美術講演会「巨匠と言われた画家~新風・川端龍子」

平成19年11月9日(金)13:30~15:00  
場所:ルブラ王山  聴講者数:122名

本企画は、2部構成で鈴木高氏、岡信孝氏によって“川端龍子”をご紹介いただきました。その様子をご紹介します。

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会場の様子

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講師の岡信孝氏と鈴木高氏

 

 

 

 

 

【1部】 

第1部 講師:鈴木高先生

第1部 講師:鈴木高先生

講師:鈴木 高氏(川端龍子研究者)
鈴木高氏は、龍子の画に魅了され、自らの職をご退職された後、学芸員資格を取得。生前の龍子とのかかわり合いから龍子の画家としての姿のみならず家族との接し方、ひととなりにほれこみ、丹念に研究を重ねられてきた方です。川端龍子記念館の顧問学芸員としても活躍されています。
今回は、龍子記念館にある龍子手描きの作品解説等を用いながら、本展出品の作品についての解説いただきました。また、龍子の生家等をご紹介しつつ、龍子の人生、美術館構想、会場芸術についてなどの龍子の目指した芸術をご紹介いただきました。

【2部】 

第2部 講師:岡信孝先生

第2部 講師:岡信孝先生

講師:岡信孝氏(日本画家))
川端龍子を祖父にもつ岡氏は、龍子の誘いにより陶芸から日本画の世界へと転向し、その後、龍子の唱えた会場芸術を龍子とともに発展させてきた画家です。龍子の画家としての厳しい姿と祖父としての優しい姿をご講演して頂きます。 今回は、川端龍子の知られざる一面と、本展の中心である雪月花、松竹梅展が開催された当時のお話と、当時の知られざる裏話などを紹介いただきました。