財団設立30周年記念 『逸品セレクション展』 初日をむかえました

本日、当財団設立30周年を記念する所蔵名品展『逸品セレクション展』の初日をむかえました。

当財団は、創立者の故古川爲三郎が戦前から長年にわたって集めた美術品を私蔵することなく、広く一般の方々に公開して美術に親しんでいただこうという趣旨で、昭和62年9月に財団法人古川会として設立しました。
その後、美術館準備室として約2年間の活動をへて、平成3年4月に古川美術館を開館し本格的な展示を始めました。
初代館長の没後、「わたくしが大好きなこの住まいを、みなさんの憩いの場として使っていただきたい」という遺志を受けて、平成7年11月からは、古川爲三郎の私邸を古川美術館の分館「爲三郎記念館」として開館し、庭園と数寄屋造りの「爲春亭」、茶室「知足庵」などの公開を始めました。
また、こうした様々な活動を通じた地域の文化向上への貢献が認められ、平成23年8月に公益財団法人への移行認定を受け、同時に、名称を公益財団法人古川知足会へ変更いたしました。

今回開催する展覧会は、古川爲三郎が収集した約2,800点にのぼる所蔵品の中から、近代日本画を中心として、油彩画、陶磁器、工芸品などの優品をご紹介いたします。
古川爲三郎遺愛の逸品と出会い、優品と語り合うひとときをご堪能ください。

■会期:前期 2017年8月5日(土)~9月10日(日) 後期9月16日(土)~10月9日(月祝)※前後期で展示内容を入れ替えます。
■会場:古川美術館(絵画編) 分館爲三郎記念館(工芸編)
■時間:午前10時~午後5時 ※最終入館は午後4時30分までにお願いいたします。
■休館:毎週月曜日
■料金:大人1,000円 高大学生500円 小中学生300円 ※前後期セット割引1,500円など各種割引がございます。

※各種イベントも開催いたします。詳しくはお問い合わせください。(電話:052-763-1991)