爲三郎記念館「彫刻家 森克彦展/翼果の帰郷展」

※こちらの展覧会は終了しました。

愛知県立旭丘高等学校美術科で38年間教職を務め、2022年3月に退職された彫刻家森克彦とその教え子13人による展覧会です。尾張旭市在住の森克彦は、人間や昆虫、枯葉などの自然の造形物をモチーフに、記憶のかけらや原風景を形にした詩的で趣のある作品を制作しています。これまで新制作展と個展を中心に、精力的に作品を発表してきました。
展覧会名の「翼果の帰郷」とは、羽をつけたカエデの種が遠くへ飛んで行き、ブーメランのようにまた里へ帰ってくることをイメージしています。森克彦に教えを受け彫刻の道を歩むこととなった卒業生は、作品の素材も活動領域もそれぞれに異なり、彫刻分野の多様性を体現しています。  
数寄屋造りの爲三郎記念館に、森克彦による彫刻作品10数点と、卒業生13人それぞれの作品数点ずつを入り組んだ形で展覧します。多彩な芸術家たちによる作品の共鳴をお楽しみください。

【出品作家】
森克彦、村尾 里奈 、磯部 友孝、鈴木 紹陶武、浅野 健一、杉浦見奈子、森 靖、中野 岳、柄澤 健介、𡈽方 大、後藤 あこ、宮木 菜月、丹羽 啓、川角 大和
(卒業年順、同年五十音順)

 会期  2023年6月3日(土)~7月30日(日)※月曜日休館
 休館日  毎週月曜日
 会場  公益財団法人古川知足会 爲三郎記念館(旧古川爲三郎邸)
 主催  公益財団法人古川知足会 彫刻家 森克彦展/翼果の帰郷展 実行委員会
 後援
 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、愛知県立芸術大学
 助成
 公益財団法人野村財団
 開館時間  午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
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