現在両館にて開催中の「日本現代工芸美術展東海展」は全国に巡回する展覧会です。
ここ東海展の会場となる古川美術館、分館爲三郎記念館では、建物の特異性を活かし、先生方にご無理を申し上げ、茶会に使用する作品を創っていただきました。
そしてその作品を使用して、お茶会「出品作家の作品による茶会」を行いました。 本展にご出品下さっている現代工芸美術家協会の先生方は、伝統的な技法を駆使し、新しい工芸の在り方を追求する団体です。工芸が美術になりうる可能性を追求し、今を生きる先生方の美意識の詰まったお茶道具で「伝統と革新」とテーマにしたお茶会を2日間にわたり行いました。
【席主】平成30年5月9日(水) ●主菓子/かるかん「新樹(しんじゅ)」両口屋製
- 1席目 10:10~ 曽根 洋司(出品茶道具/茶碗・菓子器・水指・建水・蓋置)
- 2席目 10:55~ 浅井 啓介(出品茶道具/茶碗・菓子器・棗・建水)
- 3席目 11:30~ 波多野正典(出品茶道具/茶碗・菓子器・水指)
- 4席目 13:00~ 竹河いみ子(出品茶道具/茶碗・菓子器)
- 5席目 13:45~ 梅田 洋(出品茶道具/茶碗・菓子器)
- 6席目 14:35~ 尾関 祐二(出品茶道具/茶碗・菓子器)
【席主】2日目/平成30年5月10日(木) ●主菓子/錦玉こなし「匠」両口屋製