古川美術館 特別展「日本画の今~若手作家の挑戦」

※こちらの展覧会は終了いたしました。

この度、古川美術館では過去2回に亘り行いました「岩絵具の可能性を求めて~名古屋発若手作家からの提言I・II」の第3弾となる「日本画の今~若手作家の挑戦」を開催いたします。
  古くから日本には伝移模写という言葉があります。それは作品を模写することから、筆致、技法、彩色などを学ぶ絵画の教育方法です。その言葉が象徴するように、日本画は人から人へ受け継がれ、私たちの感性や文化とともに発展し、親しまれてきました。そして近年の目覚しいメディアの発展や複雑化する社会環境に伴い、日本画表現も多様化し、素材や思想も自由になるなど大きく変革を遂げています。
  本展では、そんな長い歴史を背景に日本画の今を支え、これからを担う若手作家の作品を展覧し、作家それぞれの表現から日本画が今どのように受け継がれ、発展しているのかを探求します。
  また愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学、名古屋造形大学の模写事業も同時公開し、日本画を支え、未来の作家を輩出する各大学の特色ある試みをご紹介します。
  古くから受け継がれる日本画と東海三県で活躍する日本若手作家、総勢16名の‘今’をお楽しみください。
  最後に、本展開催にあたり、ご出品下さいました作家の方々をはじめ、ご協力、ご教示を賜りました多くの皆様に心からお礼を申しあげます。

若手作家プロフィール

特別開催 愛知県立芸術大学・名古屋芸術大学・名古屋造形大学3大学の模写作品公開
若手作家展開催期間を3期に分け、各大学の模写事業を順次公開いたします。

名古屋芸術大学
前期:5月2日(土)~5月17日(日)
サン・ヴァンサン大聖堂(フランス)壁画「聖母の御眠り」
摸写作品 「聖母の御眠り」

名古屋造形大学
中期:5月19日(火)~5月31日(日)
「大久佐八幡宮 三十六歌仙絵札」再現摸写(36枚のういち12枚 予定)
小牧市文化財指定「大久佐八幡宮 三十六歌仙絵札」(36枚のういち12枚 予定)

愛知県立芸術大学
後期:6月2日(火)~6月14日(日)
「伝平重盛像・伝源頼朝像・伝藤原光能像摸写」

期間 平成21年5月2日(土)~6月14日(日)
休館日 毎週月曜日
※ゴールデンウィーク中(5月2日~5月6日)は開館、5月7日(木)
は休館
会場 古川美術館
開館時間 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
夜間開館 午前10時~午後8時 (入館は午後7時30分まで)
※毎週金曜日(5月8日、15日、22日、29日、6月5日、12日)
※5月2日(土) 6月6日(土)
料金 大人1,000円 / 高・大学生500円 / 小・中学生300円 
※古川美術館、爲三郎記念館共通券となります。

  • 身障者及び同伴者2名様は半額
  • 当館パスポート会員同伴者4名様は半額
  • 毎週土曜日は小・中学生無料
  • 100円割引
    • 10名様以上の団体
    • 同じ展覧会へ2回目以降ご来館の方(半券ご提示)
    • 当館発行割引券又はホームページ割引券ご持参の方
    • 各種友の会会員で会員券提示の方
    • 名古屋市交通局発行の「一日乗車券」「ドニチエコきっぷ」を当日利用してご来館の方
主催 財団法人古川会 / 中日新聞社
協力 愛知県立芸術大学 / 名古屋芸術大学 / 名古屋造形大学 / 大久佐八幡宮
後援 愛知県教育委員会 / 名古屋市教育委員会 / スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社

分館 爲三郎記念館 春季公開「工芸と装いの空間」

実用品に芸術的な意匠を施し、機能性と美しさを兼ね備えた工芸品は、緻密な手作業によって作り出された“生活の中で培われた美”です。そうした工芸品は、私たちに心の余裕(遊び心)と潤いを与え、生活になくてはならないものとなっています。本展はさまざまな工芸分野の中から、波光会所属の現代の工芸作家18名を選び、昭和初期の数寄屋建築である分館 爲三郎記念館を彩ります。陶芸、紙芸、織物・皮革・染色、それぞれの工芸の特色を生かした自由な創作が生み出す多彩な工芸美をご覧ください。工芸ジャンルを超えての空間演出は、共に“生活の中で培われた美”である工芸と、数寄屋建築それぞれの魅力を引き出し合い、新たな工芸美・建築美へと私たちを誘ってくれることでしょう。

※波光会は小原和紙の山内一生氏を代表とし、加藤令吉氏、安藤工氏をはじめ、東海地方の工芸界を牽引し、“真の工芸運動の姿”を求めて活動をされている会です。

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出品作家一覧(略歴)

期間 平成21年5月2日(土)~6月14日(日)
休館日 毎週月曜日
※ゴールデンウィーク中(5月2日~5月6日)は開館、5月7日(木)
は休館
会場 分館 爲三郎記念館
開館時間 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
夜間開館 午前10時~午後8時 (入館は午後7時30分まで)
※毎週金曜日(5月8日、15日、22日、29日、6月5日、12日)
※5月2日(土) 6月6日(土)
料金 大人1,000円 / 高・大学生500円 / 小・中学生300円 
※古川美術館、爲三郎記念館共通券となります。

  • 身障者及び同伴者2名様は半額
  • 当館パスポート会員同伴者4名様は半額
  • 毎週土曜日は小・中学生無料
  • 100円割引
    • 10名様以上の団体
    • 同じ展覧会へ2回目以降ご来館の方(半券ご提示)
    • 当館発行割引券又はホームページ割引券ご持参の方
    • 各種友の会会員で会員券提示の方
    • 名古屋市交通局発行の「一日乗車券」「ドニチエコきっぷ」を当日利用してご来館の方
主催 財団法人古川会 / 中日新聞社
協力 波光会
後援 愛知県教育委員会 / 名古屋市教育委員会 / スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社