芸術寸法-床の間芸術から会場芸術への展開

※こちらの展覧会は終了いたしました。

床の間芸術とは、日本家屋の床の間の空間全体を彩ること。それは掛け軸を掛けるのみならず、花で床を飾るなど、まさに日本の空間演出といえます。一方床の間芸術に反発するように生まれたのが、美術展会場を埋め尽くすほどの大型作品です。このダイナミックな作品は、会場をあまりにも気にした大衆芸術として批判され、会場芸術といわれました。両者は反発しながらも日本美術に新しい道筋をもたらします。
本展では床の間から会場へ展開した芸術のスタイルを中心に、様々な‘芸術の寸法(サイズ)’を紹介します。根付のように掌で味わう芸術や、読んで字のごとく卓上で味わう芸術など。新規収蔵品を交え様々な芸術のスタイルを紹介し、それらが生まれた背景と共にそれぞれの芸術の寸法(サイズ)の味わいをご紹介します。

 
 会期  平成26年8月9日(土)~10月5日(日)
 休館日  月曜日
 ※9月15日(月・祝)は開館、翌16日(火)は休館
 主催  公益財団法人 古川知足会 
 後援

 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会 
 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社

 特別協力

 国際根付彫刻会

 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 ※夜間開館:9月5日は午後8時まで開館