連続文化講座第6回「楽しむ茶の湯 茶席実践編」開催しました【H30.11/28】

連続文化講座第6回「楽しむ茶の湯 実践編」 として講師である尾州有楽流・拾穂園主 長谷義隆先生による茶会を午前・午後で開催しました。分館爲三郎記念館の内外の茶席を活用いただき、茶事の形式を一部取り込み、薄茶(初座)と薄茶(後座)の間に中立を挟み、庭園や、第二寄付である庭園茶室「知足庵」でも長谷先生の茶人としての感性で鑑賞ポイントを説明いただきました。

皆様には、内と外の変化に富んだ景色をお楽しみいただきつつ、趣向に富んだ長谷先生ならではの茶の湯の時間をお過ごしいただきました。

•開催日  2018年11月28日(水)
•時 間  【午前の部】10:30~12:00 【午後の部】13:30~15:00
•席 主  長谷義隆氏(尾州有楽流・拾穂園主)
•会 場  分館 爲三郎記念館「大桐の間」

初座の様子

【初座】和菓子「星雲」芳光製

庭園見学

知足庵(第二寄付)にて長谷先生よる解説

第二寄付「知足庵」から後座へは中庭からお入りいただきました

後座の様子

.【後座】干菓子「浜千鳥、行雲」芳光製

美術バスツアー「 木村光宏と巡る小原の四季桜と紅葉の旅」開催【H30.11.21】

木村光宏先生


美術バスツアー「木村光宏と巡る小原の四季桜と紅葉の旅」を実施いたし、展覧会招聘作家である木村光宏先生とスケッチ旅行に行ってきました。特に描きごたえのあったのは豊田市旧小原村に群生している秋にも咲く桜「四季桜」と紅葉のコントラストです。ご昼食は猿投温泉ホテル金泉閣で召し上がっていただきました。帰りには猿投神社や豊田の地酒菊石の酒蔵にも立ち寄り、最後に古川美術館では木村先生にアーティストトークを行っていただきました。

「霜月茶会」を開催いたしました【H30.11/15】

本日、分館 爲三郎記念館にて「霜月茶会」を開催いたしました。庭園茶室「知足庵」では初炉の薄茶席を設け、炉開きにちなみ「三部(さんべ)※織部(おりべ)、伊部(いんべ)、瓢(ふくべ)のこと」を釜、茶碗と、織部饅頭で取り合わせ、皆様をおもてなしいたしました。
また、邸内ではお食事をお楽しみいただき、霜月のひとときをゆっくりと味わっていただきました。
 
おかげさまで天候にも恵まれ、1日となり、無事茶会を終えることができました。
ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
 
 

茶花は、ハシバミと曙【椿】

三部のひとつ、釜(ひさご型)

三部のひとつ、織部は「織部饅頭」大黒屋本店製
中は、備中白小豆(こしあん)と極上の味わいでした

今回は、織部の図柄7種作っていただき、1席7名皆様にはそれぞれ異なった図柄をお楽しみいただきました

茶席の様子


邸内では、お食事(八百彦製)をお楽しみいただきました

 

木村光宏アーティストトーク開催【H30.11/14】

現在古川美術館で開催中の古川美術館特別展「日本画家 木村光宏 〜山紫水明を描く〜」の関連イベントとして、木村光宏先生による作品解説「アーティストトーク」を開催しました。大勢の皆様にご参加いただき、先生には、作家になるきっかけ、作品に対する思いや見どころなどをわかりやすくお話しいただきました。

来月12月12日(水)14:00~も木村先生がご来館くださりアーティストトークを開催いたします。貴重な機会となりますので、皆様のご参加をお待ちしております。

 

アーティストトークの様子

 

 

文化の日特別講座「名古屋の茶道文化~和菓子づくり体験」を 開催しました【H30.11.3】

文化の日にちなんだ特別講座を2部構成で開催しました。まずは、水野荘平先生(博士(文学)・愛知学院大学非常勤講師)による「名古屋の茶道文化」についての講座を。その後、分館爲三郎記念館に場所を移し、柘植千晴先生(大黒屋本店 五代目)と野呂拓也先生(菓道心如月 四代目)の手ほどきで美しい「和菓子づくり体験」をお楽しみいただきました。本日ご参加いただきました皆様、そして講師の皆様ありがとうございました。

講師紹介
画像左より水野荘平先生、柘植千晴先生

水野荘平先生に名古屋の茶道文化のお話や和菓子についてのお話をいただきました(古川美術館3階会議室)

和菓子づくり体験(分館爲三郎記念館) 画像右より講師・柘植千晴先生、野呂拓也先生

柘植先生による実演

4つの和菓子を作成いただきました

右から水野荘平先生、柘植千晴先生、野呂拓也先生