※こちらの展覧会は終了いたしました。
絵画の起源説のひとつに、ギリシアの少女が恋人の姿を永遠にとどめたいという願いから、壁に映った愛しい人の影を木炭でなぞったという言い伝えがあります。多くの画家を魅了し、古今東西問わず変わらぬモチーフとして描かれた人の姿は、美しい曲線と調和のとれた豊かな色彩があり、今日その姿は、さまざまなに表現されています。本展では滑らかな色面と繊細な筆使いで細密な曲線の美しさを放つレオナード・フジタ(藤田嗣治)の女性像から、生涯ダンサーを描き続け、洗練された肉体を通じて、彼らの持つ感情や緊張、人間のもつ身体の美しさをとらえたロバート・ハインデル。東郷青児のような作者の主観によってデフォルメされたかたちを持つもの、そして豊かな色彩を充分に伝える伊藤清永の裸婦像などを通じて、人のかたち、美しい人体の中に描かれた画家の思いを紹介していきます。
期間 | 平成21年8月29日(土)~10月18日(日) |
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休館日 | 月曜日休館 |
会場 | 古川美術館 |
開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) ※9月21、22、23日、10月12日は開館、9月24日(木)、10月13日(火)休館 |
夜間開館 | 午前10時~午後8時 (入館は午後7時30分まで) ※毎週金曜日(9月4日、11日、18日、25日 10月2日、9日、16日) ※9月5日(土) 10月3日(土) |
料金 | 大人1,000円 / 高・大学生500円 / 小・中学生300円 ※古川美術館、爲三郎記念館共通券となります。
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主催 | 財団法人 古川会 |
後援 | 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 |
協賛 | NAGOYAまちじゅうGA芸術祭 |
分館爲三郎記念館 同時公開
分館 爲三郎記念館も同時公開し、季節ごとにテーマを設け、初代館長・爲三郎遺愛品で数寄屋空間を演出します。また、邸内の喫茶スペース(有料)も通常メニューに加え、季節のメニュー、プレゼント特典などもお楽しみいただきます。なお、毎週金曜、第1土曜は夜20時まで延長開館し庭園内ライトアップいたします。