※こちらの展覧会は終了いたしました。
絵画や工芸の世界などでみられる技の継承。歴史の中で脈々に受け継がれる美にはさまざまなものがあります。私たち日本人が四季折々の姿を見せる自然に心をよせ、美しいと感じることの出来る美意識、床の間に掛けられた掛け軸から自然を楽しむ美術との親しみ方、新しい命が芽生え、成長する春に様々な縁起物や吉祥文で祝うなどさまざまな風習はその地で生活する人々の知恵から生まれ現在でも受け継がれているものです。美術や工芸は、そのような平凡な日常生活の中で創意と工夫によって練り上げられてきた知恵と美意識が融合したものになります。
本展ではこうした歴史の中から生まれた美術を中心に、日本の風習を絵に託したもの、人々の願いを受けて発展してきた絵画を始め、典雅な意匠と成功を極めた工の技が光る作品などをご紹介し、歴史の中で脈々と受け継がれた美の系譜をご紹介します。
期間 | 平成22年1月2日(土)~2月14日(日) |
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休館日 | 毎週月曜日 ※1月11日開館 1月12日(火)休館 |
会場 | 古川美術館 |
開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
料金 | 大人1,000円 / 高・大学生500円 / 小・中学生300円 ※古川美術館、爲三郎記念館共通券となります。
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主催 | 財団法人古川会 |
後援 | 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 |
分館 爲三郎記念館 同時公開
古川爲三郎生誕120年を記念して-この道~爲三郎の軌跡~
初代館長・古川爲三郎の生誕120年を記念して、爲三郎が終の棲家とした記念館を遺愛の品々で演出します。また、爲三郎の誕生日にちなみ、1月16、17日の2日間は爲三郎に焦点をあてた特別ギャラリートークと生誕120年を記念した刊行物をプレゼントします。数寄屋造りを彩る品々で爲三郎の軌跡をお楽しみください。
ギャラリートーク日時
1月16日(土)、1月17日(日) 各日14:00~(分館爲三郎記念館のみ)