古川美術館企画展「四季のおくりもの~くらべてみるみる」

※こちらの展覧会は終了しました。

万華鏡のように刻々と移り変わる自然の彩や草花、そこに集う鳥などの生き物。それら「四季のおくりもの」に惹かれて描いた東山魁夷、森田りえ子、福田平八郎らの作品を紹介します。本展の切り口は「くらべてみる・みる」。二つの作品を見くらべながら楽しくご紹介します。
嶋谷自然、田村能里子など、個性的な画家が描いた季節の異なる二つの作品を並べると、両作品に共通する作家の特性が際立ちます。また、類似したテーマを「日本画と洋画」などジャンルの異なる作家が描くと、画材ごとの魅力が伝わってきます。上村松篁と上村淳之、郷倉千靭と郷倉和子の「親子画家」。その他、「紅葉」「梅雨の花」「茜空」「屏風で巡る四季」など様々な切り口からご覧いただきます。それぞれの作品を比較しながら鑑賞してみると、画家が感動したポイントや描きたかったもの、画家の特色が浮かびあがってきます。作品との新しい出会い、発見をお楽しみください。

 会 期  2023年7月1日(土)~7月30日(日)※月曜日休館
 会 場  古川美術館
 主 催  公益財団法人 古川知足会
 後 援  愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社
    スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
 チケット販売
 チケットぴあ Pコード:686-459 
 セブンイレブンコード: 100-675  
 ファミリーマートコード:cn-36247      
  販売期間:6/19~7/30

 

爲三郎記念館「彫刻家 森克彦展/翼果の帰郷展」

愛知県立旭丘高等学校美術科で38年間教職を務め、2022年3月に退職された彫刻家森克彦とその教え子13人による展覧会です。尾張旭市在住の森克彦は、人間や昆虫、枯葉などの自然の造形物をモチーフに、記憶のかけらや原風景を形にした詩的で趣のある作品を制作しています。これまで新制作展と個展を中心に、精力的に作品を発表してきました。
展覧会名の「翼果の帰郷」とは、羽をつけたカエデの種が遠くへ飛んで行き、ブーメランのようにまた里へ帰ってくることをイメージしています。森克彦に教えを受け彫刻の道を歩むこととなった卒業生は、作品の素材も活動領域もそれぞれに異なり、彫刻分野の多様性を体現しています。  
数寄屋造りの爲三郎記念館に、森克彦による彫刻作品10数点と、卒業生13人それぞれの作品数点ずつを入り組んだ形で展覧します。多彩な芸術家たちによる作品の共鳴をお楽しみください。

【出品作家】
森克彦、村尾 里奈 、磯部 友孝、鈴木 紹陶武、浅野 健一、杉浦見奈子、森 靖、中野 岳、柄澤 健介、𡈽方 大、後藤 あこ、宮木 菜月、丹羽 啓、川角 大和
(卒業年順、同年五十音順)

 会期  2023年6月3日(土)~7月30日(日)※月曜日休館
 休館日  毎週月曜日
 会場  公益財団法人古川知足会 爲三郎記念館(旧古川爲三郎邸)
 主催  公益財団法人古川知足会 彫刻家 森克彦展/翼果の帰郷展 実行委員会
 後援
 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、愛知県立芸術大学
 助成
 公益財団法人野村財団
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
 チケット販売