Maschera inca」

 

梅本孝征「色絵流加彩器」

 会期  2020年3月14日(土)~5月6日(水)
 休館日  毎週月曜日
 主催  公益財団法人古川知足会  
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、CBCテレビ、東海テレビ放送
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社

チケット販売所

 セブンイレブンチケット(セブンコード:083-683

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)