※こちらの展覧会は終了いたしました。
古川美術館は、初代館長古川爲三郎のコレクションをもとに1991年11月に開館し、20周年の節目を迎えました。20周年記念となる本展では、古川美術館の名品と、これまでに特別展を開催してきた美術館にゆかりの深い現代作家をご紹介します。古川美術館所蔵品からは、横山大観、上村松園、前田青邨、東山魁夷など、近現代日本画を中心に古川美術館を代表する名品を展覧します。また、特別展開催の作家から、髙山辰雄と市野龍起(2002年開催)、平松礼二(2002年開催)、松村公嗣(2004年開催)、ジュディ・オング倩玉(1999年、2005年開催)らの作品を展覧いたします。また、特別出品として、2008年日本藝術院会員に就任され、現在地元で注目を集める重鎮、藤森兼明(洋画)、山本眞輔(彫刻)の作品をご紹介する他、地元の誇る名匠加藤卓男(多治見)、加藤釥(瀬戸)の陶芸作品も展覧します。地元を中心とした注目の作家たちの作品と、古川美術館の名品の数々をご堪能ください。
会場 | 古川美術館 |
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会期 | 2011年10月15日(土)~12月18日(日) |
開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) ※12月9日(金)(夜8時まで開館、最終入館は午後7時30分まで) |
休館日 | 月曜日休館 |
観覧料 |
古川美術館との共通券
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主催 | 財団法人 古川会 、中日新聞社 |
協賛 | 西川コミュニケーションズ株式会社 |
後援 | 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 |
分館 爲三郎記念館 特別展「作家たちの古今~20年の歩み
古川美術館の開館20周年を記念し、中部地区を代表する4名の陶芸作家を招聘し、それぞれの作家の表現、歩んだ軌跡を紹介します。
1991年11月に開館しました古川美術館では、開館に先立ち、陶芸の町・東海地方の若手陶芸家を集めた「明日への現代工芸」を開催し、若き陶芸家たちの自由な表現をご紹介しました。美術館開館20周年を迎える本年、「明日への現代工芸」でご紹介した作家を再び招聘し、作家の過去(20年前)に発表した作品とそして最新作を展示します。作家がそれぞれ歩んだ20年、そこで追求した技の数々を紹介します。
≪七代 加藤幸兵衛氏プロフィール≫ 1967年 朝日陶芸展 最高賞受賞 1968年 日展特選受賞(‘56) 1980年 日本新工芸展新工芸会員賞受賞、外務省買上 1982年 日本新工芸展審査員就任 1991年 (社)日本新工芸家連盟理事就任 1995年 七代 加藤幸兵衛を襲名 1998年 第20回都市文化奨励賞受賞 2006年 父卓男の逝去に伴い、ペルシア陶技の継承を決意し、日展を退会する 2009年 国際的な活躍と美濃陶芸界の発展及び後進の指導・育成の貢献により、第42回東海テレビ賞を受賞 現 在 (社)日本新工芸家連盟理事相談役・審査員 |
≪加藤令吉プロフィール≫ 1953年 450年の歴史を持つ背戸釜の22代目として生まれる 1979年 朝日陶芸展 陶芸賞 1985年 日展特撰(‘97) 1988年 瀬戸市文化センター企画「加藤令吉陶芸展」出品 1992年 愛知県芸術文化センター企画「東海の作家たち展」 1996年 中国景徳鎮「瀬戸陶磁展」出品 中国江西省陶瓷研究所に作品収蔵 1999年 第21回都市文化奨励賞受賞 2001年 瀬戸市新世紀工芸館「展開する瀬戸の現代陶芸」 2002年 平成13年度愛知県芸術文化撰奨文化賞受賞 現在 名古屋造形大学客員教授 |
≪寺田康雄プロフィール≫ 1982年 朝日陶芸展グランプリ受賞 1987年 青森新空港陶壁(奈良岡正夫氏と共作) 1990年 美山・康雄展 故宮博物院『金滴壷』収蔵(台北) 1990年 日本競輪会館(前橋)モニュメント作成 1994年 朝日現代クラフト展招待 1996年 中京大学豊田学舎に桃山時代の「大窯」を復元・焼成 2005年 風の球体(中京大学豊田キャンバス) 2006年 A&Dギャラリー(ロンドン) 2009年~愛知淑徳大学教授 各地で個展を開催 |
≪竹内真吾プロフィール≫ 1979年 愛知県窯業職業訓練校修了 二代加藤春鼎氏に師事 1982年 瀬戸にて独立築窯 日本伝統工芸展(‘85‘86‘87‘88‘94) 1984年 朝日陶芸展(‘86‘87‘88‘91‘99) 1985年 長三賞陶芸展 長三賞 日本陶芸展(‘93) 1986年 国際陶磁器展美濃(‘05) 1998年 フレッチャーチャレンジ陶芸展(ニュージランド) 2002年 アジア太平洋地区国際現代陶芸招待展(台湾) 2004年 台湾国際陶芸ビエンナーレ展 (‘08) 2005年 世界陶磁ビエンナーレ国際公募展 特別賞(韓国)(‘07) 2006年 現代陶芸その未来展(松坂屋名古屋本店) |
会場 | 分館 爲三郎記念館 |
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会期 | 2011年10月15日(土)~12月18日(日) |
開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) ※12月9日(金)(夜8時まで開館、最終入館は午後7時30分まで) |
休館日 | 月曜日休館 |
観覧料 |
古川美術館との共通券
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主催 | 財団法人 古川会 、中日新聞社 |
協賛 | 西川コミュニケーションズ株式会社 |
後援 | 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 |
現代の名工と花の共演
☆挿花協力:未生流玉光・華アカデミー 谷村晃甫 教授会一同
【谷村晃甫プロフィール】
未生流玉光家元、華アカデミー総長
NHK文化センター講師、朝日カルチャーセンター講師
1941年高知県生まれ。
未生御流、種田泉甫師らに師事した後1978年皇国聖未生流11代を継承、未生流玉光と改称し家元に就任。
1985年神戸に華アカデミー創設 学院長就任、1993年同名古屋校、1995年同東京校を開設。
TV・雑誌やイベントなど多方面で活躍中。
内外のVIPの装花も多数手がける。
2000年ベスト・オブ・ウェディング・イン・モナコ においてフラワーコーディネーターを務める。
同時開催のブーケコンテスト審査員。
2004年三笠宮崇仁親王殿下米寿、百合子妃殿下傘寿のお祝いパーティーにてお祝い花披露。
2005年谷村晃甫 総長就任、谷村薫甫 学院長就任。
海外活動も精力的に行い、世界30カ国で日本の花文化を紹介している。