※こちらの展覧会は終了いたしました。
四季折々で姿をかえる雄大な自然は画家たちの心を捉え、数多くの作品を生み出してきました。例えば川合玉堂は誰もが郷愁を覚えるような日本の風景を、向井潤吉は豊かな自然を残す長閑な武蔵野の風景に慈しみの眼を向け描き続けました。それらの作品からは時代とともに移り変わっていく自然や都市の変化とともに、画家たちの自然への想いや意識の変化なども読み取ることができ、風景画を観る楽しみの一つとなっています。
本展では古川美術館所蔵品の中から、近現代の日本画と洋画の風景画を展示します。自然と向き合い自然との対話の中で描きだそうとした画家たちの世界や心を探りながら、心に残る一枚の風景を探す旅へとご案内します。
期間 | 平成21年6月27日(土)~8月16日(日) |
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休館日 | 月曜日休館 |
会場 | 古川美術館 |
開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) ※7月20日(月・祝【海の日】)は開館、翌7月21日(火)は休館 |
夜間開館 | 午前10時~午後8時 (入館は午後7時30分まで) ※7月の毎週金曜日(3日、10日、17日、24日、31日) ※7月4日(土)、7日(火・七夕) |
料金 | 大人1,000円 / 高・大学生500円 / 小・中学生300円 ※古川美術館、爲三郎記念館共通券となります。
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主催 | 財団法人 古川会 |
後援 | 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 |
分館爲三郎記念館 同時公開
分館 爲三郎記念館も同時公開し、初代館長・爲三郎遺愛の品から七夕やお盆など、節句や季節にちなんだ設えをしています。夏を涼しく過ごす工夫が随所に施された数寄屋建築で、昔ながらの日本の夏をお楽しみください。毎週金曜は夜20時まで延長開館し、庭園内ライトアップもお楽しみいただきます。また、7月1日(水)~7月7日(火)は七夕Weekとして邸内にて七夕飾りを実施します。 短冊に願いを託し、節句を楽しんでみませんか。
なお、同期間中は和装の方の入館料も半額になります。是非ご利用ください。
古川美術館主催「第13回こども絵画コンクール」
テーマ:「いちばん だいすきな ひと・もの・ふうけい」」
恒例の古川美術館主催「こども絵画コンクール」。
13回目の本年度は、 “いちばん だいすきな ひと・もの・ふうけい”をテーマに作品を募集、東海3県在住の小学生以下の子どもたちから計963点の素敵な絵が集まりました。その中から、100点を『古川美術館賞』として選出、当館3階特設会場にて展示します。本コンクールは、古川美術館で現在開催中の企画展「心に残る風景」の入館券で観覧いただけます。コンクール期間中、小学生以下は入館料無料となります。
こどもたちのだいすきな世界をどうぞ展覧会と併せてご覧ください。
展示期間 | 2009年7月18日(土)~8月16日(日) |
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題・テーマ | 『いちばん だいすきな ひと・もの・ふうけい』 |
展示場所 | 古川美術館 3階特設会場 |
料金 | 現在開催中の企画展「心に残る風景」入館券でお入りいただけます。 ※こども絵画コンクール開催期間中は小学生以下は入館無料 |