現在の展覧会

古川美術館企画展「おいしい たのしい なつかしい」

古川美術館の所蔵品から、「おいしい」(たべもの、食べることにかかわるもの)、「たのしい」(遊び、祭り)、「なつかしい」(昔の風景、風俗)をテーマとし、静物画、風俗、人物画、風景画や工芸品を展示します。
「おいしい」では、季節の食べ物や食器などを描いたもの、工芸作品を展示します。「おいしそう」と感じるものから、飲酒にまつわる詩などを題材とした書、酒器や食器などまで、食べることや飲むことにまつわる作品を展示します。
「たのしい」では、遊びや祭り、花見、舟遊びや酒宴、狩を描いた作品に加え、香道具、香箪笥などの工芸品を展示します。古今の遊び(祭も含む)にまつわる美術を楽しみます。
「なつかしい」は、新規収蔵となる石河彦男「電線風景」(池下の電車基地や火の見櫓)をはじめ、昔の耕作風景、茅葺の家など、古き良き時代、昔の情景を描いた風景画を展示します。
「おいしい」「たのしい」「なつかしい」の3つの視点から所蔵品を楽しみます。

向井久万「紅蕪」古川美術館

竹内栖鳳「松魚」古川美術館

 会期  2024年3月2日(土)~4月14日(日)
 休館日  月曜日 
 会場  古川美術館
 主催  公益財団法人 古川知足会
 後援
 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

 

 

爲三郎記念館特別展 「Scenery~景色とつながる4つのメソッド」

爲三郎記念館に素材や手法が異なる4人のアーティストが集います。近藤正勝(絵画)、中田ナオト(陶)、三田村光土里(写真・インスタレーション)、米山より子(和紙・金工)が途切れていた不確かで、おぼろげな記憶や気配、みえなくなっていたものを掘り起こして読み解きながら、かつてこの邸宅に住んでいた主へのオマージュともなるそれぞれの表現で景色、Sceneryをつむぎだします。

 会期  2024年3月2日(土)~4月14日(日)
 休館日  毎週月曜日
 会場  公益財団法人古川知足会 爲三郎記念館(旧古川爲三郎邸)
 主催  公益財団法人古川知足会
 後援
 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 招聘作家  近藤正勝(画家)   ※50音順
 中田ナオト (陶芸家)
 三田村光土里(美術家)
 米山より子(造形家)   
 協力  江坂恵里子  ユネスコ・デザイン都市なごや推進事業実行委員会